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その使い道は無限大!?ネットワークにつながるルームミラーが初登場!

東京ビッグサイトにて2013年11月22日(金)から12月1日(日)まで車やバイクに関連する技術や新製品のほか、自動車関連事業に関わるサービス全般の展示などのイベント「東京モーターショー2013」が開催されています。

当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」もモバイルに関連した展示があるとのことで、さっそく取材を行ってきましたのでいくつか紹介していきたいと思います。

まずはじめに、今回は併催イベント「SMART MOBILITY CITY 2013」に出展しているNTTドコモブースにて参考出展されていた「ミラー型テレマティクス端末」を紹介します。

□スマートフォン用のサービスを利用可能なルームミラー
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ミラー型テレマティクス端末(参考出展)

今回展示されていた「ミラー型テレマティクス端末」は車のルームミラーに覆いかぶさる形でセットする「ルームミラー+α」を実現する端末です。一般的なスマートフォン同様にカメラを備えており、ドライブレコーダーとして利用したり、ディスプレイ部にナビや交通情報の取得から表示を行うといった利用ができます。もちろん、NTTドコモのXi(LTE)やFOMA(3G、W-CDMA)網を利用し、リアルタイムで情報を受け取ります。
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ミラー型テレマティクス端末の概要


説明員によると「ルームミラーの位置にスマートデバイスを置くメリットとして、必ず視線を運ぶ位置にあるルームミラーにデバイスを同居させることで、情報の取得を自然にできる。」ということです。

実際、カーナビやタブレット端末を車載した場合、視界の妨げになる場所に置くことができなかったり、視線を落とさないと情報が確認できないため、運転時に必ず視線を運ぶ必要のあるこの位置に結果としてなったということです。

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先日発表された「ドコモ ドライブネットインフォ」が起動しているところ

ホームキーの右側にある丸はインカメラでビデオ通話にも利用可能となっています。カメラの上下にある点灯しているマークは音量キーとなっています。また、ディスプレイ部は静電容量式のタッチパネルでした。

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進行方向側を向いているアウトカメラ

アウトカメラはドライブレコーダーや走行中の様子を動画で撮影可能なもので、一般的なスマートフォンのアウトカメラに比べてやや大きめなものになっていました。

今回の参考出展の試作機において、NTTドコモの広報担当より「ライセンスの問題で採用OSについては公開NG」とされており、本記事でお知らせすることはできませんが、わかる方はお察しください。どう見ても多くのスマートフォンに採用されているアレですよね……。同広報の方によると「見てわかってしまう場合は、仕方がないので……。」とのことです。

今回のミラー型テレマティクス端末のリリース時期についてはまだ未定とのことですが、試作品を見る限り、かなり完成形に近いように感じました。実際に登場するのが楽しみな端末ですね!


□ドコモ ドライブネットナビとドライブネットインフォも試せる!
また、NTTドコモブースでは先日発表のあった「ドコモ ドライブネットナビ」と「ドコモ ドライブネットインフォ」の展示・タッチ&トライのほか、近日提供予定のiPhone版「ドコモ ドライブネット」の展示がされていました。会場へ行かれる方で興味のある方は是非一度試してみましょう!
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写真左:「ドコモ ドライブネットナビ」 写真右:「ドコモ ドライブネットインフォ」

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「iPhone版 ドコモ ドライブネット」


記事執筆:河童丸


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