「KDDI・京セラ」が提案する新しいタッチパネルとは?
2011年5月27日まで開催されているワイヤレスジャパン2011のKDDIブースにて、現在開発中のスマートフォンなどに使われるタッチパネル液晶の新しい仕組みが参考出展されていたので紹介します。
・静電式タッチパネルでクリック感覚を再現
静電式液晶なのに押した感覚があるとは?
これは京セラが開発しているHaptic(つかむの意)と呼ばれる技術を利用したもので、タッチパネルに振動機能だけでなく圧力センサー(勿論、通常の静電センサーも込みで)も搭載し「メニュー画面やランチャーでアイコンなどをタッチしたときに振動」+「さらに押し込むことで別アクションの命令(ここではドラッグ&ドロップなど)」を実現したものです。
なお、これまでの感圧式液晶に使うようなスタイラスペンの併用による手書きメモの実行などは「今のところ未実装で研究中」とのこと。
互いに長所と短所のある感圧液晶と静電式液晶、このの両方の長所を備えたスマートフォンがこの先出てくるが楽しみになりますね。
実際に入力を試したところ。
実際に維持や文字の入力を試したところ、まだまだ開発中とのことで画面のタッチ部は強めに押さないと反応のないことがあった
テスト端末の側面、上側の黒い部分がHapticセンサー液晶となっています。
記事執筆:河童丸
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