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Xperia ray SO-03Cをフォト&ムービーレポート!

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズおよびNTTドコモは、10日、Xperiaシリーズの最新モデルで女性に向けたコンパクトサイズスマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表しました。

すでに当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でも、ニュース記事気になる点を速攻でレビューしていますが、今回は、発表会でタッチ&トライを行ってきましたので、Xperia ray SO-03Cを写真と動画で紹介していきたいと思います。

Xperia ray SO-03Cは、約3.3インチフルワイドVGA(480×854ドット)のマルチタッチ対応静電容量式タッチパネルなTFT液晶(16,777,216色表示)を採用し、大きさが約53×111×9.4mm(最厚部約9.6mm)、質量が約100gとコンパクトサイズなスマートフォンとなっています。

コンセプトとしては、au向けに発売されているシャープ製Androidスマートフォン「IS05」が全面ディスプレイかつ女性向けにコンパクトサイズにしたという当たりで近いかと思います。ちなみに、IS05のディスプレイサイズが約3.4インチで、大きさが約55×112×14.1mm、質量が約130gですので、さらに小さいのがわかります。

試しにこれまでのXperiaシリーズと並べてみますと、これだけの違いがあります。左から初代Xperia SO-01B、Xperia arc SO-01C、Xperia ray SO-03C、Xperia acro SO-02Cとなります。

ディスプレイも高コントラストで高輝度な表示が可能な「Reality Display」や液晶とガラス面の空気層をなくす「クリアブラックパネル」と、Xperia arcやXperia acroと同じ技術を利用しています。

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また、女性向けということで、小ささ以外にもカラーバリエーションやデザインもこだわっているということです。まず、ボディーカラーは、グローバルモデルとは異なり、Pink(ピンク)、Gold(ゴールド)、White(ホワイト)の3色展開となっています。グローバルモデルでは、この3色に加えてBlack(ブラック)がありましたが、ドコモ向けには省かれたようです。ちなみに、PinkとGoldは特に女性に向けた色で、Whiteが女性でも男性でも持てるということで選ばれたということです。

ディスプレイの下にあるキーが三日月型の“クレッセントライン”を形成しており、キーを押したときや着信したとき、充電中などにLEDランプが点灯するようになっているほか、側面が上質な高級感のある超硬アルミ合金で仕上げられています。

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LEDランプは、ケータイのイルミネーションのように設定で色を変更することはできませんが、操作すると白色(写真左)、充電中には、バッテリーの充電具合に応じて赤から橙(写真右)、緑への点灯色が変化するようになっています。ディスプレイ下の3つのキーは、これまでのXperiaシリーズと同様に左から戻るキー、ホームキー、メニューキーとなっています。

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Pinkの色合いは、Xperia arcのサクラピンクと比べるとより赤や朱に近い色となっています。背面には、カメラやカメラ用LEDライト、サブマイク、スピーカー、バッテリーなどが配置されています。カメラは、Xperia arcやXperia acroで好評な裏面照射型有効約810万画素CMOSカメラ(Exmor R for mobile)を採用し、モバイルBRAVIAエンジンやF2.4レンズとともに非常に美しい写真が撮影できるようになっています。

また、今回のXperia rayでは、女性のニーズを取り入れて、Xperiaシリーズとしてはじめてインカメラ(有効32万画素)が搭載されています。これによって、自分撮りがしやすくなっているので、嬉しい人も多いのではないでしょうか。Skypeなどでのビデオチャットも便利に使えそうです。

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右側面には、音量上下キー、左側面には、microUSB端子が配置されています。また、側面には、上質な高級感のある超硬アルミ合金で仕上げられているということです。

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本体上部には、3.5mmイヤホンジャックや電源キー、下部には、ストラップ穴とマイク穴が配置されています。ほぼXperia arcと同じスペックとなっていますが、ハードウェア面でいえば、microHDMI端子が削られています。

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コンパクトサイズながらXperia arcやXperia acroと同じ容量の1500mAhバッテリーを採用しています。スマートフォンを使っていて一番気になるバッテリーの持ちにもこだわったとのことです。また、ストラップは、裏面のバッテリーカバーを外して引っ掛けるタイプとなっていました。

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ソフトウェアもXperia arcやXperia acroからさらにブラッシュアップされていて、音声入力に対応した「POBox Touch 4.3」にバージョンアップしていたり、WikipediaやGoogle検索に対応した「Infinityボタン」やテザリング、Xperiaシリーズでお馴染みのブルーのテーマを他の色に変更できる「テーマ」機能、緊急地震速報(エリアメール)などに対応しています。

また、Sonyが開発したオーディオ再生レベルの強調技術「xLOUD」モードを新しく採用していて、内蔵スピーカーの音割れを軽減しながらより迫力のある音で再生できるようになっているなど、音楽生成機能がかなり強化されています。

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テザリングは、他の夏モデルと同様に利用すると専用APNが利用され、月額上限が10395円となります。また、暗号化方式は、残念ながらWPA2のみとなっていました。接続できるデバイスは、最大5台となっています。

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本体メモリもこれまでのXperia arcやXperia acroと同様に記録用(ストレージ)1GB、作業用(メモリ)512MBとなっており、空き容量も284MBとなっていました。この辺りはもう少し頑張って欲しいところです。また、Xperia arcでは16GB、Xperia acroでは32GBだった同梱されるmicroSDHCカードですが、Xperia rayでは8GBと少なくなっています。この分価格が抑えられていると嬉しいのですがどうなるのでしょうかね……。

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他にも、マルチタッチがなんとAndroidスマートフォンではかなり多い10点も認識していました。ディスプレイサイズが小さいので10点認識されるのにかなり指が入らなくて大変でしたが、タッチパネルも進化しているということで感度や精度も期待したいところです。OSバージョンは、Android 2.3.3(開発コード名:Gingerbread)となっていました。

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さらに、女性に嬉しいのは、ケースや背面カバー、外部スピーカー、Bluetoothヘッドセットなどの周辺機器が非常に充実していることでしょう。

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なお、プロモーションで行われるファッションショー「神戸コレクション」とのコラボレーションで、出演するモデルがデザインした背面カバープレゼントキャンペーンも実施するとのことです。これらのオリジナル背面カバーなどの周辺機器がたくさん展示されていました。

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最後に、Xperia arcやacroでもホーム画面をピンチインするとホーム画面に設定してあるウィジェットがすべてまとめて表示できる機能がありましたが、これがさらに本体を振るとふわふわ動くという遊び心にあるようになっていましたので、ムービーで紹介しておきたいと思います。チップセットもXperia arcやXperia acroと同じQUALCOMM製MSM8255(Snapdragon 1GHz)を採用しているので、動作も快適なのがいいですね。通信速度も「FOMAハイスピード」に対応しており、下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsとなっています。

Xperia rayは、女性だけでなく男性でもコンパクトサイズなスマートフォンが欲しいという人にはなかなか良い機種だと思います。発売が8月27日ですが、待ち遠しいですね!



記事執筆:memn0ck


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