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本日発売開始!ソフトバンクモバイル「HTC Desire HD 001HT」 |
HTC Nipponは、本日12日からソフトバンクモバイルの最新Androidスマートフォンとして発売開始された「HTC Desire HD 001HT」に合わせて、プレス向け戦略説明会を開催しました。
HTC Desire HD 001HTのほか、これまでの歴代HTCデバイスが展示されていたほか、イー・モバイルから発売予定の「HTC Aria」やアメリカやシンガポールなどで一部販売開始しているWindows phone 7搭載機種など、多数のデバイスが展示されていました。
プレゼンテーションを行ったのは、今年8月に本社HTC CorporationのCPO(Cheif Product Officer)に就任した小寺康司氏です。小寺氏は、三菱電機などに在籍した後、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズでバイスプレジデントを勤めていた人物です。
まず、HTCの現在の状況について、世界でAndroidの5台に2台、Windows phoneの2台に1台がHTC製品であることを紹介し、HTCの出荷台数の半分以上を占めている北米市場で、昨年1年間でブランド価値が13%から48%へ上昇したと説明していました。ブランド価値の上昇だけでなく、顧客満足度も向上しており、2位につけているとのことです。
5~9月の店頭販売ではトップになっており、ここ三四半期で3倍に出荷台数が伸びているということです。これによって、世界の主要スマートフォンメーカーのひとつだということを紹介していました。

HTC Corporation Cheif Product Officer 小寺康司氏。
スマートフォンに特化したメーカーであり、これによってイノベーションをより迅速に市場に投入できるほか、フルタッチオペレーションなどのスマートフォン特有の機能に開発リソースを絞れる優位点があると説明していました。
その一例として、これまでAndroid OSの最新バージョンに対して、リリースされてから1~2ヶ月以外にアップデートを開始できているとし、今後もAndroid 2.3(Gingerbread)などが出てきた場合に、同じようなスパンで対応したいと思っているということでした。ただ、OSのリリース自体については、Androidについては、OHAによるので時期はわからないとしていました。

HTC Nippon 代表取締役社長 David Kou(デイビット・コウ)氏。
他社との差別化では、Androidについては、Sense UIというソフトウェア部分と大画面ディスプレイなどのハードウェア部分の統合という形で行っていきたいとし、AndroidのUIはまだ簡略化できるところがあるので、独自UIで展開していくと説明していました。一方で、Windows phone 7のようによくできたUIを搭載したプラットフォームである場合は、そのまま採用するといったこともあるとのことです。
最後に、HTC Desire HD 001HTの紹介をし、fastbootによって起動が非常に早いことを強調していました。電源をオンにしてから10秒でネットワークに接続して利用できるところまで立ち上がるそうです。また、HTCの独自クラウドサービス「HTC Sense.com」についても紹介し、データをバックアップすることで守ったり、逆に、遠隔操作でデータを消去するようなリモードワイプしたりもできるサービスだと説明し、端末が変わっても利用できる点でクラウドサービスをはじめたとのことでした。
まずは、Desire HDから対応しますが、既存の「HTC Desire X06HT/X06HT II」についても対応することを検討中だそうで、早いうちに対応するかしないかの答えを出したいとしていました。
さらに、今後のデバイスについても、国内の独自仕様についての対応で、Felicaなどの生活に密着したような機能についてはやらざるを得ないと考えているので、検討はしているということでした。そのままFelicaとなるのか、NFCになるのか、詳細は不明ですが、おサイフケータイ機能がHTCスマートフォンでも利用できるようになると嬉しいですね。

顧客満足度ランキング。1位はAppleとのことです。

スマートフォン市場の伸び。

既存HTCデバイスの展示。

こちらも既存機種。デザインが洗練されてきています。

ケースの中に「HTC Surround」や「HTC Mozart」などのWindows phone 7搭載機種が展示されていました。

イー・モバイル向けに発売予定の「HTC Aria」です。

HTC Ariaのイー・モバイル向けはどうなるかわかりませんが、海外向けのモデルではこのようにバッテリーカバーを開けると鮮やかな黄色のボディーとなっています。最近はこういったバッテリーカバーの中にカラフルな色をしている機種が増えているのだとか。

