総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにAcer(以下、エイサー)の5G対応モバイルルーター「Acer Connect M4D 5G Mobile WiFi」と見られる「Acer Connect 5G Mobile WI-FI [M4D]」の電波法に基づく工事設計認証(いわゆる「技適」)を相互承認(MRA)によって2026年4月29日(水)付けでMiCOM Labsを通じて取得しています。
認証番号は「210-265262」。これにより、エイサーの日本法人である日本エイサーがAcer Connect M4D 5G Mobile WiFiを日本で発売する準備を進めていることが明らかとなりました。なお、すでにエイサーの日本向け公式WebサイトにもAcer Connect M4D 5G Mobile WiFiの製品Webページが掲載されており、海外では2026年6月より順次発売となるため、日本でもそう遠くないうちに発売されるのではないかと予想されます。
エイサーではかつてはスマートフォン(スマホ)などの携帯電話ネットワークに対応したコネクティビティー製品を開発・販売していましたが、スマホについては現在はインド市場においてエイサーのブランドを提供しているのみで、自社で開発はしていない状況となっています。そうした中で昨年にモバイルルーター「Acer Connect」シリーズを海外で発表し、コネクティビティー製品に再参入していました。
Acer Connectシリーズはこれまで「Acer Connect M4 5G Mobile Hotspot」や「Acer Connect M6E 5G Mobile Wi-Fi」などが投入されており、さらに今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」に合わせて新商品となるAcer Connect M4D 5G Mobile Wi-Fiを発表していました。同社では日本市場への導入可否、導入時期および想定売価は現時点では未定としていましたが、今回、技適を通過したことで日本で発売される見込みであることが明らかになりました。
Acer Connect M4D 5G Mobile Wi-Fiは5GやWi-Fi 6に対応したモバイルルーターで、テザリングの同時接続数が最大16台までサポートされているため、家族や友人、同僚と接続を共有でき、指先操作で最大15時間連続の接続を利用できます。またnanoSIMカード(4FF)スロットのほか、eSIMとvSIMに対応したトリプルSIMとなっており、135カ国・地域以上の5Gネットワークにアクセス可能で、どこにいても常に最適な信号を捕捉して高速接続と素早い転送を体験できます。
また高度なWPA2・WPA3による暗号化やファイアウォール、SIMロック、画面のPINロック、VPNに対応しているため、データの安全性を確保しており、ネットワーク経由のソフトウェア更新(OTA)によって常に最新の脅威から保護されます。さらにUSB接続によるテザリングにも対応しており、WindowsやmacOS、ChromeOS、Linuxで、USBケーブルを直接接続してより安定した5G ネットワーク接続を実現します。
最大10件のeSIMプロファイルとプロバイダーに対応し、お気に入りのインターネットサービスプロバイダー(ISP)からデータプランを購入でき、Wi-Fiインターネットサービスプロバイダー(WISP)を有効にし、既存のWi-Fiのアクセスポイント(AP)に接続して他の製品とインターネットを共有できます。さらにドッキングステーションを使えば、LAN(RJ45)経由で5Gネットワークが利用でき、WANを介してWi-Fiを共有したりして強力なモバイルワークステーションとしてセットアップできます。その他、コンパクトなデザインと長いバッテリー持続時間、柔軟な接続オプションで市場のニーズに応えるようになっています。
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