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このアプリでPCと簡単連携! |
スマートフォンとPCでの連携やファイルのやり取りは、Windows Mobile(Windows Phone)やWindows CEでは「ActiveSync(Vista以降はWindows Mobile Device Center)」、iPhoneやiPad、iPod touchには「iTunes」があります。
ですが、クラウドサービスをベースにしているAndroidスマートフォンには基本的にPCと接続してファイルや各種ファイルのバックアップなどを行う連携を行うAndroid専用のソフトウェアはなく、端末ベンダーやアプリケーションベンダーが個別に用意しています。
今回は、年末に発売され人気となっているドコモスマートフォン「GALAXY S S-02B」やドコモタブレット「GALAXY Tab SC-01C」といったサムスン電子製のAndroid搭載デバイスとPCとのやり取りを簡単に行うことのできるPC用アプリケーションの「Kies」を紹介したいと思います。
1.導入してみましょう
Kiesはサムスンモバイルのホームページからダウンロードして入手する事が出来ます。
サムスンモバイルHP内SC-02B(GALAXY S)製品ページダウンロードコーナー
SC-02Bの製品ページですがSC-01C(GALAXY Tab)でも利用が可能となっています。

ここからダウンロードできます
後は入手したファイルをインストールすれば準備完了です。
尚、同じサムスンモバイル製のSC-01BはWindowsMobileになりますのでMicrosoftのホームページからActivesync及びWindows Mobile Device Centerを別途ダウンロードください。
2.起動して接続してみましょう
まずは、接続する前にKiesを起動してみましょう。

Kiesの画面、某OSのようなデザイン。
まるでOSがもう一つ起動したかのような画面が現れ、ユーザーガイドが表示されます。

Kiesの基本的な機能の説明が見れます。
端末の接続にはUSBケーブルの他Bluetoothでの接続も可能となっています。

Kies内、右上の「デバイス接続ガイド」、接続の方法の切り替えができます。
接続すると画面の右上、「デバイス接続ガイド」付近に接続した端末の型番と電話番号が表示されます。
今回はSC-02B(GALAXY S)を接続しています。

スマートフォンが接続されKieに認識されている状態
3.連携・バックアップしてみましょう
端末が接続された状態でマウスカーソルを端末へあわせると各種バックアップ、連携メニューが表示されます。

プルダウンメニュー方式でメニューが表示されてわかりやすく表示されます。
連絡先のOutlookとの同期や端末内の音楽・動画・写真などのファイルのバックアップもここから簡単に行う事が出来ます。
※音楽や動画、写真ファイルは総容量が大きい場合、時間がかかることがあります。

バックアップメニュー、保存したい項目にチェックを入れてOKを押すだけで開始します。
簡単にOutlookからアドレス帳が持ってこれるというのは初めてスマートフォンを使おうという方にも非常に有用かと思われます。
4.その他の機能を使ってみましょう
基本的なファイルやアドレスのバックアップだけではなくKiesには多くの機能がありますのでいくつかを紹介します。
・デバイスエクスプローラ
端末を接続した状態で端末アイコンや「外部メモリ(M1)」という項目をクリックすることで、端末や端末に接続されているmicroSD内のファイルをKiesのエクスプローラで見る事が出来ます。
また、Windowsのファイルエクスプローラからドラッグ&ドロップでPC内のファイルを簡単に端末へコピーすることが出来ます。
逆はできませんがKiesのマイコンピュータでPC内のフォルダを指定した場合のみコピーができます。

本体とmicroSDの両方が同時に開けます。
この他にも音楽・動画プレイヤーやカレンダー同期機能、SMSなどのメッセージ同期の他にも画像の編集・ビューワやデータのライティング機能なども備えています。
また、端末のファームアップもここから行う事が出来ます。
5.項目があるのにできないこと
画面下のメニュードッグに項目があるのに利用できない機能があります。
・SamsungApps

