UQ WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」がCA対応に!

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)およびKDDIは19日、UQが構築する高速通信サービス「WiMAX 2+」に対応するモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ・ジャパン製)でキャリアアグリゲーション(CA)によって下り最大220Mbpsを利用できるようにするソフトウェア更新を2015年3月19日(木)より提供開始したと発表しています。

一方、最大220Mbpsが利用可能なエリアについては、栃木県真岡市で2015年2月12日(木)にCAに対応する周波数帯域の拡張を開始し(上記写真は真岡市にて)、続いて、2015年3月31日(火)から約1週間で、全国37都道府県の一部へ拡大し、その後も順次全国へ展開を進めていくとしています。3月末に予定している下り最大220Mbps対応エリアは公式Webページ( http://www.uqwimax.jp/signup/area/pdf/220Mbps_CA.pdf )で確認できます。

現在、UQでは下り最大220Mbpsを実現する「ヤ倍速」の一環としてCAの導入を進めており、今年1月に発売したSpeed Wi-Fi NEXT W01は初のCA対応製品で、今回のソフトウェア更新によってCAによる下り最大220Mbpsが利用できるようになりました。

これらのCAを実現するデバイスとエリアの整備により、Speed Wi-Fi NEXT W01を利用の場合にはソフトウェア更新を適用することで、周波数帯域を拡張したエリアにおいて、下り最大220Mbpsの超高速モバイル通信を利用可能となります。

ソフトウェア更新は本体のみで実施することができ、待受画面から「設定」→「アップデート」から実施します。詳細は http://www.uqwimax.jp/service/information/docs/W01_update_20150319.pdf をご確認ください。なお、KDDIによるとソフトウェア更新をするためのファイルサイズは約100MB、ソフトウェア更新にかかる時間は約10分ということです。

ソフトウェア更新後のファームウェアバージョンは「11.411.13.20.824」。バージョンの確認方法は待受画面から「設定」→「情報」→「端末情報」の「バージョン」にて可能。

なお、CA対応に伴って、WiMAX 2+を下り最大220Mpbsに増速化したエリアでは既存のWiMAXの最大速度が減速されます。これにより、WiMAX 2+およびWiMAXの上下最大速度は以下の通り。

サービスWiMAX 2+WiMAX
CA対応エリア
(来春以降)
帯域幅40MHz(20MHz+20MHz)
下り最大220Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅10MHz
下り最大13.3Mbps
上り最大10.2Mbps
現行エリア帯域幅20MHz
下り最大110Mbps
上り最大10Mbps
帯域幅30MHz
下り最大40Mbps
上り最大15.4Mbps




記事執筆:memn0ck


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