ライカ監修カメラ搭載の新フラッグシップスマホ「AQUOS R11」を写真や動画で紹介!Snapdragon 8s Gen 4や5100mAhなど【レポート】

SHARP AQUOS R11's review!
Leicaカメラ搭載の新フラッグシップスマホ「SHARP AQUOS R11」をファーストインプレッション!

既報通り、シャープは16日、同社が展開する「AQUOS」ブランドのおける新商品としてドイツの光学機器メーカー「Leica Camera(以下、ライカ)」が監修したカメラシステムを搭載する新しいフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R11(アクオス アールイレブン)」を発表しました。日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「AQUOS R11(型番:SH-M35)」が量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)から販売され、それぞれ2026年7月9日(木)より順次発売され、すでに6月16日(火)10時より順次予約受付が実施されています。

価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webショップ「COCORO STORE」( https://cocorostore.jp.sharp/ )では512GBストレージモデルが163,900円で、ビックカメラやヨドバシカメラなどの一部の量販店では512GBストレージモデルが179,520円の10%(17,952ポイント)還元による実質負担額161,568円となっています。またメーカー版を2026年8月20日(木)までに購入して2026年8月27日(木)までに応募するともれなく10,000円がキャッシュバックされる『AQUOS R11 デビューキャンペーン』が実施されます。

またNTTドコモから「AQUOS R11 SH-51G」、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から「AQUOS R11(型番:A601SH)」も販売され、ともに256GBストレージモデルとなっており、2026年7月上旬に発売され、6月16日(火)10時より予約受付が実施されています。価格はNTTドコモ版が公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などの直営店では162,470円、SoftBank版が公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などの直営店では156,960円とのこと。

さらにNTTドコモ版では残価設定方式の販売施策「いつでもカエドキプログラム」を利用して23カ月目に返却して次の機種もNTTドコモで購入した場合には24回目支払額(残価)の48,840円が免除されて実質負担額113,630円、SoftBank版では販売施策「新トクするサポート+」を利用して25カ月目に返却して次の機種もSoftBankで購入した場合には残債が免除されて他社から乗り換え(MNP)なら実質負担額83,760円となります。これらのNTTドコモ版やSoftBank版でも『AQUOS R11 デビューキャンペーン』が実施され、それぞれ10,000ポイントが進呈されます。

本記事では都内にて開催された『スマートフォン「AQUOS R」・スマートウォッチ・スマートリング新製品発表会』にて実際にAQUOS R11を試すことできましたのでその模様を写真や動画を交えて紹介したいと思います。


AQUOS R11の前面には6.5インチサイズで、大画面ながらも持ちやすい大きさに。持ってみての第1印象は「お、軽い」でした

AQUOS R11はシャープのフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズの新機種で、2020年から続くライカが監修したカメラ機能を搭載しており、初代「AQUOS R6」や第2弾「AQUOS R7」、第3弾の上位機「AQUOS R8 pro」、第4弾の上位機「AQUOS R9 pro」ではリアカメラのメインセンサーが1型でしたが、AQUOS R11では前機種「AQUOS R10」や「AQUOS R9」、「AQUOS R8」と同じく1/1.55型となっています。

ディスプレイにはシャープ独自のPro IGZO OLEDを搭載し、1〜240Hzの可変駆動による滑らかでクリアな表示と約6.5インチFHD+(1080×2340ドット)の大画面によって臨場感ある映像を楽しめ、10億色(10bitカラー)の表現力を持つ画面の美しさはそのままに、画面の明るさがピーク輝度3600nitsおよび全画面輝度1800nitsとなり、ともに約1.2倍に大幅アップしたほか、目への負担にも配慮して色味・画質は変わらずにブルーライトの量を約50%抑制しており、映画館で使われているHDR映像技術「Dolby Vision」と立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しているため、大画面による臨場感あふれる迫力の映像とサウンドの世界にじっくりと没入可能です。


スマートアウトドアビューのデモ。既存機種もソフトウェア更新でAQUOS R11と同機能にできるものの、実際に提供するかどうかは検討中とのこと

またAQUOS R9で搭載されていた明るい外光下でも見やすく、美しく表示できる「スマートアウトドアビュー」がより進化し、画面のエリアごとに映像を最適化し、暗いところを明るく、明るすぎるところを暗くするなどするようになりました。さらに防水はIPX5やIPX8に加え、高温や高圧の水にも耐えるIPX9にも対応し、引き続いて防塵(IP6X準拠)のほか、米軍調達基準「MIL-STD-810」準拠の耐衝撃や耐振動、高温、低温、氷結、低圧などの16項目の耐性能に対応し、ハンドソープでの洗浄、アルコール除菌シートでの拭き取り、耐薬品性能にも対応しています。

