au向け最新エクスペリアタブレット「Xperia Z4 Tablet SOT31」が発表!

KDDIおよび沖縄セルラーは14日、今夏以降に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「au発表会 2015 Summer」を開催し、世界最軽量10.1インチ防水タブレット「Xperia Z4 Tablet SOT31」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。2015年7月中旬に発売開始予定。

Xperia Z4 Tablet SOT21は今年3月に発表された最新フラッグシップタブレット「Xperia Z4 Tablet」、そして昨日、NTTドコモから発表された「Xperia Z4 Tablet SO-05G」のau版で、昨年の夏モデル「Xperia Z2 Tablet SOT21」の後継機種。日本投入が案内されていましたが、今回、NTTドコモに続いて、auからも発売することが発表されました。

新たに64bit対応オクタコアCPUやキャリアアグリゲーション(CA)による下り最大225Mbps、OSにAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)などの最新技術が取り入れられているほか、au版は国内向けサービスのワンセグやフルセグなどの日本市場に合った機能に対応しているのが特長です。なお、NTTドコモ版と異なり、VoLTEには非対応。

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Xperia Z4 Tablet SO-05Gは今年3月に発表された最新フラッグシップタブレットのau版です。カラーバリエーションは最近のXperiaシリーズのタブレットと同様に前述のWhiteとBlack(黒)の2色が用意されており、グローバル版やNTTドコモ版との外見の違いはロゴのみで、背面中央に「Xperia」、背面下部に「au」および型番の「SOT31」になっています。

見た目は「Xperia Z3」シリーズ(タブレットは「Xperia Z3 Tablet Compact」)から取り入れられたカラーバリエーションのWhite(白)のディスプレイ周りのフレームも白くなっており、フラッグシップモデル「Xperia Z」シリーズで採用している「オムニバランスデザイン」を踏襲しています。

また狭額縁になり、Xperia Z4 TabletとXperia Z2 Tabletを重ねるとほぼXperia Z2 Tabletのフレームの中に収まるようなサイズ感となっており、左右で約25%、上下で約17%のダウンサイジングしています。

サイズは約254×167×6.1mm、質量は約393gと、Xperia Z2 Tabletの約266×172×6.4mmおよび約439gから横に12mm、縦に5mm小さく、0.3mm薄く、重さも46g軽くなっています。

なお、Xperia Z2 Tabletも10.1インチサイズとしては世界最薄かつ世界最軽量でしたが、Xperia Z4 Tabletもソニーモバイルコミュニケーションズが調査時点(2015年4月17日)で世界最薄かつ世界最軽量だとのこと。

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さらに、microSDカードスロットとnanoSIMカード(4FF)スロットを1つのカバー内にまとめ、microUSB端子もキャップレスになったことで、カバーのある部分が1つになり、よりシンプルでどこから見ても美しいデザインになっています。

防水・防塵仕様も引き続き対応しており、防水がIPX5およびIPX8準拠、防塵もXperia Z3シリーズから強化されているより高い性能のIP6X準拠となっており、水深1.5mまでの利用が可能です。

ディスプレイは同じ「トリルミナスディスプレイ for mobile」TFT液晶(1677万色表示)ですが、解像度がXperia Z2 TabletのWUXGA(1920×1200ドット)からWQXGA(2560×1600ドット)に向上し、タッチパネルが防水機種にありがちな水に濡れたら操作できなくなるという問題をクリアし、本体および手が濡れていてもよりきっちりと操作できるようになったとのこと。

また、Xperia Z4シリーズの共通仕様になっているmicroUSB端子がキャップレス防水となっており、3.5mmイヤホンマイク端子とともに、水回りでの使用がより気軽になりました。なお、代わりに「Xperia Z」シリーズで採用していた充電用のマグネット式端子が廃止されています。

機能的には国内においてニーズの高いおサイフケータイ(FelicaおよびNFC)やワンセグ、そして、フルセグに対応しており、フルセグは3段階の画質を設定できる長時間録画機能に新たに対応しました。

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チップセットはQualcomm製「MSM8994(Snapdragon 810)」に強化され、64bitに対応したオクタコアCPU(2.0GHzクアッドコアCPU+1.5GHzクアッドコアCPU)となり、LTE UE Category 6にも対応し、キャリアアグリゲーション(CA)によって下り最大225Mbpsでデータ通信が利用可能。なお、SIMカードスロットがiPhone 5などと同じnanoSIMカードスロット(4FF)を採用。

内蔵メモリー(RAM)は3GB、内蔵ストレージは32GB、外部ストレージは最大128GBまでのmicroSDXCカードに対応し、小型軽量化していながらもバッテリー容量はXperia Z2 Tabletと同じ6000mAhを内蔵(取外不可)で、急速充電2にも対応。

他に、2.4GHzおよび5.xGHzのデュアルバンドによるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.1、GPS、NFC Type A/Bに対応。テザリング(Wi-FiおよびUSB)やDLNA・DTCP・DTCP+にも対応し、Wi-FiもMIMOによって最大867Mbpsに高速化し、5GHz帯は屋外での利用にも対応しています。一方、おサイフケータイ(Felica)や赤外線、生体認証には非対応。

カメラ機能も強化されており、自撮り(セルフィー)やビデオ電話などに強い500万画素のCMOSイメージセンサーを採用した広角フロントカメラを搭載。サウンド面では高品質なワイヤレス再生を可能にする新しい音声圧縮技術「LDAC」に新たに対応しました。ゲームにおいてXperia Z4 Tabletの画面で「PS4」の臨場感あふれるゲーム体験を楽しめる「PS4リモートプレイ機能」にも対応。

OSは新たにAndroid 5.0.2 Lollipopを採用し、Xperiaのエッセンスを加えたマテリアルデザインに統一。馴染みやすい心地よいユーザーインターフェース(UI)を心がけて開発されており、読みやすさを追求した新しい書体を採用しています。

また、周辺機器として専用の合体できるBluetoothキーボードも用意されており、新たにタッチパッドが搭載されていて、画面にタッチしなくてもノートパソコン(PC)と同じように操作できるようになっており、キーボード入力との親和性も高いオフィスアプリをプリインストールしています。

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◯主な仕様
基本スペック
商品名Xperia Z4 Tablet SOT31
OSAndroid 5.0
メーカーソニーモバイルコミュニケーションズ
ディスプレイ約10.1インチ/トリルミナス ディスプレイfor Mobile
カメラメインカメラ:約810万画素
サブカメラ:約510万画素
重量393g(暫定値)
電池容量6000mAh
サイズ約254(W)x167(H)x6.1(D)mm(暫定値)
メモリー約32GB(ROM)
約3GB(RAM)
連続待受時間測定中
カラーホワイト、ブラック
外部メモリーmicroSDXC(最大128GBまで)

対応サービス・機能
4G LTE
受信最大225Mbps
キャリアアグリゲーション対応
WiMAX 2+
受信最大220Mbbps
キャリアアグリゲーション対応
VoLTE-
シンクコール-
ボイスパーティ-
Eメール(@ezweb.ne.jp)
SMS
フルセグ
ワンセグ
Wi-Fi テザリング
(最大接続数 10台)
グローバルパスポート
(LTE/GSM/UMTS)
Bluetooth(ver.4.1)
Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)
緊急速報メール
おサイフケータイ-
NFC(情報取得/リンク)
赤外線-
防水
防塵
耐衝撃-
※1 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。

記事執筆:memn0ck


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