「パワーセーブ通信」に対応し連続通信時間が10時間へ!

NECアクセステクニカは17日、UQ WiMAXなど向けに提供・販売しているモバイルWiMAX対応の同社製モバイルWi-Fiルーター「AtermWM3800R」(のファームウェアバージョン1.1.0を公開したとお知らせしている。

ファームウェアバージョン1.1では、新たに対応した「パワーセーブ通信」機能を有効にすることで、連続通信時間を従来の8時間から10時間へ延長するなど、新機能が追加されている。

ファームウェアのバージョンアップに係る費用は、無料。ファームウェアのバージョンアップは、WM3800R単体でも実施可能となっている。

今回のファームウェアアップデートでは、冒頭に紹介した「パワーセーブ通信」による連続通信時間の延長のほか、電源を切り忘れるのを防止する「切り忘れ防止機能」への対応や、Bluetoothを使った「リモート起動」のON/OFF設定を本体操作から可能にするなどの機能追加が行われている。

また、Mac OSでUSB接続を利用する際に、WM3800Rが再起動する不具合への修正も行われている。

ファームウェアのアップデートは、WM3800R本体を操作することでも行えるため、従来機種よりも簡単に行うことができる。

今回のファームウェアアップデートで追加された「パワーセーブ通信」は標準では無効となっており、「クイック設定Web」より有効に設定する必要があるため、バージョンアップをしても連続通信時間が長くならないと感じた方は、WM3800Rに接続したデバイスから http://aterm.me にアクセスし、設定内容を見直して欲しい。

なお、UQオンラインショップ以外の「Amazon.co.jp」などのWebストアでは、通信契約が不要ないわゆる「白ロム」も販売されており、すでにUQコミュニケーションズやそのMVNOといったWiMAX事業者と通信契約がある人が「機器追加オプション」などで利用する場合は、これらの白ロム端末を単体購入することでも利用できる。
日本電気 WiMAXモバイルルータ AtermWM3800R ホワイト PA-WM3800R(AT)W
日本電気 WiMAXモバイルルータ AtermWM3800R ホワイト PA-WM3800R(AT)W [Personal Computers]

記事執筆:shimajiro


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