パンチホール部分には約5030万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、焦点距離23mm相当、画角84°)を内蔵し、マスクをしたままでも使える顔認証に対応しているほか、生体認証としては電源キーに内蔵された側面指紋センサーを搭載しています。またデュアルステレオスピーカー(レシーバー側:フルメタル型)を搭載し、それぞれの音が干渉しないようにスピーカーを本体内部の機構から独立させたボックス構造とすることによって大迫力でありながらクリアなステレオサウンドを実現し、さらに「Qualcomm Snapdragon Sound」や「8Way Audio」などにも対応して高音質な音楽を楽しめます。


画面上部中央にはパンチホールが配置。画面の周りの縁はかなり狭くなっています

画面の下側の縁は狭くなっており、最小幅1.3mm極小ベゼルで画面占有率94.5%に達しています

またAQUOS R11では画面だけでなく背面パネルともに傷や落下に強い強化ガラス「Gorilla Glass 5」(Corning製)を採用しており、ベゼルの最小幅が1.3mmとなるベゼルレスデザインで画面占有率は94.5%に達し、側面フレームは再生材アルミを使用して滑らかな手触りで、触れるたびに心地良く、美しさと環境への配慮を両立しているということです。本体色は優雅で凛としたアクセントカラーのオレンジ系となる「テラコッタ」、端正で静かなダークカラーの「ネイビー」、やさしく軽やかなニュアンスカラーの「アイボリー」の3色が用意され、サイズは約156×74×8.9mm(突起部除く)、質量は約195gとなっています。

なお、シャープでは2024年度よりAQUOSブランドを刷新して新たにデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新しましたが、AQUOS R11でもそのデザインを継承しており、外観はリアカメラを囲う円でも四角でもない“自由曲線”と不揃いなレイアウトが印象的なシンプルさと存在感を併せ持つデザインとなっています。一方、本体の角はAQUOS R10やAQUOS R9と比べると丸みのあるデザインとなりました。


AQUOS R11のアイボリーを持ってみたところ。リアカメラモジュール全体が黒くなり、周囲が縁取りされています。またおサイフケータイマークの記載がなくなりました

前機種のAQUOS R10(左)とAQUOS R11(右)を並べてみたところ。同じ6.5インチサイズながらも若干小さくなり、より持ちやすくなりました。また並べるとデザインもそれなりに違うのがわかります

AQUOS R11のカラーバリエーション。左からテラコッタ、アイボリー、ネイビーで、各色ともに艶のある質感ながらも色味のせいもあって特にネイビーでは指紋が目立ちやすく、アイボリーはほとんど指紋は目立たない感じでした

さらに新しくリアカメラリング中央部に横一線のLEDライトを搭載し、灯りで通知や着信などを穏やかに伝える新機能「アカリウム」を搭載しています。アカリウムも三宅氏の提案により実現したとのことで、灯りには自然界の色合いに着想を得た8色を採用し、さらに自然の音を収録したヒーリングサウンドと、「たき火」や川の「せせらぎ」などをモチーフにした灯りが連動して就寝前や休憩時間などに心地よい空間を演出するようになっています。


リアカメラモジュールの中央横一線に配置されたLEDによって光って通知などが行われるアカリウムのデモも行われていました。

アカリウムの設定画面。くつろぎモードではたき火やせせらぎをイメージした光と音が楽しめます

リアカメラは画質エンジン「ProPix pro」に対応した大型の1/1.55型の約5030万画素CMOS/広角レンズと約5030万画素CMOS/超広角レンズ、約3850万画素CMOS/望遠レンズのトリプル構成で、レンズはライカ監修の「HEKTOR(ヘクトール)」レンズを採用し、さらにに周囲の光を測定する14chスペクトルセンサーも搭載しており、室内照明下など色味の調整が難しいシーンでも“見たまま”に近い自然な色合いの写真を残せ、光学式手ブレ補正(OIS)に対応して暗所でもブレを抑えて撮影可能となっているほか、暗い部分のノイズを低減する画像処理技術によって星やライトの輝きを一層引き立たせた美しい夜景を撮影できます。

