水に浸かっても大丈夫!! |
既報の通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話は、auの夏モデルとして、カシオ計算機製(NECカシオモバイルコミュニケーションズ開発)の「G'zOne IS11CA」を発表しました。
タフネス携帯電話の最高峰に位置するG'zOne最新作は、いよいよスマートフォンとなりました。そんな本機を写真で見ていきましょう。
カラーバリエーションは、カーキ、レッド、ブラックの3種類。筐体デザインはNECカシオが北米Verizon向けに供給しているG'zOne COMMANDOと若干異なっており、どちらかというと若干角張ったような感じにになっています。
左側面には電源・スリープボタン、ボリュームキー、アクティブスロットキーが用意されています。右側面には、イヤホンマイク端子、USB端子、ストラップホールが用意されています。
裏ぶたはロックを外したらふたの右下から開けるようになっています。開けると1460mAhのバッテリーが鎮座しています。これを外すとau ICカード(R-UIM)スロットとmicroSDカードスロットが顔を見せます。バッテリー部の防水は裏ぶたに直接パッキンをつける形になっています。
本体にはGPS、電子コンパス、ジャイロセンサー、温度センサーを内蔵しており、それを活かす"G'zGear"というソフトウェアが入っています。EARTH COMPAS(電子コンパス)、SEA TIDE(潮位計)、TRIP MEMORY(旅の履歴)、SUN/MOON(日の入り・日の出)、THERMOMETER(温度計)、STAR PLATE(星座表)機能が用意されています。個人的には、これを目当てに買っても悪くはないと思います。
今夏の発表会では、グローバルモデルを中心に、EZwebメール(ezweb.ne.jpメール)をKDDIがアプリとして今後提供していくことが表明されましたが、本機では、プリセットアプリとして送受信用アプリが用意されています。標準の日本語入力システムは、ジャストシステムの"ATOK for IS11CA"となっています。
おサイフケータイや赤外線通信と言った、日本市場では武器となる機能も搭載しています。
製造こそカシオ計算機が行う本機ですが、開発元はNECカシオです。そのせいか、NECカシオが開発・製造を行うドコモ向けのMEDIAS N-04Cとソフトウェア的に酷似している面が多々見受けられました。カーネルバージョンにも"ncmc"(NEC CASIO Mobile Communicationsの略称)の文字が。もっとも、ダイアルパッドを始めとして、ユーザーインターフェイスデザイン上、G'zOneらしさを出すための様々な工夫が施されてはいますので、ご安心を。
最後に、おまけとして起動時の画面を動画に収めたので、是非ご覧ください。少し時間がかかるように思いますが、まだソフトウェアは完成品ではないので、発売までにどれだけ改善されているか、見物ですね。
G'zOne IS11CA
G'zOne IS11CAを試した!
■関連リンク
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・G'zOne IS11CA 製品情報ページ(au by KDDI)
・G'zOne IS11CA 製品情報ページ(カシオ計算機)