Sandisk microSDXCカード 128GBが4月に発売!

サンディスクは5日、世界最大の記憶容量を持つmicroSDXCカード「Sandisk Ultra microSDXC UHS-I Card 128GB/サンディスク ウルトラ プラス microSDXC UHS-I カード 128GB(型番:SDSDQUA-128G)」(以下、microSDXCカード128GB)を2014年4月に出荷開始することを発表しています。128GBのmicroSDXCカードは先月にスペイン・バルセロナで行われた世界最大のモバイル関連イベント「Mobile World Congress 2014(MWC2014)」で発表されていましたが、それよりも転送速度が早い“Ultra Plus”モデルとなっています。

Ultra Plusモデルは秒間40MBの高速転送速度によって、フルHD(1920×1080ドット)動画の録画に最適なCLASS10とUHSスピードクラス1の両方に対応しており、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどのモバイル機器だけでなく、デジタルカメラなどでも使えるとしています。

販売価格はオープンながら3万5,000円程度になる見込みで、無期限保証に対応しています。すでに海外で販売されている製品が並行輸入品として国内でも販売されており、1万5,000円程度となっており、国内版も時間が経てば価格が下がってくると思われます。

microSDXCカード128GBは例えば16時間分のフルHD動画、7500曲の音楽、3200枚の写真に加え、125個のアプリをすべて保存できうる大容量で、ユーザーはストレージの空き容量を気にすることなくスマホやタブレットを楽しめるということです。これまでは最大64GBまでだったので単純に2倍の容量を利用できるようになります。

SDXCカード規格はSDカードの規格で、最大2TBまで実装できるようになっており、今回、現時点で初の128GB対応製品が投入されることになります。また、規格として64GBと同じものが利用されているため特に利用する機種側で容量制限などが行われていなければ利用できると思われます。

なお、同社ではスマホやタブレット向けアプリ「SanDisk MemoryZone」を無料で提供しており、ファイル閲覧や整理、バックアップがスマホなどで可能になります。このアプリは最新版で内蔵ストレージに保存されている古い動画や写真をmicroSDカードへ自動的にコピーする機能を新たに搭載しています。

サンディスクのマネージング・ディレクターの青柳マテウ氏は出荷の発表に際して「スマートフォンやタブレットPCが高性能化し、ファイルサイズが大きくなっていることもあり、大容量のmicroSDカードの需要がますます高まっています。また、アクションカムやウェアラブルカメラなどでHD動画を長時間撮影する場合も、大容量かつ高性能のmicroSDカードが必要となってきています。サンディスクは、メモリーカードにおけるマーケットリーダーとして、128GBという大容量のカードを市場にいち早く投入し、お客様のご要望にお応えすることができ大変うれしく思います」とコメントしています。

記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
SanDisk Corporation - サンディスク、世界最大容量128GBのmicroSDXCカードを4月に出荷開始
128GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-I memory card by SanDisk