・約5030万画素CMOS(1/1.55型)+広角レンズ(F1.9、焦点距離23m相当、画角84°、OIS)
・約5030万画素CMOS(1/2.55型)+超広角・マクロレンズ(F2.2、焦点距離13mm相当、画角122°)
・約3850万画素CMOS(1/2.88型)+望遠レンズ(F2.4、焦点距離68mm相当、光学3倍ズーム、デジタル20倍ズーム、OIS)


AQUOS R11のリアカメラのでっぱり具合。フラッグシップスマホとしては控えめ

AQUOS R10では望遠カメラがありませんでしたが、AQUOS R11ではしっかりと望遠カメラも搭載し、光学2.9倍、デジタル20倍まで対応しています

新機能としてスマートフィットズームやプライバシーセーフなどが搭載されました。なお、プライバシーセーフは当然ながらマイナンバーカードで使った場合に画像編集をした場合にNGになるようなところでは使えない可能性があるということです

さらに新搭載の「スマートフィットズーム」はAIが被写体を認識してズーム倍率を自動で調整してくれるため、片手がふさがっていてもスマートに最適な構図で撮影することができます。また影除去や台形補正、まばたき軽減などのほか、標識や看板などの文字を撮影時に自動で検出してマスキングし、SNS投稿時のプライバシー保護をサポートしてくれる「プライバシーセーフ」機能を搭載しています。他にも動画はDolby Vision撮影によって鮮やかな色彩で撮影でき、AIが被写体の動きを予測して追尾するオートフォーカスは動画にも対応しているため、被写体が一時的に物陰などに隠れても捉え続けられます。


標準カメラアプリの撮影(ファインダー)画面

写真では光学3倍(焦点距離68mm相当)、デジタル20倍(焦点距離466mm相当)に対応

動画ではデジタル15倍(焦点距離350mm相当)まで。動画も「ナイトビデオ」に対応しています

標準カメラアプリの簡易設定画面。ガイドは詳細設定で三分割や黄金比などを選択し、簡易設定ではオン・オフのみ

標準カメラアプリの詳細設定画面。引き続いてメーカー版はシャッター音のオフが可能

チップセット(SoC)は新たにQualcomm製「Snapdragon 8s Gen 4 Mobile Platform」(オクタコアCPU「3.2GHz Kryo Prime<Cortex-X4ベース>×1+3.0GHz Kryo Gold<Cortex-A720ベース>×3+2.8GHz Kryo Gold<Cortex-A720ベース>×2+2.02GHz Kryo Gold<Cortex-A720ベース>×2」、GPU「1150MHz Adreno 825」)を搭載し、従来比でCPUが約13%、GPUが約40%も性能向上しており、12GBの大容量なLPDDR5Xの内蔵メモリー(RAM)を搭載したことによってゲームや動画アプリをSNSやWebブラウザーなどの複数アプリと切り替えながら使っても快適な動作が続くようになり、さらにデータ容量の大きいグラフィック表示などのより高度な処理が要求されるシーンでは内蔵ストレージの最大12GB分を仮想メモリー化してRAM容量を補うことも可能となり、最大24GB RAMで利用可能となっています。

また放熱システムには従来比2.87倍の有効放熱面積の新構造ベイパーチャンバーを内蔵し、SoCなどの発熱を効率的に放熱して高性能パフォーマンスを持続します。さらに高い性能を活用してAI機能もより進化しており、通話の際に生成AIが会話中のキーワードを自動で抽出してメモに残す機能に対応し、通話後にキーワードを見やすくリスト化して表示てき、またメモに「日時」がある場合はカレンダーアプリへの予定追加を自動で提案して簡単に予定を登録できる機能も新たに搭載しています。


AQUOS R11の側面の様子。メタリック感のある背面とは少し違う色合いとなっているため、微妙なバイカラーといったところ。なお、フレームなどは金属素材なのでアンテナラインは多数あり

AQUOS R11の左側面はアンテナラインのみ

AQUOS R11の右側面はアンテナラインと音量上下キー、指紋センサーを内蔵した電源キーが配置されています。黒色のアクセントカラーとなっている電源キーは凹んでおり、押し間違いがないようになっています