左から「HTC Aria」「iPhone 4」「HTC Desire HD」「GALAXY S」「DELL Streak」を比較したところです。

Windows phone 7搭載機種。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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まず、HTCの現在の状況について、世界でAndroidの5台に2台、Windows phoneの2台に1台がHTC製品であることを紹介し、HTCの出荷台数の半分以上を占めている北米市場で、昨年1年間でブランド価値が13%から48%へ上昇したと説明していました。ブランド価値の上昇だけでなく、顧客満足度も向上しており、2位につけているとのことです。
5~9月の店頭販売ではトップになっており、ここ三四半期で3倍に出荷台数が伸びているということです。これによって、世界の主要スマートフォンメーカーのひとつだということを紹介していました。

HTC Corporation Cheif Product Officer 小寺康司氏。
スマートフォンに特化したメーカーであり、これによってイノベーションをより迅速に市場に投入できるほか、フルタッチオペレーションなどのスマートフォン特有の機能に開発リソースを絞れる優位点があると説明していました。
その一例として、これまでAndroid OSの最新バージョンに対して、リリースされてから1~2ヶ月以外にアップデートを開始できているとし、今後もAndroid 2.3(Gingerbread)などが出てきた場合に、同じようなスパンで対応したいと思っているということでした。ただ、OSのリリース自体については、Androidについては、OHAによるので時期はわからないとしていました。

HTC Nippon 代表取締役社長 David Kou(デイビット・コウ)氏。
他社との差別化では、Androidについては、Sense UIというソフトウェア部分と大画面ディスプレイなどのハードウェア部分の統合という形で行っていきたいとし、AndroidのUIはまだ簡略化できるところがあるので、独自UIで展開していくと説明していました。一方で、Windows phone 7のようによくできたUIを搭載したプラットフォームである場合は、そのまま採用するといったこともあるとのことです。
最後に、HTC Desire HD 001HTの紹介をし、fastbootによって起動が非常に早いことを強調していました。電源をオンにしてから10秒でネットワークに接続して利用できるところまで立ち上がるそうです。また、HTCの独自クラウドサービス「HTC Sense.com」についても紹介し、データをバックアップすることで守ったり、逆に、遠隔操作でデータを消去するようなリモードワイプしたりもできるサービスだと説明し、端末が変わっても利用できる点でクラウドサービスをはじめたとのことでした。
まずは、Desire HDから対応しますが、既存の「HTC Desire X06HT/X06HT II」についても対応することを検討中だそうで、早いうちに対応するかしないかの答えを出したいとしていました。
さらに、今後のデバイスについても、国内の独自仕様についての対応で、Felicaなどの生活に密着したような機能についてはやらざるを得ないと考えているので、検討はしているということでした。そのままFelicaとなるのか、NFCになるのか、詳細は不明ですが、おサイフケータイ機能がHTCスマートフォンでも利用できるようになると嬉しいですね。

顧客満足度ランキング。1位はAppleとのことです。

スマートフォン市場の伸び。

既存HTCデバイスの展示。

こちらも既存機種。デザインが洗練されてきています。

ケースの中に「HTC Surround」や「HTC Mozart」などのWindows phone 7搭載機種が展示されていました。

イー・モバイル向けに発売予定の「HTC Aria」です。

HTC Ariaのイー・モバイル向けはどうなるかわかりませんが、海外向けのモデルではこのようにバッテリーカバーを開けると鮮やかな黄色のボディーとなっています。最近はこういったバッテリーカバーの中にカラフルな色をしている機種が増えているのだとか。

左から「HTC Aria」「iPhone 4」「HTC Desire HD」「GALAXY S」「DELL Streak」を比較したところです。

Windows phone 7搭載機種。
記事執筆:memn0ck
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