起動しても以下のメッセージが表示されるのみ
SC-02B端末側のSamsungAppsは利用できますがKies側では「あなたのお住まいの国ではサービスを提供してません」的なメッセージが表示されるのみでKiesからの利用は現時点(平成23年1月上旬時点)ではできなくなっています。
・インターネットコネクタ
極端に言うところのテザリングによる接続機能です。
NTTドコモ版のGALAXY S(Tab)ではテザリング機能は封印されており、NTTドコモ向けのAndroidスマートフォンでは利用する事が出来ません。
ちなみにGT-i9000(SIMフリー版GALAXY S)では利用できたという報告がいくつか出ていますが、自己責任にてお願いします…
手軽にPCとSamsungスマートフォンの同期やデータの転送ができるKies、GALAXY SやGALAXY Tabを使っている方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・サムスンモバイルホームページ
・Kiesダウンロードページ
Kiesはサムスンモバイルのホームページからダウンロードして入手する事が出来ます。
サムスンモバイルHP内SC-02B(GALAXY S)製品ページダウンロードコーナー
SC-02Bの製品ページですがSC-01C(GALAXY Tab)でも利用が可能となっています。

ここからダウンロードできます
後は入手したファイルをインストールすれば準備完了です。
尚、同じサムスンモバイル製のSC-01BはWindowsMobileになりますのでMicrosoftのホームページからActivesync及びWindows Mobile Device Centerを別途ダウンロードください。
2.起動して接続してみましょう
まずは、接続する前にKiesを起動してみましょう。

Kiesの画面、某OSのようなデザイン。
まるでOSがもう一つ起動したかのような画面が現れ、ユーザーガイドが表示されます。

Kiesの基本的な機能の説明が見れます。
端末の接続にはUSBケーブルの他Bluetoothでの接続も可能となっています。

Kies内、右上の「デバイス接続ガイド」、接続の方法の切り替えができます。
接続すると画面の右上、「デバイス接続ガイド」付近に接続した端末の型番と電話番号が表示されます。
今回はSC-02B(GALAXY S)を接続しています。

スマートフォンが接続されKieに認識されている状態
3.連携・バックアップしてみましょう
端末が接続された状態でマウスカーソルを端末へあわせると各種バックアップ、連携メニューが表示されます。

プルダウンメニュー方式でメニューが表示されてわかりやすく表示されます。
連絡先のOutlookとの同期や端末内の音楽・動画・写真などのファイルのバックアップもここから簡単に行う事が出来ます。
※音楽や動画、写真ファイルは総容量が大きい場合、時間がかかることがあります。

簡単にOutlookからアドレス帳が持ってこれるというのは初めてスマートフォンを使おうという方にも非常に有用かと思われます。
4.その他の機能を使ってみましょう
基本的なファイルやアドレスのバックアップだけではなくKiesには多くの機能がありますのでいくつかを紹介します。
・デバイスエクスプローラ
端末を接続した状態で端末アイコンや「外部メモリ(M1)」という項目をクリックすることで、端末や端末に接続されているmicroSD内のファイルをKiesのエクスプローラで見る事が出来ます。
また、Windowsのファイルエクスプローラからドラッグ&ドロップでPC内のファイルを簡単に端末へコピーすることが出来ます。
逆はできませんがKiesのマイコンピュータでPC内のフォルダを指定した場合のみコピーができます。

本体とmicroSDの両方が同時に開けます。
この他にも音楽・動画プレイヤーやカレンダー同期機能、SMSなどのメッセージ同期の他にも画像の編集・ビューワやデータのライティング機能なども備えています。
また、端末のファームアップもここから行う事が出来ます。
5.項目があるのにできないこと
画面下のメニュードッグに項目があるのに利用できない機能があります。
・SamsungApps

起動しても以下のメッセージが表示されるのみ
SC-02B端末側のSamsungAppsは利用できますがKies側では「あなたのお住まいの国ではサービスを提供してません」的なメッセージが表示されるのみでKiesからの利用は現時点(平成23年1月上旬時点)ではできなくなっています。
・インターネットコネクタ
極端に言うところのテザリングによる接続機能です。
NTTドコモ版のGALAXY S(Tab)ではテザリング機能は封印されており、NTTドコモ向けのAndroidスマートフォンでは利用する事が出来ません。
ちなみにGT-i9000(SIMフリー版GALAXY S)では利用できたという報告がいくつか出ていますが、自己責任にてお願いします…
手軽にPCとSamsungスマートフォンの同期やデータの転送ができるKies、GALAXY SやGALAXY Tabを使っている方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
記事執筆:河童丸
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・サムスンモバイルホームページ
・Kiesダウンロードページ