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ソニーのXperia Z1がいよいよくるぞ! |
既報の通り、Sony Mobile Communications(以下、ソニーモバイル)は4日(現地時間)、独ベルリンにて2013年9月6日(金)~11日(水)まで開催される世界最大級の家電見本市「IFA 2013」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、SONY(ソニー)ブランドのフラッグシップスマートフォン「Xperia Z1(エクスペリアゼットワン)」を発表した。
グローバル市場で2013年9月に発売される予定で、詳細は未定ながら日本市場にも投入される予定。さらにこのXperia Z1をいち早く日本でも体験できる「Xperia Z1 Japan Premiere(エクスぺリア ゼットワン ジャパン プレミア)」を銀座ソニービル全館にて2013年9月14日(土)~29日(日)の期間、開催することも発表されている。
今回はこのXperia Z1の外観写真を中心に紹介する。

本体正面

本体背面。左からBlack、White、Purple
本体のサイズは、大きさが約144×74×8.5mm、質量が約170g、ディスプレイは約5.0インチフルHD(1080×1920)TFT液晶(TRILUMINOS display、X-Reality for mobile)を搭載したファブレット。ボディーカラーは、Black(ブラック)およびWhite(ホワイト)、Purple(パープル)の3色展開、プロモーションカラーはBlack。

本体正面向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)

本体上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
本体左側面には、microSDカードスロット、microUSB端子、充電台用の接点、右側面にはSIMカードスロット、電源ボタン、ボリューム(上下)キーに加え、カメラ(シャッター)ボタンを備える。
上部側面は、Xperiaとしては初のキャップレス防水に対応した3.5mmイヤホンジャックを、本体下部にはスピーカーとストラップホールを備えている。背面パネルにおいては、電池パックの取り外しができない仕様になっている。

本体右側面のSIMカードスロット

本体左側面のmicroSDカードスロットとmicroUSB端子

本体下部のスピーカー部
IPX5およびIPX8準拠の防水性能、IP5X準拠の防塵性能に対応しているため、両側面のスロットやmicroUSB端子はキャップで覆うタイプになっている。
前モデルの「Xperia Z SO-02E」からの改善点の一つとして、外部スピーカーの位置が変更になっており、今回のXperia Z1ではより音が聞き取りやすいように本体下部に搭載している。
“電話機”として冷静に考えると、本体の下にスピーカーですか!?と、つっ込みを入れたくなるユニークな作りだ。

Xperia Z SO-02E(左)と Xperia Z1(右)

本体側面の比較。上がXperia Z SO-02E、下がXperia Z1

上がXperia Z1、下がXperia Z SO-02E
Xperia Z SO-02Eと比較してみたところ、サイズ的には一回りほど大きく、厚みは僅かに薄くなっている。Xperia Z SO-02Eでは、側面部分が剥げて、傷が目立ちやすいといった点があったため、今回のXperia Z1では、側面部分はアルミを使ったフレームに変更されており、側面部分の強度やデザイン性を強化している。
また、Xperia Z SO-02Eでは搭載されていなかったカメラ(シャッター)ボタンも搭載している。今夏モデルの「Xperia A SO-04E」や「Xperia UL SOL22」に搭載されているカメラ(シャッター)ボタンに近いサイズと位置に備えられている。
カラーバリエーションは、Xperia Z SO-02Eと同じくBlack、White、Purpleの3色展開だが、比較すると違いがよく分かるPurpleについては、今回のXperia Z1の方がより鮮やかなカラーリングになっている。
機能面においても、ドロワー(アプリ一覧)画面で、FacebookアプリやGoogle+アプリのような表示の左サイドからフォルダなどを表示するインターフェースを追加し、カメラ機能では、通常の連写機能に加えてシャッターを切った瞬間とその前後30秒の間に1秒ごとに計61枚を連射する「Timeshift burst」などの新機能も搭載する。
OSはAndroid 4.2.2(開発コード名:Jelly Bean)を採用し、最大2.2GHz駆動のクアッドコアCPU「Krait400」およびGPU「Adreno330」を内蔵した「Snapdragon 800」によるQualcomm製統合チップセット「MSM8974」、2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、最大64GBまでのmicroSDカードスロット、NFC、GPS、Bluetooth 4.0、無線LAN(Wi-Fi)、3000mAhバッテリーを搭載する。

◯主な仕様
サイズ | 約74×144×8.5mm |
質量 | 約170g |
ディスプレー | 5インチフルHD(1080×1920ドット)TFT液晶 |
CPU | 2.2GHzクアッドコア Snapdragon 800 MSM8974 |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.2.2 |
連続待受時間(3G/LTE) | 約850時間/約760時間 |
連続通話時間(3G) | 約900分 |
LTE | Band1/2/3/4/5/7/8/20 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
W-CDMA | 850/900/1700/1900/2100MHz |
GSM | 850/900/1800/1900MHz |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4および5.xGHz対応) |
アウトカメラ | 約2070万画素BIS |
インカメラ | 約220万画素CMOS |
バッテリー容量 | 3000mAh |
NFC | ○ |
防水/防塵 | ○/○ |
色 | ブラック、ホワイト、パープル |
※紹介した内容は最終版ではなく、またグローバルモデルのため、製品版および国内向けに販売する予定とされている機種とは仕様が異なる場合があります。
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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