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新ジェスチャー機能で便利になったSH-06E |
NTTドコモから5月に発売されたシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」(以下、SH-06E)。前回のレビューでは、前機種「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」同様高い省エネ性能であることを紹介しました。
今回はSH-06Eから導入された新しいジェスチャー機能を使い勝手を含めて一気に紹介します。スマートフォンを便利に使える新しいジェスチャー機能が多数導入され、SH-02Eと比べても非常に使いやすくなりました。
◯Sweep ONとShake OFF
比較的使用する機会も多いと思われる新ジェスチャー機能が「Sweep ON」と「Shake OFF」です。

Sweep ONとShake OFFの設定画面
Sweep ONは画面OFF(スリープ)時に、画面上で指を滑らせると、画面がONになる機能です。そしてShake OFFは画面ONの状態で本体を少し強めに振ると、画面がOFFになる機能です。SH-06Eは上側面に電源キーがあり、指を伸ばすのは面倒、という人にとっては非常に便利な機能です。
SH-02Eでは本体を振るとクイックツールボックスEX(アプリのショートカット)が立ち上がりましたが、SH-06Eではこの機能はホームキー長押しによる起動アプリ一覧画面と統合されたため、本体を振る動作は画面OFFに割り当てられました。
Sweep ONですが、たまに画面上で指を滑らせてもうまく認識せず、画面ONにならないこともありましたが、しっかり画面の皮脂などを拭き取り、綺麗な状態であればしっかり認識する感覚でした。
Shake OFFは、やや強めに本体を振るのがコツで、弱いと画面OFFにならないことがあります。強めに振る時は周囲に人や物がないことを確かめましょう。また、本体を投げてしまわないようにしましょう。
少し操作にコツがある感もありますが、上側面の電源キーを押さずに画面の点灯・消灯ができるのは非常に便利と言えます。

Sweep ON設定時注意画面
Sweep ONを有効にすると、このようなメッセージが表示され、消費電力が多くなる旨の注意が出ます。しかし、前回のレポート通り、この機能を有効にして飛躍的に消費電力が増すことはありません。それほど気にする必要はないかと思いますが、この機能をあまり使っていない上に、少しでも消費電力が少ない方が良い、ということであれば無効にした方が良いでしょう。

Shake OFF設定時注意画面
Shake OFFを有効にすると、このようなメッセージが表示され、本体を振ることを要求するアプリが正常に動作しないことがあります。本体を振ると画面消灯となってしまうので、やむを得ませんよね。本体を振ることで何らかの機能が立ち上がるアプリを使っている人は注意が必要です。
◯モーション操作によるベールビューON
ベールビュー(のぞき見ブロック)をモーション操作で立ち上げられるようになりました。
モーション操作によるベールビュー設定画面と設定時の注意画面
画面の上半分を手のひらで隠すようにすると、ベールビューが立ち上がります。電車の中などでよくベールビューを設定する人にはオススメです。
ただ、意外と敏感でちょっとでも画面の上半分を隠すような挙動があると、この機能が立ち上がってしまいます。注意画面にも記載されている通り、裏返しに置いたり、カバンやポケットに入れていたり、意図しない操作で立ち上がることもあります。もう少し鈍感でも良かったかな、とは思います。
◯ホバー操作によるブラウザズーム
SH-06Eよりホバー操作ができるようになり、画面上で指をなぞってロック画面の解除を指を浮かせてできるようになった他、ブラウザ起動時に指を近づけるとホームページをズーム表示できるようになりました。

ホバー操作の設定画面
ブラウザでズーム機能を多用する人によっては指を近づけるだけで、文字や画像が拡大されるので、便利な機能です。
ただし、SH-06Eは防水なのですが、画面に水が付いていて、ブラウザを立ち上げた時にこのズーム機能が効きすぎてしまい、何度も文字・画像が拡大されてしまうことがあります。水に濡れた状態でのこの機能の挙動に関しては、もう少し改善の余地があるかもしれません。
以上、ジェスチャー機能に絞って紹介しました。この他、前機種SH-02Eにもあった背面を指で2回叩いた後、声でロック解除する機能も残っています。だいぶ直感的に便利な操作ができるようになった印象です。ただ、敏感過ぎたり鈍感すぎたりする機能もあるので、さらに動作精度を上げて欲しいと思いました。
次回のSH-06Eレビューでは、本当は今回執筆予定でしたSH-02Eなどとのカメラの比較テストをお送りします。
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比較的使用する機会も多いと思われる新ジェスチャー機能が「Sweep ON」と「Shake OFF」です。

