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極薄、長時間駆動の「URoad-Aero」の新色は鮮やかなアオ! |
既報の通り、UQコミュニケーションズは12日、WiMAXに対応したシンセイコーポレーション製のモバイルWi-Fiルータ「URoad-Aero(ユーロードエアロ)」の新色「ブルー」を追加すると発表した。
URoad-Aeroは、今年2月20日(水)に発売された製品で、本体の厚みが約8.4mm、重量が約74gと薄くて軽い点や、連続通信時間約12時間、休止状態での連続待機時間は約1000時間、連続待受時間が約20時間と長時間利用できる点などが特長のモバイルWi-Fiルータ。
これまでのホワイト、レッド、ブラックに加え定番カラーのラインナップとしてブルーが追加される。発売日は6月20日(木)の予定だが、一足早くサンプル機を借りることができたので、写真を中心に紹介する。
■4色展開はイケているのか?

本体正面。左からホワイト、レッド、ブラック、ブルー

本体裏面

本体正面向かって左側面

本体正面向かって右側面

本体下部側面
モバイルWi-Fiルータにおいては、シルバーやブラックというイメージが強く、実際にもラインナップが多いカラーだ。ホワイトですら珍しく感じるが、URoad-Aeroは、当初からホワイトとレッドといったカラーもラインナップしており、ポップなイメージのモバイルWi-Fiルータだ。追加されるブルーは濃い鮮やかな青色。URoad-Aeroのイメージがさらにポップになった。

指に挟んで軽々と4台持てる
本体が極薄サイズなので、難なく4台持つことができる。実際に触れてみると、いずれのカラーも光沢仕様となっているため、指紋跡が目立ちやすい点が気になる。その中でもホワイト、レッドは比較的指紋跡が目立ち難いが、ブラックと今回のブルーは残念ながら指紋跡が目立ちやすい。
質感も4色とも大きく変わることはないため、好きなカラーを選びやすいが、色選びとしては、やはりマットな質感や艶消しカラーもラインナップされると楽しめるのではないだろうか。
あと、これはライター目線としての意見だが、光沢仕様は映り込みが激しいので写真が撮り難いという点が挙げられる。もちろん映り込み防止のレンズフィルターなど撮影機材もそれなりのものを用意すればいいのだが、スマートフォンなど他のデバイスも含めライトなどの映り込みが少ないマット仕様の方が簡単に綺麗な撮影ができるのでありがたい。今回のブルーも真正面から撮影しようと思うと、筆者が映り込むということにもなった。
しかし、光沢仕様のデバイスにおいては、指紋跡や汚れ、ほこりなどを綺麗に拭き取った際の輝きが魅力的なのも事実。指紋跡や汚れなどをあまり気にしない人はむしろ光沢仕様の美しさを選んだ方がいいのかもしれない。
以上のことから、URoad-Aeroの4色展開は、どの色を選んでも似たような質感で色以外の違いがないという点においては、いまいちイケてない感は否めないが、より好みなカラーをチョイスできる、モバイルWi-Fiルータらしからぬカラーも選ぶことができるという点においてはイケていると言えるだろう。
■そもそもURoad-Aeroはイケているのか?

本体正面上部のLEDランプと「Sleep」ボタン

本体右側面の電源ボタンとWPSボタンはどっちがどのボタンか裏面を見ると分かる

電池カバーは外れる。電池パックの容量は2080mAh

矢印の部分がリセットボタン、丸で囲んだ部分がストラップホール

専用のクレードルにセットしたところ

クレードルにLANケーブルを挿したところ
当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では、これまでにもURoad-Aeroを紹介してきたが、簡単に特長をおさらいすると、
●本体の厚みが異常に薄い
●これだけ薄いのにバッテリの取り外しができる
●バッテリは、2080mAhと大容量
●連続通信時間約12時間、連続待機時間約1,000時間、連続待受時間約20時間の長時間利用が可能
●別売りの専用クレードルが必要以上にお洒落なデザイン
●専用クレードルを使って有線LANの接続もできる。もちろん充電もできる
●パソコンとUSB接続してモデム利用ができる
●専用のアプリで、スマートフォンから操作や状態確認ができる
●公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fi」と「Wi2 300」に対応している
といった点が挙げられる。
シンセイコーポレーション製のWiMAX対応モバイルWi-Fiルータとして初めて対応している機能や、屋外で利用する際に便利な機能などが搭載されている。
なにより、本体の薄さと長利用時間がポイントが、これからWiMAX、もしくはモバイルWi-Fiルータを初めて利用する人におすすめしやすい製品だ。
また、既にWiMAXを利用しているユーザーで、買い替えなどを検討している場合は、薄さ、長時間利用はもちろんクレードル対応、専用アプリ「URoad Magic」によるスマートフォンからの操作、状態確認は魅力的なポイントになるだろう。
既存の他社製品のモバイルWi-Fiルータと比較して強いてデメリットになりうる“搭載されていない機能”を挙げるとすると、「ディスプレイ表示ができない」「本体から他のスマートフォンなどのデバイスに充電する機能がない」といった点くらいだろう。分かりやすさを考えるとディスプレイ表示は欲しいところだが、使い慣れてくるとディスプレイ表示がさほど重要でないのも確かだ。
また、最近のモバイルWi-Fiルータではトレンドにもなりつつある、他のデバイスへの給電機能も、あれば便利だが必須とまでは言えない機能だろう。実際に使ってみると、むしろURoad-Aero自体がしっかり長時間駆動してくれる点が安心できる。ましてや、モバイルバッテリーを別途持っているユーザーにとっては、ほぼほぼ必要ない機能だろう。
以上のことから、URoad-Aeroは、これまでのシンセイコーポレーション製のモバイルWi-Fiルータとして物足りない部分を補う機能が追加され、デザインもさることながら実用面において必要充分な機能を搭載しているという意味ではイケている機種だと言えるだろう。
価格:無料
カテゴリ:ツール
開発者:MODACOM CO., LTD.
バージョン:2.1.3.0
ANDROID 要件:2.1 以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=kr.co.modacom

価格:無料
カテゴリ:ユーティリティ
開発者:MODACOM CO., LTD.
バージョン:2.1.1
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 5.0 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id521076048?mt=8

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
■関連リンク
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