福岡市地下鉄で「WiMAX 2+」の提供開始!

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は6日、現在、全国各地において下り最大速度110Mbpsの超高速モバイルインターネットサービス「WiMAX 2+」を利用できるよう基地局建設を進めており、今回、福岡市交通局が運営する「福岡市地下鉄」の各駅や列車内でも利用できるようエリア整備を行っていくことになったとお知らせしています。

これまで福岡市地下鉄については既存の下り最大40Mbpsの高速モバイルインターネットサービス「WiMAX」のエリア整備が完了しており、すでに利用することができていましたが、より高速化することになったとのこと。

まずは2014年11月6日(木)から空港線(1号線)の「福岡空港駅」を皮切りに、順次、WiMAX 2+サービスを全駅に拡大していくとしています。

UQでは昨年10月からWiMAX 2+のサービスを開始し、今年9月より地下鉄などの鉄道におけるエリア拡大を進めており、これまでに横浜市営地下鉄東京モノレール東葉高速鉄道、京成電鉄にてWiMAX 2+の導入がはじまっています。今回、これらに加え、福岡市地下鉄でもWiMAX 2+が導入開始されました。

なお、UQでは来年春にWiMAX 2+を下り最大220Mbpsまで高速化する計画で、これにより、既存のWiMAXは下り最大13.3Mbpsに減速する予定となっています。

また、これに伴って、今月1日からはWiMAXからWiMAX 2+に無料で乗り換えられる「WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦」を実施しています。WiMAX 2+を下り最大220Mpbsに増速化したエリアのWiMAX 2+およびWiMAXの上下最大速度は以下の通り。

サービスWiMAX 2+WiMAX
CA対応エリア
(来春以降)
帯域幅40MHz(20MHz+20MHz)
下り最大220Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅10MHz
下り最大13.3Mbps
上り最大10.2Mbps
現行エリア帯域幅20MHz
下り最大110Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅30MHz
下り最大40Mbps
上り最大15.4Mbps


記事執筆:memn0ck


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