AQUOS R11の上側面はアンテナラインとサブマイクが配置されています

AQUOS R11の下側面は外部スピーカーとUSB Type-C端子、アンテナライン、メインマイク(受話口)、nanoSIMカードスロットのトレイが配置されています

nanoSIMカードスロットを引き出したところ。nanoSIMカードスロットはSIMピンを使わずに爪などを引っ掛けて開けるタイプ

その他の仕様では256GBまたは512GB内蔵ストレージ(UFS4.1)、5100mAhバッテリー(取外不可)、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子(USB3.2 Gen 1、DisplayPort 1.4)、Wi-Fi 7に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4GHzおよび5GHz、6GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 6.0、おサイフケータイ(FeliCa)、NTC Type A/B、位置情報取得(デュアルバンドA-GNSS:GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、ハイレゾ音源など。

携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、対応周波数帯は以下の通りとなっており、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。OSはAndroid 16ベースの独自ユーザーインターフェース「AQUOS UX 16」(Version 16.0.001)をプリインストールしており、発売日から最大3回のOSアップデートと最大5年のセキュリティーアップデートのサポートによって長期間安心して使えるとのこと。なお、3.5mmイヤホンマイク端子やワイヤレス充電、ワンセグ、フルセグ、FMラジオ、microSDカードスロットには非対応。

5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 28, 38, 39, 40, 41(AXGP), 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz


AQUOS独自機能がまとめられた「AQUOSトリック」の画面。アカリウムの設定もここから行えます

壁紙やフォントをカスタマイズして自分好みのホーム画面が作れる新機能「ホーム・デコ」も搭載

AQUOS R11の設定画面(第1階層目)。電話番号が最上部で確認できるのはAQUOSならでは

わかりにくいものの、「電話」アプリではなく、AQUOSトリックまたは「電話アシスタント」にて「自動通話録音」が利用可能

ストレージをRAMに割り当てる仮想メモリーは最大12.0GBまで

残念ながらAQUOS R11もリセットオプションに「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」はなし

デバイス情報の「規制ラベル」画面。メーカー版のAQUOS R11 SH-M35における各種番号はFCC IDが「APYHRO00341」、日本の電波法に基づく工事設計認証(R)が「001-P02287」。なお、発表会の展示機では電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)の番号は電子式では未記載でした
<AQUOS R10の主な仕様>
製品名 AQUOS R11
サイズ 約156×74×8.9mm(突起部除く)
質量 約195g
本体色 テラコッタ、ネイビー、アイボリー
ディスプレイ 6.5インチFHD+(1080×2340ドット)
有機EL「Pro IGZO OLED」
HDR表示
チップセット(SoC) Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4 Mobile Platform
CPU オクタコア(3.2GHz×1+3.0GHz×3+2.8GHz×2+2.02GHz×2)
GPU Adreno 825(最大1150MHz)
内蔵メモリー(RAM) 12GB(LPDDR5X)
内蔵ストレージ 256GB、512GB(UFS4.1)
外部ストレージ
リアカメラ 約5030万画素CMOS/広角カメラ(F1.9)
約5030万画素CMOS/超広角カメラ(F2.2)
約3850万画素CMOS/望遠カメラ(F2.9)
フロントカメラ 約5030万画素CMOS/広角レンズ(F2.2)
バッテリー容量 5100mAh(取外不可)
接続端子 USB Type-C
急速充電 最大36W
ワイヤレス充電
連続通話時間(静止時) 約3450分(VoLTE)
連続待受時間(静止時) 約710時間(4G LTE)
充電時間 約90分
生体認証 ○(顔、指紋<側面>)
防水/防塵/耐衝撃 ○(IPX5、IPX8、IPX9)/○(IP6X)/○(MIL-STD-810G)
おサイフケータイ(FeliCa/NFC) ○/○
ワンセグ/フルセグ ー/ー
ハイレゾ音源
テザリング同時接続数
[Wi-Fi/USB/Bluetooth]
10台/1台/4台
無線LAN(Wi-Fi) IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠
(2.4GHz、5GHz、6GHz)
Bluetooth Version 6.0
VoLTE/VoLTE(HD+) ○/○
SIM nanoSIMカード+eSIM(デュアルSIM)
OS Android 16
メーカー シャープ
ドコモオンラインショップ
記事執筆:memn0ck

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