漫画でわかるスマートフォン!

スマートフォン(以下、スマホ)やタブレットなどを使っていく上で、ヘルプや取扱説明書に記載されている用語にもよくわからないもの、知っておくと会話の種になるような豆知識などを4コマ漫画付きで紹介する特集「漫画でわかるスマホ&タブレット」。

第3回目の今回は、はじめの主にパソコン向けとして普及し、その後、ケータイにも登場、さらには現在、スマホやタブレットでもAndroid搭載モデルで便利に使える機能である「ウィジェット」を紹介したいと思います。果たしてどんな漫画になるのか!?

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ウィジェット(Widget)とは、主にデスクトップ/ホーム画面において、特定のプログラム環境で実行される単機能なプログラムを指す。はじめは主にパソコンのデスクトップ上に配置したり、Webブラウザ上に配置するようなウィジェットが普及し、その流行に伴ってケータイなどのモバイルプラットフォームにも導入が進んだ。

パソコン向けでは、WindowsサイドバーウィジェットやYahoo!ウィジェット、Googleデスクトップウィジェット、Operaウィジェットなどがある。

また、ケータイ(フィーチャーフォン)では、国内においてNTTドコモ向けiモードケータイで提供されているドコモウィジェットや、KDDIとOperaによって取り組まれていたau向けケータイに提供されていたauウィジェット、ソフトバンクモバイル向けケータイに提供されていたモバイルウィジェット、ウィルコム向けPHSに提供されていたウィルコムガジェットなどを中心に提供されている。

さらに、ケータイでは、サムスン電子などの各メーカーが独自に提供していたウィジェット、ケータイ向けフルブラウザアプリ「jigbrowser」が提供している「jiglet」など、さまざまなものが提供されてきた。

一方で、スマホ・タブレットにおいては、Windows Mobileのホームに設置するアプリなどは似たイメージであったが、特に通常のアプリとの制限などにおける違いはなかったためウィジェットとは呼ばれていなかったが、ほぼ同じような機能ではあるが、Androidのホームに設置するアプリは「ウィジェット」と呼ばれている。

Androidにおけるウィジェットは、漫画にもあるようにAndroid 1.5(開発コード名:Donut)から導入された。その後も、Androidのメジャーな機能のひとつとなっており、Android向けアプリ配信マーケット「Google Playストア」においてもカテゴリのひとつとして「ウィジェット」が登録されている。

Android向けウィジェットは、ホーム画面に設置して天気やバッテリー状態などの各種情報を表示するものや、Wi-FiやBluetoothなどの各機能を手軽にオン/オフできるボタン、さらには、初音ミクや漫画にも登場する「どーなつたん」などのキャラクターがしゃべったり、動いたりするマスコット的な機能など、非常に幅広くある。

なお、スマホおよびタブレット向けの主なプラットフォームであるiPhoneやiPadに搭載されている「iOS」やMicrosoftoの「Windows Phone」にはウィジェットはない。Androidを利用している人は、非常に便利なので是非、活用してみて欲しい。もちろん、どーなつたんもよろしく!

記事執筆:S-MAX編集部
絵:Hisumi


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