LINE@ IDがもう1つのラインとしてオープンコミュニケーションの場に!

LINE Corp.は9日、同社の事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」を開催し、スマートフォン(スマホ)など向け無料通話・無料メールサービス「LINE(LINE)」( http://line.me )においてこれまでお店などのビジネスアカウントとして提供しているアカウントサービス「LINE@」を個人などの誰でも取得できるものに変更し、もう1つのLINEとしてオープンコミュニケーションを行えるサービスにすると発表しています。

これに伴い、専用のLINE@アプリ(AndroidおよびiPhoneに対応予定)を提供し、LINE@アカウントによって他のソーシャルネットワークサービス(SNS)のようにフォロワーへの一括送信や1:1のトーク、ホーム・タイムラインへの情報発信などを行なえるようになります。

サービス提供時期は年内を予定しており、提供内容の詳細などについては今後サービス開始時に改めて案内するとのこと。なお、日本より順次グローバル展開を予定しています。

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LINE@アプリ


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既存のLINEと今後提供予定のLINE@のアカウントサービスの違い


LINE@ IDはすべてのLINEユーザーが持つことのできるもう1つのLINEアカウントです。家族や親しい友人・同僚とのプライベートなコミュニケーションでの利用を前提としている従来のLINEアカウントとは別に、さまざまなユーザーや顧客と広くコミュニケーションを取ることができるアカウントとして新たに提供されます。

アカウントは法人・個人を問わず誰でも取得することができ、複数のアカウントを所有することも可能。今後提供予定の専用のLINE@アプリによってLINE@アカウントを取得後、当該アプリを通じてフォロワーへの一括送信、オープンな情報発信などが行えるようになります。

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現在同名のサービスとして展開しているビジネスアカウントのLINE@では、飲食・アパレル・美容・宿泊施設などの実店舗を持つ法人およびメディアや行政のみが利用対象となっていましたが、今回のリニューアルを通じ、実店舗を持たない法人や個人もさまざまなシーンでの利用が可能になります。

利用方法としてはTwitterやFacebookページなどのようなオープンな情報発信が行えるSNSとほぼ同様ながら、LINEとの連携ができる点が最大の利点となっており、ブロガーが記事を書いたことを知らせたり、アーティストがライブなどの情報を告知したりできるほか、ハンドメイド作品を作るような人がファンと交流しながら同時に発表された決済サービス「LINE Pay」で作品を販売したりすることもできるようになるとしています。

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記事執筆:memn0ck


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