Sweep ONとShake OFFの設定画面
Sweep ONは画面OFF(スリープ)時に、画面上で指を滑らせると、画面がONになる機能です。そしてShake OFFは画面ONの状態で本体を少し強めに振ると、画面がOFFになる機能です。SH-06Eは上側面に電源キーがあり、指を伸ばすのは面倒、という人にとっては非常に便利な機能です。
SH-02Eでは本体を振るとクイックツールボックスEX(アプリのショートカット)が立ち上がりましたが、SH-06Eではこの機能はホームキー長押しによる起動アプリ一覧画面と統合されたため、本体を振る動作は画面OFFに割り当てられました。
Sweep ONですが、たまに画面上で指を滑らせてもうまく認識せず、画面ONにならないこともありましたが、しっかり画面の皮脂などを拭き取り、綺麗な状態であればしっかり認識する感覚でした。
Shake OFFは、やや強めに本体を振るのがコツで、弱いと画面OFFにならないことがあります。強めに振る時は周囲に人や物がないことを確かめましょう。また、本体を投げてしまわないようにしましょう。
少し操作にコツがある感もありますが、上側面の電源キーを押さずに画面の点灯・消灯ができるのは非常に便利と言えます。

Sweep ON設定時注意画面
Sweep ONを有効にすると、このようなメッセージが表示され、消費電力が多くなる旨の注意が出ます。しかし、前回のレポート通り、この機能を有効にして飛躍的に消費電力が増すことはありません。それほど気にする必要はないかと思いますが、この機能をあまり使っていない上に、少しでも消費電力が少ない方が良い、ということであれば無効にした方が良いでしょう。

Shake OFF設定時注意画面
Shake OFFを有効にすると、このようなメッセージが表示され、本体を振ることを要求するアプリが正常に動作しないことがあります。本体を振ると画面消灯となってしまうので、やむを得ませんよね。本体を振ることで何らかの機能が立ち上がるアプリを使っている人は注意が必要です。
◯モーション操作によるベールビューON
ベールビュー(のぞき見ブロック)をモーション操作で立ち上げられるようになりました。

画面の上半分を手のひらで隠すようにすると、ベールビューが立ち上がります。電車の中などでよくベールビューを設定する人にはオススメです。
ただ、意外と敏感でちょっとでも画面の上半分を隠すような挙動があると、この機能が立ち上がってしまいます。注意画面にも記載されている通り、裏返しに置いたり、カバンやポケットに入れていたり、意図しない操作で立ち上がることもあります。もう少し鈍感でも良かったかな、とは思います。
◯ホバー操作によるブラウザズーム
SH-06Eよりホバー操作ができるようになり、画面上で指をなぞってロック画面の解除を指を浮かせてできるようになった他、ブラウザ起動時に指を近づけるとホームページをズーム表示できるようになりました。

ホバー操作の設定画面
ブラウザでズーム機能を多用する人によっては指を近づけるだけで、文字や画像が拡大されるので、便利な機能です。
ただし、SH-06Eは防水なのですが、画面に水が付いていて、ブラウザを立ち上げた時にこのズーム機能が効きすぎてしまい、何度も文字・画像が拡大されてしまうことがあります。水に濡れた状態でのこの機能の挙動に関しては、もう少し改善の余地があるかもしれません。
以上、ジェスチャー機能に絞って紹介しました。この他、前機種SH-02Eにもあった背面を指で2回叩いた後、声でロック解除する機能も残っています。だいぶ直感的に便利な操作ができるようになった印象です。ただ、敏感過ぎたり鈍感すぎたりする機能もあるので、さらに動作精度を上げて欲しいと思いました。
次回のSH-06Eレビューでは、本当は今回執筆予定でしたSH-02Eなどとのカメラの比較テストをお送りします。
記事執筆:こば(小林健志)
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