ハイアールがスマホなどでも日本市場参入か?

産経新聞は19日、中国の家電メーカー大手であるハイアール(英語名:Haier、中国語名:海尔)がスマートフォン(スマホ)やタブレットの日本市場に参入することを検討していると報じています。

同日にハイアールアジア代表取締役社長兼CEOの伊藤嘉明氏が埼玉県熊谷市で新しい研究開発拠点の開所式にて取材に応じ、「ネットにより白物と黒物の垣根はなくなり、人と人がつながる橋になる」と訴えたとのこと。

そのため、現在、日本においては家電を中心に販売している製品ラインナップをスマホやタブレット、パソコン(PC)、テレビなどに広げる考えを示したということです。

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ハイアールは三洋電機の家電事業を買収し、日本でも「白物」と呼ばれる家電は販売しているものの、中国などではスマホやテレビなどの「黒物」と呼ばれるデジタル製品も開発・販売しています。

同社が日本市場においてもスマホなどを販売するとなると、急に大手携帯電話会社が採用するという流れはなかなか難しいと思われるので、まずは現在販売している家電の販売網を活かし、家電量販店などで仮想移動体通信事業者(MVNO)など向けの格安スマホが期待されます。

格安スマホ市場もすでに中国メーカーのファーウェイやZTE、TCLなどが発売しており、メーカーが増えることでさらなる価格競争となるようであればユーザーとしては嬉しいところですが、果たしてどうなるでしょうか。

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最上段および上の写真は今月にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2015(MWC 2015)」におけるハイアールブース


記事執筆:memn0ck


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ハイアールが日本でスマホ参入へ 白物家電とネット連携検討 - SankeiBiz(サンケイビズ)