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| ハンズフリー撮影ができる超小型のカメラ「Insta360 GO Ultra」をレビュー! |
スマートフォン(スマホ)や小型なアクションカメラなどの普及でVlog(Video Blog)撮影を日常的に楽しむ人が増えています。このような場合にはスマホやカメラなどを固定できるシューティンググリップに付けたり、自撮り棒に付けて撮影するスタイルが一般的ですが、さらに面白い動画作成する上で、頭などの身体に装着させてハンズフリー撮影する方法があります。ハンズフリー撮影では両手が自由になるため、ランニングや自転車などでの撮影も行えたり、何か作業をしながら撮影したりすることが可能になります。
そんなハンズフリー撮影ができるポケットサイズの超小型カメラの新商品としてInsta360 Japan(以下、Insta360)より「Insta360 GO Ultra」が2025年8月21日(木)に発売されました。販路は公式Webサイト( https://www.insta360.com/jp/ )内の公式Webストアのほか、楽天市場店やAmazon.co.jpなどのECサイトおよび量販店などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webストアでは「標準版」が64,800円とのことです。
標準版にはInsta360 GO Ultra本体(カメラ&アクションボット)に加え、クイックリリースセーフティコードやマグネット式簡易クリップ、磁気ペンダント、USB-Cケーブル、レンズガードが同梱されています。その他のキットとして「クリエーターキット」が72,800円、「ランニングキット」が76,400円、「サイクリングキット」が74,500円、「ファミリーキット2.0」が80,100円が用意されています。
今回はInsta360 GO Ultraをお借りして実際に試す機会がありましたので、その模様を紹介したいと思います。なお、本体カラーはミッドナイトブラックおよびアークティックホワイトの2色がラインナップされていますが、お借りしたのは標準版キットのミッドナイトブラックとなります。
Insta360 GO Ultraはカメラとアクションポッドが磁石で合体するスタイルのアクションカメラで、カメラ本体の重さが約53gと軽量のため、内蔵マグネットベースによって磁気ペンダントやマグネット式クリップを使ってハンズフリー撮影が可能です。またピボットマウントやフレキシストラップマウントと組み合わせて第3者視点の撮影ができるのも特徴となっています。さらにカメラは水深10mまで対応するIPX8準拠の防水にも対応しています。
カメラはシリーズ史上最大となる前モデル比で221%大型化した1/1.28型センサーを採用し、新開発の5nmプロセスで製造されたAIチップを搭載することによって超滑らかで高精細な4K・60fps映像の撮影ができます。またPureVideoモードでは低照度下でも明るく鮮明な映像を撮影可能で、アクティブHDR機能搭載で昼夜を問わず自然で鮮やかな色彩となります。さらに傾き補正機能で移動しながらの動画撮影が安定した画面になります。
一方、バッテリー性能はカメラ単体の使用で70分、アクションポッド併用で最大200分の連続撮影が可能となっており、高速充電によって12分で80%まで回復できます。また最大2TBまで対応するmicroSDXCカードスロットを備え、容量不足の心配を解消してくれ、カード交換で即座に撮影を再開できるようになっています。
さらにiOSおよびAndroidに対応したスマホなど向けアプリ「Insta360」(以下、Insta360アプリ)は各種効果の追加(トランジション・エフェクト・音楽追加など)に加え、連携(Stravaや外部デバイスでGPSや心拍数などリアルタイム表示)やAI編集機能(ベストシーン自動抽出)などに対応しています。
Insta360 GO Ultraで実際に4Kで磁気ペンダントでカメラだけを胸に装着して歩きながら撮影してみました。動画設定は4K・30fpsでしたが、安定した動画撮影ができました。またマグネット式簡易クリップにてカメラを帽子に付けて自転車走行中の撮影もしてみました。こちらは動画設定は4K・60fpsです。
Insta360 GO Ultraは非常に小型&軽量でありながら4K動画対応しており、さらにバッテリーの持ちの良いため、気軽に撮影が楽しめます。またシューティンググリップで撮影するスタイル以外にも胸や帽子などに装着するとハンズフリーで撮影ができますので、撮影中の自由度が大きくなります。特に4K・60fpsの動画は詳細で迫力があるため、旅行などの撮影に最適です。このようにInsta360 GO Ultraは日常Vlogから旅行VlogやアクティビティーVlogなどと幅広く活用できるので、手軽にVlogをしたい人にとてもオススメできると感じました。
Insta360
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記事執筆:伊藤浩一
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