「Google Sky Map」の使い方は非常にシンプルで、起動してAndroid端末を空に向けると、その方角に見えるであろう星が端末の画面に表示されます。自分の位置や向いている方角は、Android端末のセンサーが自動的に取得して画面の表示を更新してくれます。

【Google Sky Mapsでカシオペア座を表示】

【端末を北に向けると北極星が見える】

星空を見るときは、端末の画面が放つわずかな明かりも気になるものです。Google Sky Mapではメニューから「暗視モードの切り替え」を選択することで、画面が赤と黒のみで描画された暗い表示になり、星空の明かりを邪魔しない様にすることができます。

【天体観測を邪魔しない夜景モードで見るおおぐま座】

Googleらしく、星をキーワードで検索することも可能です。検索に成功すると画面に天体の方角を示すナビゲーションが表示され、目的の星を素早く探すことができます。

【星をキーワードで検索できる】

【土星を検索中。方角をナビゲーションしてくれる】

【ナビゲーションに従って土星を発見】

また「ギャラリー」として、様々な天体写真を見ることができます。ここで表示した天体は、上で紹介した検索機能で実際に探すことが出来ます。

【ギャラリーでみる「オリオン星雲」】

Google Sky Mapは実際に星空を観測するときはもちろん、昼間でも「太陽の明かりがなければその方角に見えるであろう星空」を画面で見ることができます。端末の向きに合わせて星空の表示が変わっていく様子は、普段星や天体にあまり縁がないあなたをもひきつける魅力を持っています。Google Sky Mapであなたも「バーチャル天体観測」を体験してみてはいかがでしょうか。