NTTドコモの「キッズケータイ HW-01G」をフォト&ムービーで紹介!

既報通り、NTTドコモは30日、今冬および来春に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2014-2015冬春モデル新商品発表会」を開催し、子供向けながらMIL規格準拠の防水・防塵・耐衝撃性能を有したストレート型のファーウェイ製タフネスケータイ(フィーチャーフォン)「キッズケータイ HW-01G」(以下、HW-01G)を発表した。

発売時期は2014年11月上旬を予定しており、すでに発表された9月30日(火)正午12時からドコモショップや公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約受付が開始されている。

HW-01Gは2012年9月に発売されて累計出荷台数が100万台を突破した人気の前モデル「キッズケータイ HW-01D」(以下、HW-01D)の後継機種で、新たに防水(IPX5およびIPX7準拠)および防塵(IP5X準拠)に加え、MIL規格準拠の耐衝撃仕様(MIL STD 810G Method 516.6-Shock)に対応したタフネス仕様で壊れにくく、電池の蓋は専用ネジでロックされており、第3者が電池を故意に外せないようになっており、安心・安全に使える機種となっている。

今回はこのHW-01Gについて実際に発表会後の展示会場にてタッチ&トライすることができたので写真と動画を交えて紹介する。

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左からHW-01Gのカラーバリエーションのイエローおよびブルー、ピンク


HW-01Gのカラーバリエーションはイエローおよびブルー、ピンクの3色がラインナップされている。各色とも子供向けということで、比較的原色に近いポップなカラーリングだ。また、本体カラーに合わせた3種類の画面デザインおよびシンプルデザインも用意されている。

サイズは約89×49×16.8mm、質量は約89g。形状はストレート型で、ディスプレイの下にマルチカーソルキー(十字キー)やセンターキー(決定キー)、そして、4つの機能キーが搭載されている。これらのキーはシンプルなデザインで、子供の小さな手でも押しやすいボタン配置としている。

ディスプレイは約2.0インチQVGA(240×320ドット)液晶(26万2144色表示)で、ディスプレイの上には充電や着信通知などを表示するLEDランプが見える。なお、サブディスプレイは非搭載だ。

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HW-01Gのキーの様子


背面にはスピーカーと大音量の防犯ブザー、バッテリーカバーなどがある。バッテリー容量は900mAh(HW-01Dと共通の電池パック「HW02」)で、連続待受時間が約530時間、連続通話時間が約240分となっている。なお、ともに3G(W-CDMA方式、FOMA)での利用となっており、4G(FDD-LTE方式、Xi)や2G(PDC方式やGSM方式)には非対応。また、FOMAハイスピード(HSDPAおよびHSUPA)に対応していない。

バッテリーカバーを開けて電池パックを外すには特殊な工具が必要で、リアカバー止め工具およびリアカバー止めネジは試供品として提供される。

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HW-01Gの背面の様子。左からイエローおよびブルー、ピンク


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スピーカーの上に防犯ブザースイッチがある。大きな丸いアクセサリーは付属するブザー用ストラップ(試供品)で、本体上側面にあるブザー用ストラップ取付口に装着することでひっぱると防犯ブザーを鳴らすことができるようになる


サイドライト点滅機能も引き続き搭載。これにより、自転車や自動車などに対して光で存在を通知してより安全に夜道などを歩いたりできるようになった。また側面には充電などを行なうためのmicroUSB端子も搭載されている。

端子は防水などに対応しているため、カバーが付いており、変わりに充電台「卓上ホルダ HW03」が同梱される。両側面には充電台用接点も見える。また、microUSB端子を採用しているためか、最近のNTTドコモのケータイでは珍しく充電ケーブル「ACアダプタ HW03」も付属する。さらに、取扱説明書もパッケージに含まれる。

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HW-01Gの左右側面の写真。型番の「HW-01G」が記載されている


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HW-01Gの上下側面の写真。ともにストラップ取付口が配置されている


機能的には子供の生活スタイルや成長に合わせて使える便利な機能を搭載し、例えば、利用モード切替でひらがな・漢字表示や、SMSの定型文などを変更できるようになっている。

また、着信に対して自動でハンズフリー応答または伝言メモに録音が可能(最大5件)で、電池残量が少なくなった場合にあらかじめ設定した相手にSMSでお知らせされ、電池残量がさらに減った場合にGPSなどによる居場所を通知するほか、電源をオフにしようとした場合も自動で居場所を検索して通知される。

さらに、緊急連絡先(3件)へ自動で音声発信も行え、普段も「イマドコサーチ」で居場所を保護者に通知可能だ。

電話帳には最大10件まで登録可能で、ワンタッチ発信キーを使って、登録した連絡先4件へ通話やSMS送信ができ、連絡先を登録済みの相手のみに制限できる。なお、iモードには非対応で有害サイト閲覧の心配がないとしている。

その他、エリアメールには対応しているが、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、無線LAN(Wi-Fi)、タッチパネル、カメラ、Bluetooth、docomo PALETTE UI、DLNA、DTCP-IP、おくだけ充電には非対応となる。

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時計表示もバリエーションが用意されている


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メールやせってい(設定)などの画面


オプション品として「電池パック HW02」、「ACアダプタ HW01/HW03」、「USB接続ケーブル HW02/HW03」、「リアカバー HW08」、「卓上ホルダ HW03」、「ポケットチャージャー 01/02/03」、「ACアダプタ 03/04/05」、「海外用AC変換プラグCタイプ 01」、「microUSB接続ケーブル 01」、「DCアダプタ 03/04」、「キャリングケース HW01」などが別売で用意されている。

最後に、会場の説明員にHW-01Gの特長、主な仕様を操作しながら、さらに同梱品や純正のアクセサリなどについて解説してもらったので、その様子を動画で紹介する。



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◯主な仕様
機種名キッズケータイ HW-01G
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約89×49×16.8
質量(g)約89
連続待受時間(静止時[自動])
(3G/GSM:時間)
約530/ー
連続通話時間
(3G/GSM:分)
約240/ー
メインディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、
方式、発色数)
約2.0インチ
QVGA 240×320
TFT液晶
26万色
サブディスプレイ
(サイズ:インチ、
方式、発色数)
バッテリー容量900mAh
外部メモリー
(最大対応容量)
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
内側カメラ機能
Xi(LTE)
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
GPS/オートGPS
(◎は海外対応)
○※4/ー
赤外線通信
Bluetooth
ワンセグ/フルセグ
(◎は録画対応)
ー/ー
防水/防塵○/○
(IPX5、7/IP5X)
UIMカードminiUIM
イエロー
ブルー
ピンク
製造メーカーHuawei Technologies
※1 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。

記事執筆:memn0ck


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