![]() |
P8liteの使いやすさをチェック |
発売時から販売価格28.600円(税別)で買えるHuawei Technoloies製(以下、ファーウェイ)ミドルレンジクラスのSIMフリースマートフォン(スマホ) 「HUAWEI P8lite」(以下、P8lite)は約5.0インチHD(720×1280ドット)IPS液晶や64bit対応オクタコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、1300万画素カメラを搭載した実用性の高いモデルだ。
これまでP8liteについて数回に分けてレビューしているが、前回のベンチマークテストの結果に続き、今回はP8liteを使って気付いた点をレポートしていきたいと思う。
5インチの画面を搭載するP8liteは片手で画面全体を操作するにはやや大きい。そこで役立つのが「ワンハンドレイアウト」だ。設定でオンにしておけば、ナビゲーションバーを左右どちらかにスワイプすることで画面を「そちら」側に寄せることができる。元に戻すには画面の余白部分をタップするか、ナビゲーションバーを逆方向にスワイプすれOKだ。

画面を縮小表示するワンハンドレイアウトモード設定(写真=左)とナビゲーションバーに通知表示ボタン追加するとさらに使いやすくなる(写真=右)
これは6.8インチ大画面の上位機種「HUAWEI P8max」で活用したい機能だが、かなり小さい表示になるもののP8liteでも十分実用的だ。電車のつり革を手にしながらの片手操作には欠かせない機能と言っていいだろう。
また、ちょっとした発想の転換なのかも知れないが、通知表示部分のトップを「時間」にしたことでP8liteの中で一体何が起きていたのかをタイムラインで把握できる。他のスマホでは何が起きたのかを通知し、時間は項目の最後となっている。こういった細かい点は同社が使い勝手を工夫しているのだと感じさせる。

また、通知からの操作も可能で通知のオフ設定や共有など、まるで履歴をたどるように操作できる。特に通知のオフはスマートウォッチを使っている場合「この通知いらない」と思ったら、P8liteの画面上で次々処理できる。

アプリごとの通信制御の他に、システムアプリの通信制御も設定できる
格安SIMなどで運用している場合に役立つ「ネットワーク通信を行うアプリ」というモバイル通信制御する設定メニューがある。これはアプリごとに、モバイルデータ通信・Wi-Fiでの通信のオン・オフを設定できるというものだ。

カメラのUI(ユーザーインターフェイス)は、Apple製スマホ「iPhone」のような左右にスワイプしてモードを切り替えるタイプで、アイコンメニューで呼び出すよりも「写真」「動画」など文字で書かれているため、どんな撮影モードがあるのか把握しやすい。

撮影モードの変更画面
とはいえ、この画面とは別に撮影モード切り替えの一覧が用意されているのが残念に感じた。HDRなど実用的な機能はメインの撮影画面で呼び出せるともっと便利に使えるのではないだろうか。

一方、アプリ履歴ボタンで表示されるアプリの一覧はカードがスタックされたようなAndroid 5.0(Lollipop)準拠ではなくアプリ一覧が個別に表示される独自仕様となっている。このように、ファーウェイのスマホはAndroidのバージョンにかかわらず操作系は同じようにまとめられているが、独自仕様で作り込まれている部分もあるので好みの分かれるところかもしれない。

HUAWEI独自のEMUI(Emotion UI)
小技の効いたUIが搭載されたP8liteは、価格と性能、使いやすさのバランスが取れたSIMフリースマホだと言えるだろう。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・HUAWEI P8lite 関連記事一覧 - S-MAX

画面を縮小表示するワンハンドレイアウトモード設定(写真=左)とナビゲーションバーに通知表示ボタン追加するとさらに使いやすくなる(写真=右)
これは6.8インチ大画面の上位機種「HUAWEI P8max」で活用したい機能だが、かなり小さい表示になるもののP8liteでも十分実用的だ。電車のつり革を手にしながらの片手操作には欠かせない機能と言っていいだろう。
また、ちょっとした発想の転換なのかも知れないが、通知表示部分のトップを「時間」にしたことでP8liteの中で一体何が起きていたのかをタイムラインで把握できる。他のスマホでは何が起きたのかを通知し、時間は項目の最後となっている。こういった細かい点は同社が使い勝手を工夫しているのだと感じさせる。

また、通知からの操作も可能で通知のオフ設定や共有など、まるで履歴をたどるように操作できる。特に通知のオフはスマートウォッチを使っている場合「この通知いらない」と思ったら、P8liteの画面上で次々処理できる。

アプリごとの通信制御の他に、システムアプリの通信制御も設定できる
格安SIMなどで運用している場合に役立つ「ネットワーク通信を行うアプリ」というモバイル通信制御する設定メニューがある。これはアプリごとに、モバイルデータ通信・Wi-Fiでの通信のオン・オフを設定できるというものだ。

カメラのUI(ユーザーインターフェイス)は、Apple製スマホ「iPhone」のような左右にスワイプしてモードを切り替えるタイプで、アイコンメニューで呼び出すよりも「写真」「動画」など文字で書かれているため、どんな撮影モードがあるのか把握しやすい。

撮影モードの変更画面
とはいえ、この画面とは別に撮影モード切り替えの一覧が用意されているのが残念に感じた。HDRなど実用的な機能はメインの撮影画面で呼び出せるともっと便利に使えるのではないだろうか。

一方、アプリ履歴ボタンで表示されるアプリの一覧はカードがスタックされたようなAndroid 5.0(Lollipop)準拠ではなくアプリ一覧が個別に表示される独自仕様となっている。このように、ファーウェイのスマホはAndroidのバージョンにかかわらず操作系は同じようにまとめられているが、独自仕様で作り込まれている部分もあるので好みの分かれるところかもしれない。

HUAWEI独自のEMUI(Emotion UI)
小技の効いたUIが搭載されたP8liteは、価格と性能、使いやすさのバランスが取れたSIMフリースマホだと言えるだろう。
記事執筆:mi2_303
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・HUAWEI P8lite 関連記事一覧 - S-MAX