曲面ディスプレイ搭載スマホ「LG G Flex」がau by KDDIから発売へ!

米連邦通信委員会(FCC)は19日(現地時間)、au by KDDI向けLGエレクトロニクス製「KS1301」が通過したとして資料を公開しています。FCCICは「ZNFKS1301」。

資料にてFCC IDなどが記載されるラベルや背面図が公開されており、資料のうちの1つにてサイズが約160.5×81.6mm(12.2 Antenna and Device Information、P.63)となっているため、これまで発売されている機種の中では曲面ディスプレイを搭載したスマートフォン「G Flex」と同じとなり、G Flexもしくは同ベースの機種であると見てほぼ間違いないと思われます。

また、KS1301はすでにBluetoothの認証機関であるBluetooth.orgにて2013年10月4日付けで「LGL23」として通過しており、型番の規則性や対応通信方式からau(KDDI)向けの機種であると推察されます。

KDDIでは、今年10月に開催した「2013年冬モデル」の発表会において来春モデルを別途用意しており、ファブレットやタブレットを拡充することを同社社長田中孝司氏が明言しており、その1つのラインナップになると見られます。

KS1301(LGL23)は現時点で未発表の製品であり、KDDIおよび沖縄セルラーのau向け型番規則からLGエレクトロニクス製のモデルであることがわかります。

資料では、携帯電話ネットワークとしてW-CDMA(850MHz)およびGSM(850および1900MHz)や、Bluetooth、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠)、NFCおよび(もしくは)Felicaなどの周波数帯にて通過していることが判明しています。

Bluetooth.orgでは当初はLGL23として通過していましたが(現在もGoogle検索キャッシュにて確認可能)、現在では同じ「B021612」がKS1301であるとされており、誤情報出ない限り、KS1301がLGL23であると思われます。

G Flecは、6インチHD(720×1280ドット)の上下凹型フレキシブル有機EL(カーブドOLED)を搭載したスマートフォンです。

手や顔のカーブに沿った人間工学に基づく曲面ディスプレイを採用し、顔に当てたときに輪郭に沿って湾曲していることで、通話時によりフィットするほか、動画閲覧時に曲面スクリーンが設置された映画館「IMAXシアター」で見ているかのようなリアリティーのある映像が楽しめるとのこと。

また、GALAXY ROUNDでもアピールされていましたが、G Flexを机などに置いたときにディスプレイが湾曲しているため、スピーカーが密閉されず、スペースができることで音がこもることもなく美しいサウンドが楽しめます。

さらに、セルフヒーリング技術を採用した背面カバーにより、背面カバーにできる傷が自然に消えていくようになっているとのこと。

なお、au向け2014年春モデルとしては、同じくFCCから判明した「Xperia Z Ultra SOL24」が登場予定であることが判明しています。

ただし、これらの情報はあくまで非公式であり、各認証機関を通過しても実際に発表・発売されない場合もあるため、最終的には公式発表を待ちましょう。曲がったディスプレイということでどんなものなのか、発表・発売が楽しみですね!

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記事執筆:memn0ck


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ZNFKS1301 | OET List Exhibits Report
B021612 | The Official Bluetooth SIG Member Website
site:bluetooth.org LGL23 - Google 検索