Xperia Z3 SO-01GとXperia Z3 Compact SO-02G、Xperia Z2 SO-03FがAndroid 5.0に!

NTTドコモは28日、同社がすでに販売中の既存製品における「Android 5.x(開発コード名:Lollipop)」へのOSバージョンアップを提供する機種について発表している中で新たにソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン(スマホ)の「Xperia Z3 SO-01G」および「Xperia Z3 Compact SO-02G」、「Xperia Z2 SO-03F」の3機種に対してAndroid 5.0 LollipopへのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始したとお知らせしています。

スマホ本体(Wi-FiおよびXi、FOMA)のみで直接更新する方法とパソコンにUSBケーブルで接続して更新する方法が用意されており、Xperia Z3 SO-01GおよびXperia Z3 Compact SO-02G、Xperia Z2 SO-03Fのそれぞれ更新時間は約64分、約35分、約64分、約35分、約78分、約30分。更新期間は修理受付終了までで、Xperia Z3 SO-01GおよびXperia Z3 Compact SO-02Gでは現時点では未定、Xperia Z2 SO-03Fでは2019年1月末を予定。

ソフトウェア更新による主な変更点は以下の通りで、Xperia Z3 SO-01GとXperia Z3 Compact SO-02Gは同じで、Xperia Z2 SO-03Fは追加されるアプリがさらに「Lifelog」と「Movie Creator」が増え、改善される事象が異なっています。
◯主なアップデート内容
1)カメラ
・スタイルポートレートに対応します。
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2)ダイヤル、連絡先
・ダイヤルと連絡先のUIが一新され、さらに使いやすくなります。
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3)設定
・設定メニュー内を検索できるようになります。
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4)搭載アプリケーション
・「音声レコーダー」を新たに搭載します。(Xperia Z3 SO-01GおよびXperia Z3 Compact SO-02G)
・「Lifelog」「Movie Creator」「音声レコーダー」を新たに搭載します。(Xperia Z2 SO-03F)
5)便利機能
・クイック設定パネル機能が一新され、さらに使いやすくなります。
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・通知パネルのすべての通知の削除ボタンとタスクマネージャのすべてのアプリの終了ボタンのデザインが変わります。
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・What's Newで一部のアプリを更新できるようになります。
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6)改善される事象
・特定のサイトを閲覧中に「バック」キーをタップするとエラー画面が表示される場合がある。(Xperia Z3 SO-01GおよびXperia Z3 Compact SO-02G)
・まれに、意図せず電源が再起動する場合がある。(Xperia Z2 SO-03F)

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。


NTTドコモでは「GALAXY S5 SC-04F」および「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」、「GALAXY Note Edge SC-01G」に続き、ソニーモバイルコミュニケーションズでは国内では昨日のSoftBank向け「Xperia Z3 401SO」に続きのAndroid 5.0 LollipopへのOSバージョンアップとなっています。

更新は本体による方法なら「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」と選択し、画面の案内に従って操作を実施し、自動更新は非対応で手動での更新となります。詳細な手順は「Androidバージョンアップ操作手順について | お客様サポート | NTTドコモ」を参照してください。

パソコン接続による更新は事前にパソコンに専用アプリ「PC コンパニオン(PC Companion)」を導入しておいて実施します。詳細な手順は「PC コンパニオン(PC Companion) | サポート | ソニーモバイルコミュニケーションズ」を参照してください。

更新を実施する前と後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)はXperia Z3 SO-01Gは「過去ビルド番号:23.0.B.0.384、23.0.B.1.1、23.0.B.1.13、23.0.B.1.38、23.0.B.1.59」から「最新ビルド番号:23.1.B.1.160」、Xperia Z3 Compact SO-02Gは「過去ビルド番号:23.0.B.1.1、23.0.B.1.13、23.0.B.1.38、23.0.B.1.59」から「最新ビルド番号:23.1.B.1.160」、Xperia Z2 SO-03Fは「過去ビルド番号:17.1.B.0.318、17.1.B.1.3、17.1.1.B.2.73、17.1.1.B.3.174、17.1.1.B.3.195、17.1.1.B.3.240」から「最新ビルド番号:23.1.B.1.160」になります。ビルド番号の確認方法は「設定」→「端末情報」→「ビルド番号」から。

この他、日頃使っているアプリをより快適に使用するために、アプリのアップデートもあわせて実施するように案内しており、「Playストア」および「設定」からアプリをアップデートできると案内しています。なお、OSバージョンアップをする際の注意事項は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客様の責任において実施してください。
・アップデートすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・アップデートの際は、取扱説明書をご確認のうえ、事前にデータをバックアップしてください。
 ※一部バックアップできないデータがありますので、あらかじめご了承ください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はアップデートできません。
・端末本体(Xi/FOMA)にてアップデートする場合はドコモ契約のあるminiUIMカード/nanoUIMカードおよびspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中、もしくは、圏外にいるときには、「ドコモの電波が受信できない場所、またはローミング中はWi-Fi接続中であっても書き換え処理を開始できません」と表示されます。
・アップデートの際、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が、自動的に当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、Androidバージョンアップ以外の目的には利用いたしません。
・アップデートする前に、全てのアプリケーション終了してください。
・アップデート中は、電話の発着信を含め全ての機能をご利用いただけません。
・アップデート中は、絶対に電源をOFFにしたり、電池パックをはずしたりしないでください。
・アップデートに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・パソコンによる更新に失敗して、本端末が起動しない場合は、PC Companionを使った「修復」操作を行ってください。修復操作について詳しくは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社のホームページにあるFAQ(よくあるお問い合わせ)をご覧ください。
・アップデートすると、一部の設定が初期化されます。アップデート完了後、再度設定を行ってください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケションの更新を行ってください。
・Android 5.0に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になったり、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
・各アプリケーションのAndroid 5.0対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・「ドコモメール」について、アップデート前にアンインストールしていた場合、アップデート後に追加されます。また、アップデート後はアンインストール不可となります。
・「Walkman」「ムービー」「Video Unlimited」「写真」について、アップデート後に「ミュージック」「ビデオ」「PS Video」「フォト」へ名称が変わります。
・「PlayStation Mobile」について、アップデート前に最新バージョンへ更新していない場合、またはアップデート後にデータの初期化を実施した場合、削除されます。
・アップデートすると、MHLケーブルでテレビに接続した際に起動するTV Launcher機能が非対応になります。
・アップデートすると、エリア連動Wi-Fi機能が非対応になります。
・アップデートすると、「ブラウザ」について、シークレットタブ等の一部機能が非対応になります。




記事執筆:memn0ck


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