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ドラクエ三昧のドラクエスマホ「SH-01F DRAGON QUEST」は買いだ! |
既報の通り、NTTドコモは10日、2013年冬から2014年春にかけて発売および開始する予定の新機種、新サービスを発表する「2013-2014冬春モデル新商品発表会」を開催し、国民的RPG(ロールプレイングゲーム)「ドラゴンクエスト」とコラボしたシャープ製のAndroidスマートフォン「SH-01F DRAGON QUEST(エスエイチゼロイチエフ・ドラゴンクエスト)」(以下、ドラクエスマホ)を発表した。2013年12月上旬に発売開始予定、30,000台の台数限定販売となる。
当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では、NTTドコモとスクウェア・エニックスによる共同発表会や、CEATEC JAPAN 2013での先行展示のレポートによりドラクエスマホについて既に伝えてきたが、今回ようやく公式発表されたドラクエスマホを試すことができたので写真と動画で紹介する。

本体正面(画像左)と背面(画像右)

鍛冶職人がメタルのカケラで作ったという
今回、冬春モデルとして発表されたシャープ製の「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」をベースとしているため、基本的な仕様は同等となる。本体のサイズは約141(H)×70(W)×8.9(D)mm、質量は139g、ディスプレイは約5.0インチのフルHD(1080×1920)TFT液晶で、更に進化したIGZO(イグゾー)による省電力ディスプレイ、ディスプレイ直下にハードキーは備えていないが、左下にボリューム(上下)キーとなる「+-」のセンサーキーを配置している。ディスプレイ下部には、バック(戻る)、ホーム、メニュー、タスクのタッチキーを搭載。
カラーバリエーションは、「メタルスライム」の1色展開。メタルのカケラから武器や防具を作ることが得意な鍛冶職人が冒険者の強力を得て作ったメタル素材のスマートフォンだという。
背面は、まぶしいばかりに輝くテッカテカの鏡面仕上げに加え、ロトの紋章やスライム、ドラキー、キメラなどドラクエで登場するお馴染みのモンスターが多数あしらわれている。なお、電池パックは外せない仕様となっており、3000mAhの大容量バッテリーを内蔵する。
背面のアウトカメラは、有効画素数 約1630万画素、記録画素数 約1590万画素、内側のインカメラは有効画素数 約210万画素、記録画素数 約210万画素で、いずれも裏面照射型CMOSカメラを搭載している。

本体正面向かって左右側面(画像上)と上下側面(画像下)
本体向かって左側面にはスロット、ボタン、端子類は搭載せず、右側面には電源(スリープ)キーを、上部側面の角にテレビ視聴用のアンテナ、キャップレス防水に対応した3.5mmイヤホンジャック、蓋付きのドコモminiUIMカードスロットとmicroSDカードスロットを搭載する。microSDカードは最大64GBまでのmicroSD、microSDHC、microSDXCカードに対応。下部側面の角にストラップホールを、ほかにmicroUSB端子、マイクを備えている。
IPX5/IPX7等級の防水性能に対応しているが防塵性能には対応せず、おくだけ充電、赤外線通信機能にも対応していない。その他の主な機能はほぼフル対応しており、おサイフケータイ、フルセグおよびNOTTVをはじめ、今冬モデル以降から導入されるドコモの新しいホームアプリ「docomo LIVE UX」にも対応している。

端末情報画面(画像左)とストレージ画面(画像右)
RAMは約2GB、ROMは約32GBを搭載し、展示機で確認したところアプリなどを保存する空き容量(ユーザー領域)は20GBを超えており、Androidのバージョンは4.2.2となっていた。
最大2.2GHz駆動クアッドコアCPU(Krait 400)のクアルコム製チップセット「MSM8974(Snapdragon 800)」を搭載し、RAMやROM容量も含め現行のスマートフォンの中では、高いマシンパフォーマンスを実現できる仕様となっている。

同梱されるアイテム
ドラクエのオリジナルコンテンツとしては、以前のCEATAC JAPAN 2013のレポートでもお伝えしたように、ドラクエスマホ専用のゲームアプリとして「ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス」のほか「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」もプリセットされる。
また、デフォルトでオリジナルの壁紙や着信音も用意し、さらにメニュー画面のホームキー、画面上部の通知バーに表示されるバッテリーやアンテナピクトなどさまざまなところにスライムやキングスライム、スライム砂時計などが現れドラクエの世界感を堪能できるようになっている。また、同梱されるアイテムとして「冒険の導き書」と「ロトの紋章クロス」が付属する。
かなり細部に渡ってドラクエの世界感が楽しめるよう作りこまれている印象で、まだまだ紹介しきれない内容がたくさんある。そこで、ドラクエスマホオリジナルの仕様を中心にハードウェア、ソフトウェアのさまざまな特長を実際に操作しながら説明員に解説をしてもらったので、その様子を動画で紹介する。
S-MAX:シャープ製「SH-01F DRAGON QUEST」ファーストインプレッション

◯主な仕様
機種 | SH-01F DRAGON QUEST |
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約141×70×8.9 |
質量(g) | 約139 |
LTE連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 未定 |
3G連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 未定 |
GSM連続待受時間 (静止時[自動])(時間) | 未定 |
連続通話時間 (3G/GSM)(分) | 未定 |
実使用時間(時間)※1 | 未定 |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦通称]、種類、発色数) | 約5.0インチ 1080×1920 フルHD TFT液晶(IGZO) 1677万色 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
ROM/RAM | 32GB/2GB |
外部メモリ (最大対応容量) | microSD (2GB) microSDHC (32GB) microSDXC (64GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約1630万画素/約1590万画素 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約210万画素/約210万画素 |
CPU (チップ名/クロック) | MSM8974 (2.2GHzクアッドコア) |
OS | Android 4.2 |
「Xi」(クロッシィ) (LTE) | 150Mbps/50Mbps |
LTE対応周波数帯 (2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz) | (○/○/○/○) |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) (11a/b/g/n/ac※2) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | ○ (○/○/○/○/○) (10台) |
GPS/オートGPS(◎は海外対応) | ◎/○ |
赤外線通信 | ― |
Bluetooth | ○(4.0) |
ワンセグ/フルセグ(◎は録画対応) | ◎/◎ |
防水/防塵 | ○/― (IPX5、7/―) |
おくだけ充電 | ― |
色 | メタルスライム |
製造メーカー | シャープ |
※2 IEEE802.11acドラフト版に対応。
※今回試した展示機および仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。また、コンテンツの制約によって発売後にOSバージョンアップを行わないことが案内されています。
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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