前回はシャープ「GALAPAGOS」を動画を交えレビューさせていただきました。CEATEC会期中だったといこともあり、脱線させていただきましたが今回はiPadに戻ってのレビューを行わせていただきます。
初回の「電子書籍ってナニ?」では大きく2種類、「電子書籍フォーマットの電子書籍」と「アプリケーションとして配信されている電子書籍」ということでご紹介させていただきましたが、まずは「アプリケーションとして配信されている電子書籍」から取り上げさせて頂きたいと思います。
「アプリケーションとして配信されている電子書籍」では「ジャンプSQ.19D無料版」を取り上げてみましたので続きからどうぞ!
ジャンプS.Q.の場合
ということでレビューから…。ジャンプS.Q.の場合、完全にiPadアプリとして設計された電子書籍となっています。
「iPadアプリとして設計された電子書籍」ってなに?となってしまうと思うが、これはEPUBやPDF、XMDFといった規格のフォーマットで配信されているものではなく、iPhoneやiPad用にプログラムを組み、制作されたという事。
つまりは、電子書籍といえどビューアが用意され、共通の操作方法がある状態ではなく機能についても電子書籍アプリケーションによって変わってきます。
ジャンプS.Q.では電子書籍でありながら、「落としきり」でなくアプリケーションを落とした後、各作品の1ページ毎にダウンロードし、閲覧となっていた。一旦ダウンロードしたページはネットワークが無い状態でも閲覧可能(キャッシュではなく、アプリケーション再起動後もネットワークなしでも閲覧可能)。
また、EPUB等の定格のフォーマットでは実装が難しいであろう仕様(コミック検索機能等)も盛り込まれており、ここらへんは制作者、配信者の意図する動作を盛り込めるといった利点が見えるところ。
iPadは画面サイズから、一覧性が高く同じ作品であっても見開きの表示ではiPhone等の携帯サイズのディスプレイに比べ文字などが読みやすく背景や集中線などの細かい書き込みが見え、臨場感を感じられます。
ただし、サイズ的にはやはり電車内での利用は難しいかもしれない。iPadの重量では手持ちで長時間の利用は腕が疲れてくるし、視野角の広さ、ディスプレイサイズから覗き込みも気になるところです。
無料版でありながら、全編配信するなど「ジャンプSQ.19D無料版」では意欲的な試みが見られている。アプリケーションとしてtwitterの連携や書籍の購入への動線が確保されており、電子書籍としての利点もしっかりと押さえられていました。
ただ、残念ながら「無料版」を冠している通り、通常版に関しては有料での配信となり450円と若干高めの設定だ(電子書籍でないジャンプSQ. 19は590円)。開発費を含めての値段設定かもしれないが、物理的なものが残らない電子書籍はユーザとしても挑戦的な値段設定をお願いしたいところ(在庫を抱える心配もないところですし)。
さて、次回は手持ちの本などを電子書籍化する「自炊」について取り上げてみたいと思います。「自炊」行為はその是非が問われている部分だが、CDからiPodへの遷移よろしく「手持ちの本を“全部持ち歩く”」時代がくるとしたら「自炊」についてもユーザ自身が造詣を深め、より利便性が高く”まっとう”な方法でコンテンツを楽しみたいところ。
ではでは。
アプリ名:ジャンプSQ.19D無料版
価格:無料
カテゴリ:ブック
開発者:Yahoo Japan Corp.
バージョン:1.0
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
App Store:http://apps.apple.com/jp/app/id386542319?mt=8
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