タブレットとファブレットな2013年 |
2013年は出ない出ないと言われていた「iPhone」が、NTTドコモでも取り扱いを始めたことで新しいうねりが始まった年であったように感じる。販売店ではすでに下位モデル「iPhone 5c」のMNP一括0円を武器にシェアを奪い合う戦いとなっており、iPhoneの新製品が出たら違約金を払ってMNPした方が安く手に入る、そんな状態に近い。
一方のAndroidスマートフォン・タブレットもどんどん高値となっており、機種変更が一番ワリを食うというユーザー泣かせの状態となっている。
さて、そんなうねりのあったスマートフォン界隈に匹敵するようなうねりが、筆者のモバイルデバイス界隈でも起こった。そこで、当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」の「年末企画」ということで筆者が今年感じたことをまとめてみたいと思う。
◯はじめは否定的だった「Surface Pro」
マイクロソフトがはじめて投入した自社ブランドのWindows搭載タブレット「Surface Pro」は、量販店の店頭で触ったときにそのサイズや重さから「これはないな……。」と感じていたのだが、Windows 8を使えば使うほどタッチパネルへの興味がわいてきて、夏に購入。
他のタブレットよりも分厚く重いが中身は普通のWindows 8を搭載したPCであり、ごく普通に文書の作成から写真の編集、印刷用のポスター作成も簡単にできてしまう。今までモバイルデバイスであれこれ試行錯誤してPCに近い環境を作ろうとして慣れようとしていたのだが、Surface Proがそこにスッポリと収まった。
完成度の高い音楽アプリが多く、これらを楽しんでいた「iPad」も、Surface Pro上で動作する本物のDTMソフトの前では“オモチャ”のようなものとなってしまった。
こうしてモバイルデバイスに対する価値観が変化し、モバイルデバイスに対する考え方がSurface Pro基準となった。Surface Proとどう違うのかが現在の機種選びのポイントとなり、ある意味迷わなくなったと言っても良いだろう。
◯攻めの姿勢が良かった「GALAXY Note 3」
筆者所有の初代の「GALAXY Note SC-05D」から大幅に進化した「GALAXY Note 3 SC-01F」(以下、SC-01F)は、処理速度も速く満足のいくファブレットだ。特に気にいった点は進化したSペンよりも、4K動画やハイレゾオーディオといった最新の技術を出し惜しみなく投入してきたところにある。
特にオーディオに関してはこれまでにも紹介してきたが、専用の音楽プレイヤーを使わなくなるほど音が良く、SC-01Fのサイズが気になるのであれば兄弟機である「GALAXY J SC-02F」をオススメしたいほどだ。
さまざまな気配りのソフトウェアで使い勝手を良くするよりも、最終的には「他にはないハードウェア」、コレがないことには新しい体験はないと感じた1台だ。
◯思ったより悪くないAndroidタブレット
一方、年末にかけて「AQUOS PAD SH-08E」(以下、SH-08E)と「ARROWS Tab F-02F」(以下、F-02F)を購入。それぞれ地デジ(フルセグ)の視聴・録画が可能なAV機能をもつAndroidタブレットで、ネット端末以外での応用が利く点が良い。それぞれSH-08Eは持ち歩けるメモ・ビュワー的な用途に、F-02Fは解像度が高く見開きで雑誌を読めるので電子書籍用に、内蔵スピーカーが比較的良いので動画視聴用としている。
この2年間、Androidタブレットを購入していなかったのもあるが、特に最新のAndroidタブレットは使い勝手がスマートフォンに近くなり迷わず操作できる点が良いと感じた。画面右下の機能設定のユーザーインターフェース(UI】は何だったんだろうか……。
さて、この2機種はSurface Proにはない「手軽さ」がポイントとなっている。すぐ使える便利さもそうだが、サイズや重さもその条件だ。何かやろうとして起動するのではなく、端末を触ったら何か見つかるそんな感覚がある。
その他、夏モデル「GALAXY S4 SC-04E」なども今年購入したスマートフォンなのだが、上記の機種と比較するとインパクトがなく候補から外している。今年は大画面ものばかり購入しているので、来年は使い勝手の良い手頃なサイズのスマートフォンの登場に期待したい。
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マイクロソフトがはじめて投入した自社ブランドのWindows搭載タブレット「Surface Pro」は、量販店の店頭で触ったときにそのサイズや重さから「これはないな……。」と感じていたのだが、Windows 8を使えば使うほどタッチパネルへの興味がわいてきて、夏に購入。
他のタブレットよりも分厚く重いが中身は普通のWindows 8を搭載したPCであり、ごく普通に文書の作成から写真の編集、印刷用のポスター作成も簡単にできてしまう。今までモバイルデバイスであれこれ試行錯誤してPCに近い環境を作ろうとして慣れようとしていたのだが、Surface Proがそこにスッポリと収まった。
完成度の高い音楽アプリが多く、これらを楽しんでいた「iPad」も、Surface Pro上で動作する本物のDTMソフトの前では“オモチャ”のようなものとなってしまった。
こうしてモバイルデバイスに対する価値観が変化し、モバイルデバイスに対する考え方がSurface Pro基準となった。Surface Proとどう違うのかが現在の機種選びのポイントとなり、ある意味迷わなくなったと言っても良いだろう。
◯攻めの姿勢が良かった「GALAXY Note 3」
筆者所有の初代の「GALAXY Note SC-05D」から大幅に進化した「GALAXY Note 3 SC-01F」(以下、SC-01F)は、処理速度も速く満足のいくファブレットだ。特に気にいった点は進化したSペンよりも、4K動画やハイレゾオーディオといった最新の技術を出し惜しみなく投入してきたところにある。
特にオーディオに関してはこれまでにも紹介してきたが、専用の音楽プレイヤーを使わなくなるほど音が良く、SC-01Fのサイズが気になるのであれば兄弟機である「GALAXY J SC-02F」をオススメしたいほどだ。
さまざまな気配りのソフトウェアで使い勝手を良くするよりも、最終的には「他にはないハードウェア」、コレがないことには新しい体験はないと感じた1台だ。
◯思ったより悪くないAndroidタブレット
一方、年末にかけて「AQUOS PAD SH-08E」(以下、SH-08E)と「ARROWS Tab F-02F」(以下、F-02F)を購入。それぞれ地デジ(フルセグ)の視聴・録画が可能なAV機能をもつAndroidタブレットで、ネット端末以外での応用が利く点が良い。それぞれSH-08Eは持ち歩けるメモ・ビュワー的な用途に、F-02Fは解像度が高く見開きで雑誌を読めるので電子書籍用に、内蔵スピーカーが比較的良いので動画視聴用としている。
この2年間、Androidタブレットを購入していなかったのもあるが、特に最新のAndroidタブレットは使い勝手がスマートフォンに近くなり迷わず操作できる点が良いと感じた。画面右下の機能設定のユーザーインターフェース(UI】は何だったんだろうか……。
さて、この2機種はSurface Proにはない「手軽さ」がポイントとなっている。すぐ使える便利さもそうだが、サイズや重さもその条件だ。何かやろうとして起動するのではなく、端末を触ったら何か見つかるそんな感覚がある。
その他、夏モデル「GALAXY S4 SC-04E」なども今年購入したスマートフォンなのだが、上記の機種と比較するとインパクトがなく候補から外している。今年は大画面ものばかり購入しているので、来年は使い勝手の良い手頃なサイズのスマートフォンの登場に期待したい。
記事執筆:mi2_303
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