発表会終了後、展示会場にはNTTドコモおよびY!mobileでも取り扱われるNexus 5Xの実機展示も行われていた。Nexus 5XはすでにNTTドコモの「2015-2016冬春モデル新商品発表会」における実機レポートを行っているが、Google ストアおよびY!mobileで販売される「アイス」（写真右端）も展示されていた。



カラーバリエーションはアイスのほか、ホワイトとブラックの全3色。アイスはマットな質感とユニークなカラーで独特の存在感が感じられる。なお、NTTドコモではホワイトとブラックの2色のみが販売。



カメラ部分は少し張り出した形状をしている。Nexus Imprint部分のリングはシルバーではなくアイスカラー仕様となっている。

続いて、Nexus 6Pについて紹介していこう。まずは4Kサイズで撮影した動画をご覧頂きたい。

【Nexus 6Pの外観を動画で紹介】

動画リンク：https://youtu.be/KQYz-dqKLsk




Nexus 6Pはアルミボディーでエレガントな印象だ。カラーは左からフロスト、グラファイト、アルミニウムの3色。これにNexus 6P スペシャルエディションとしてゴールドがGoogle ストアおよびSoftBankともに販売される。



5.7インチWQHD（1440×2560ドット）有機ELディスプレイということもあり、横幅は約77.8mmもあるが、さすがにこのサイズには慣れてしまった感もあるので特に大きいとは感じない。とはいえ、5インチサイズくらいの機種を普段利用している人であれば大きいと感じるだろう。



右側面にはボリュームキー、電源キー（写真＝上）、左側面にはSIMスロットがある（写真＝下）。SIMカードサイズはnanoSIMカード（4FF）のシングルSIMだ。



電源キーは表面が網状に加工してある。



上面にはイヤホンマイク端子（写真＝上）、下面にはUSB Type-C端子がある（写真＝下）。発表会のプレゼンテーションでも紹介されていたように裏表関係なく抜き外しが簡単だけではなく、高速充電（最大3A）が可能となっている。




黒いパーツで覆われたカメラ部分はフラットに近い形状をしているため、ボディーケースは緩やかなカーブでそれを繋いでいる。



カメラ機能はAndroid標準のものなので特に派手な仕掛けはないがサクサク撮れる。リアカメラはNexus 5XおよびNexus 6Pともに約1230万画素でピクセルピッチ1.55µmのイメージセンサーを採用したことで暗いところでも写真が撮れる。なお、フロントカメラは約800万画素でピクセルピッチ1.22µmのHDR+を搭載。



カラーごとに下部の処理が異なる。グラファイト（写真＝上段）はつや消しだが微妙に質感が異なる。フロスト（写真＝下段左）もグラファイト同様に調子の違う白で構成、アルミニウム（写真＝下段右）の下部にはアルミ感を強調するようなシルバーのパーツで構成されている。



このようにNexus 6Pは、これまでのNexusにはないエレガントな作りでリーディングデバイス以上の価値があるように感じた。両機種の詳細な製品情報については以下の記事を参照いただきたい。Nexus 5XとNexus 6PはGoogle ストアおよびNTTドコモ、SoftBank、Y!mobileからそれぞれ10月下旬に発売予定だ。



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