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おうち用WiMAXルーターの実力は?

モバイルWiMAX対応の無線LANルーターといえば、スマートフォンやノートパソコンと一緒に持ち歩くモバイルタイプが主流ですが、自宅に置くことに特化している「据え置き型」も、数機種商品化されています。

その大家とも言えるのがNECアクセステクニカの「Aterm」シリーズのモバイルWiMAX対応のホームWi-Fiルーターです。今回紹介するのは、その3世代目にあたる新商品「Aterm WM3450RN」となります。

「外に持ち歩かないWiMAXなぞ、意味がない」と侮るなかれ。環境によっては立派にADSLなどの固定ブロードバンドの代わりになってしまうんです。今回は、WM3450RNで「おうちWiMAX」の実力を探ってみます。

■有線LANで使ってみよう

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おうちWiMAXルーターの醍醐味です!!

ホームWiMAXルーターは、有線LANポートを標準で備えていることが大きな特徴です。WM3450RNでは、100BASE-TX準拠の有線LANポートが2ポート用意されています。無線LANを搭載していないデバイスも、このポートを使えばWiMAXを介してインターネットに接続することができます。

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テレビにつないで双方向番組も楽しめます!!


「ブロードバンド回線が無いから…」と言って諦めていたデジタル放送の双方向番組も、このポートを使えば実用的に楽しむことができます。ポートが2つあるので、ひとつはテレビ、ひとつはハードディスクレコーダー、なんて使い方もできそうです。


速度はまずまず

自宅からRadish Speed Testの東京サーバーで通信速度計測した結果がこちら。回線事業者はUQ本体、自前のThinkPadに有線LANで接続して、この結果です。ヘタにADSL回線を引くよりは安定してきっちり速度が出る印象です。YouTubeやニコニコ動画、アクトビラなど、データ量がおおめなサービスを使っても安定して通信してくれました。

■無線LANで使ってみよう

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スマホの「データオフロード」にも!!


昨今、スマートフォンの通信状況は逼迫しており、ユーザーのみなさんにとっても、頭痛の種になっているかもしれません。そこで、自宅では無線LANルーターに接続して携帯電話ネットワークを使ったパケット通信を発生させない、という使い方をしている方も多いでしょう。自分も自宅ではスマートフォンにパケット通信をさせないようにしています。

しかし、スマートフォンでのアクセスポイント登録は案外面倒だったりします。暗号化キーをポツポツ入れるのが特に…

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SETボタンを押せば「らくらく無線スタート」か"WPS"でかんたんに設定可能!

WM3450RNは、無線LANの簡易設定として、NECアクセステクニカ独自の「らくらく無線スタート」と、Wi-Fi Allianceの標準規格である"WPS"(Wi-Fi Protected Setup)に対応しています。スマートフォンが、らくらく無線スタートかWPSに対応していればかんたんに無線LAN設定ができてしまいます。

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AndroidスマートフォンならQRコードでの設定もできます!

Androidスマートフォンでは「AtermらくらくQRスタート」という機能が使えます(iOS版は現在開発中)。アプリをダウンロードして、本体セットに添付されている大きめなQRコードを読ませれば設定を完了できます。これは、モバイルWiMAXルーターであるWM3600Rも対応しています。とても便利でいいですね!


家専用にしてもなかなか便利に使えそうなWM3450RN。機器追加オプションなどでモバイルルーターと一緒に使うのもアリですね。

記事執筆:せう(井上翔)


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