新しいモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」を写真と動画で紹介!

NTTドコモから同社初のLTE-Advancedの技術要素のキャリアアグリゲーション(CA)に対応することで下り最大225Mbpsで利用できるモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」(Huawei Technologies製)が2015年2月18日(水)に発売した。

Wi-Fi STATION HW-02GはCA対応のほか、無線LAN(Wi-Fi)側もIEEE802.11acに対応によってMIMO(2×2)で最大866Mbpsで通信可能、屋外での5.xGHz利用、Bluetoothテザリングなどにも対応しており、モバイルWi-Fiルーターとして非常に充実した仕様となっている。

今回は発売されたばかりのWi-Fi STATION HW-02Gを写真と動画で紹介する。


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Wi-Fi STATION HW-02GはNTTドコモでは初の4G(FDD-LTE方式)においてCA技術を利用することで下り最大225Mbpsを実現するモバイルWi-Fiルーターだ。

最大の進化はCAに対応したことで、下り最大225Mbpsおよび上り最大50Mbpsによる高速通信を実現。LTEでは従来通り、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbps。

屋内でも快適に通信可能なプラチナバンドを含めた800MHz(Bank 19)および1.5GHz(Band 21)、1.7GHz(Band 3)、2GHz(Band 1)のクアッドバンドLTE対応で、広いエリアで安定した通信が可能。

CAの組み合わせとしてはBand 1とBand 21、Band 3とBand 19のほか、発売後にソフトウェア更新を適用することでBand 1とBnad 19にも対応する。

また、3G(W-CDMA/HSPA)が800MHzおよび850MHa、2GHzに対応し、2G(GSM/GPRS/EDGE)には非対応。LTEおよび3Gは海外ローミングも利用可能で、LTEではBand 1およびBand 3、3GではBand 1およびBand 5が対応。通信チップセットは「Balong720」となっている。

外観はおよそ1年前に発売された「Wi-Fi STATION HW-01F」と同様にタッチパネル対応2.4インチQVGA(240×320ドット)液晶ディスプレイによるタッチ操作に対応しているため、ディスプレイが大きい印象を受ける。

本体正面にはディスプレイのほか、ディスプレイの上側にWi-Fiアンテナ、右側に携帯電話用アンテナが内蔵されており、背面はリアカバーが外せるようになっている。リアカバーを外すと電池パック(HW07)があり、電池パックの脇にはリセットボタンも用意されている。

電池パックの容量は2400mAhで、取り外せるタイプ。電池パックを外したところにSIMカードスロットがあり、SIMカードサイズはドコモminiUIMカード(microSIMカード、3FF)となっている。

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側面には電源キーやmicroUSB(外部接続)端子、ストラップ穴が配置されている。カラーバリエーションは写真のWhite(ホワイト)の1色のみ。サイズは約58×95×14.2mm、質量は約130gとなっており、コンパクトな本体とシンプルなクレードルデザインはインテリアにもマッチしそうだ。また、防塵(IP5X)にも対応している。

連続待受時間は約970時間(3G)および約970時間(LTE)、約970時間(LTE-Advanced、CA利用時)、連続通信時間は約8時間(3G)および約9時間(LTE)、約8時間(LTE-Advanced、CA利用時)。

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また、同梱のクレードル(HW01)に置けば元回線として有線LAN(1000Base-Tおよび100Base-TX対応)が利用できたり、クレードルに置くと高出力Wi-Fi送信に自動切り替えされ、自宅などを広範囲にカバーできるようになる。

また、Wi-Fi STATION HW-02G単体ではWi-Fiの同時接続台数が10台だが、クレードル利用時には最大20台となる。

クレードルには充電用microUSB端子のほか、有線LAN用のEthernetポート、電源ランプ(青色)やEthernetランプ(青色)によって各種状態が確認可能だ。

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スマートフォン(スマホ)など向けアプリから遠隔でスリープ解除が可能なためかばんなどからWi-Fi STASTION HW-02Gを取り出さずに利用開始できるほか、最初の設定もしやすいようにWPSにも対応している。

価格は公式Webストア「ドコモオンラインショップ」では新規契約・機種変更ともに本体価格が18,144円(分割756円/月×24回)、月々サポートが756円/月×24回(総額18,144円)の実質0円となっており、さらに現在提供中のキャンペーン「ドコモのXiルーター割」を利用した場合にはともに実質-24,624円(-1,026円/月)。

なお、ドコモのXiルーター割の条件は新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」に加入することで、現時点では2015年3月1日(日)まで。

例えば、ドコモのXiルーター割を利用すれば、データプラン(ルーター)で親回線のシェアプランにて利用する場合に月額利用料は270円で利用可能で、本体を分割払いしても24回なら月当たりの支払い額は1,026円となる(本体代金を一括で払えば月額270円)。価格はすべて税込。

データプラン(ルーター)1,296円
ISP代(mopera U シンプル)216円
シェアオプション540円
本体代(分割)756円
月々サポート-756円
ドコモのXiルーター割-1,026円
合計1,026円




最後にWi-Fi STATION HW-02Gの特長を説明員に紹介してもらった模様を動画で紹介する。



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記事執筆:S-MAX編集部
写真・動画撮影:2106bpm


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