6c3fcff1.jpg
動物ソーシャルネットワーク機器が登場!IOTからIOAへ!?

東京・お台場にある東京ビッグサイトにて2015年1月14(水)~16日(金)の3日間に渡ってウェアラブル端末やその部品・素材、さらにはウェアラブル関連技術・サービスなどの展示会「第1回ウェアラブルEXPO」が開催されました。

今回の記事ではAnicall(アニコール)のブースにて犬や猫の首輪に装着する、ペットなどの動物向けウェアラブルデバイス「つながるコル」が展示されていたので紹介します。

◯モノのインターネットでなく動物のインターネット
最近、頻繁にIoT(Internet of Things)という言葉を目にすることがあると思います。これは、「すべてのものにインターネット」をという考えで、ウェアラブル端末に限らずあらゆる道具をネットワークに接続して便利に使おうというものです(思いっきり噛み砕いた説明になりますが)。

そして、今回のAnicallブースにて掲げられていたのが、IoTを動物になぞって言い換えた「Internet of Animals(すべての動物のインターネットを)」という「IoA」になります。
01
「まずは、犬から」で、今後、ネコ向けなどにも拡充していく予定



◯Bluetoothでつながる動物用ウェアラブル端末「つながるコル」
02
動物用ウェアラブル端末のつながるコル

このつながるコルは首輪などに付けてBluetoothでスマートフォン(スマホ)やタブレットと連携する動物向けのウェアラブル端末です。

GPSなどをは搭載せず、識別用の信号(ビーコン)を発信します。つながるコルを装着した動物だけのソーシャルネットワーク(仲のいい他のペット仲間などのデータベースや擦れ違いのタイムラインが生成される)が構築され、新しいコミュニケーションツールとしての活用を見込んでいます。
0405
つながるコルのついた首輪を装着した犬(写真左)とネコ(写真右)


また、ビーコンを利用した迷子通知機能なども搭載しているということです。
03
Anicallが提供する動物用SNS。飼い主のスマホなどから確認ができる


その他にも今後の機能拡張として、表情解析機能や行動解析を利用した「犬のキモチ」機能や牧場向けに牛の管理情報を記録、育成情報を管理する「CowCall」というシステムも準備中ということです。
06
「犬のキモチ」のサンプル


ウェアラブル端末を人やモノだけでなく動物にも、という取り組みは、これから盛んになってくるかもしれませんね!

記事執筆:河童丸


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
ウェアラブルEXPO
Anicall Corporate Top page