タブレットならではの日本語入力とは?!

NTTドコモから19日に発売となったXi対応の防水タブレット「ARROWS Tab LTE F-01D」(富士通製)。DLNA機能をはじめとするAV機能に興味を持った筆者は、発売日に立ち寄った量販店で購入してきました。

今回はそのAV機能はひとまず置いといて、タブレット用に作り込まれた日本語入力システムについてレポートしていきたいと思います。

日本語入力システムはATOKをベースとした「NX!input」が搭載されています。基本的にはF-12Cと同様に、基本的なタッチ・フリック入力 プラス 手書き入力が出来る点が特徴となっています。


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QWERTYキーは設定で数字キーを表示したり、キーのサイズを設定出来ます。キーを切り替える事無くアルファベット・数字や日本語・数字を打ち込めるのでかなり重宝します。キーのレスポンスは、キーの確認表示がほんのワンテンポ遅れるイメージですが、取りこぼしはありませんでした。


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QWRTYキーには、左右にキーを配置した分割QWERTY入力も用意されています。このモードは手の移動が少ないためミスタイプが減ります。右手・左手のキーを覚える必要がありますが、慣れると快適な入力モードです。


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分割QWERTY入力のセンター部分には、手書き入力用のスペースが設けられています。画面が大きいことと処理速度が速いこともあり、レスポンスの良さと認識の良さを実感できます。


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フィーチャーフォンやスマートフォンでお馴染みのテンキー入力も用意されています。トグル入力やフリック入力にも対応しています。テンキーは左右どちらかもしくはこの様に両方に表示することができます。惜しいのは、片方を数字キー、片方をあいうえおキーに設定出来るともっと使いやすくなりそうな気もします。


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手書き入力専用のモードは、大きなエリアに文字を書くことが出来ますので入力自体も楽です。かなりラフに書いても「ス」や「マ」が「ア」とご認識されずにきちんと表示されています。


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入力欄は最大10文字分まで広げることができます。ここまで崩した文字がしっかりと認識されているので、家族で使う場合など、キーボードやタッチパネルに不慣れな方でも手書き入力なら使いこなせそうです。


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あいうえお順のキーボードも用意されています。文字を覚えたての子供には人気がありそうなモードです。


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音声入力も、キーボードの中にボタンとして組み込まれています。少ない操作で文章を作成できるので便利です。ちょっと候補が面白いのが特徴です(正解は「音声での入力も可能です」ですが防水ですので、温泉でも入力可能です)。


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フリック入力が使えなくなりますが、設定を変更するとQWERTY入力と手書き入力を併用することができます。
キーボードの上に文字を書くとそのまま手書き入力モードとなります。これにより、例えばQWERTYキーを日本語にして、英文字を手書きで書くなど工夫次第では様々な活用ができそうです。このモードは、タッチ入力中に指が動いてしまうと手書き入力と判断されてしまう事がありました。


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ARROWS Tabの大画面を活かしたキー入力と手書き入力はいかがでしたでしょうか?初心者やファミリーユースを考慮した使いやすい入力方法が用意されています。
キーが大きく打ちやすいので、ATOKの正確な連文節変換を利用した長文打ち込みなども便利だと感じました。


記事執筆:mi2_303





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