GLITCHBOARDを使えば新しい発見がある?! |
前回のTT-303に引き続き今回も「Table Top」のデバイスを紹介する。
Daft Punkなどの楽曲で使われる4分音符や8分音の、ボイス・曲そのもののサンプリングループを即興で楽しめるエフェクターが「GLITCHBOARD」だ。それでは、早速みてみよう。
■GLITCHBOARDはどんなアプリ
GLITCHBOARDは、Tablre Topのアプリ内課金で¥350で購入できるグリッチエフェクトだ。GLITCHBOARDには16個のボタンが並び、左上から4分音符、8分音符、16分音符、32分音符のループ、32分音符、16分音符、8分音符、4分音符のリバースループ、下端にはローパスフィルターとハイパスフィルターとなっている。
使い方は簡単、GLITCHBOARDはエフェクターなのでデバイスもしくはミキサーからのアウトをGLITCHBOARDのインプットにつなぐ。シーケンサーを走らせ、GLITCHBOARDのボタンを押したタイミングでループが始まる。
リアルタイム操作の他に、シーケンサーにボタンのタイミングを記録できるので、新しいビートを作り出すこともできる。
使ってみるまではどんなエフェクターなのか分からないかも知れないが、結構楽しめるエフェクターだ。
■GLITCHBOARDはどうなの?
GLITCHBOARDは、打ち込みでは見つからない偶然性が面白い。曲作りのアイディア探しや、編曲時の演出、そしてライブでも使える便利なエフェクターだ。
GLITCHBOARDの一番手っ取り早い使い方は、ターンテーブルプレイヤーの「SPIN BACK」をつなぐこと。シーケンサーのテンポもしくはSPIN BACKのピッチをコントロールしてシーケンサーのテンポに合わせれば、リアルタイムでループが作れるようになる。ループするタイミングによって新しいビートが生まれるので、サンプリングネタ作りにも使えるだろう。
上段のループボタンを押さえながら下段のフィルターボタンを押さえるだけで、簡単に「それっぽい」フィルターの演出ができる点も使い勝手が良い。
記事執筆:mi2_303
アプリ名:Tabletop
価格:¥850
カテゴリ:ミュージック
開発者:Retronyms
バージョン:1.3
条件:iPad 互換iOS 4.2 以降が必要
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/tabletop/id436080882?mt=8
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