SoftBank向けタブレット「Lenovo TAB2 501LV」を写真と動画で紹介!

既報通り、ソフトバンクは20日、今冬および来春に発売する「2015-2016冬春モデル」のうちの手軽に持ち歩けるSoftBank向け8インチタブレット「Lenovo TAB2(型番:501LV)」(レノボ製)を2015年11月27日(金)に発売すると発表した。

SoftBank向けでは初のレノボ製品で、海外向け「Lenovo TAB2」をベースに「SoftBank 4G LTE」(FDD-LTE方式)と「SoftBank 4G」(TD-LTE互換AXGP方式)にも対応した「Hybrid 4G LTE」モデルだ。

特長としては画面占有率77%の狭額縁デザインで片手で気軽に持ち歩けるタブレットながら、本体前面にデュアルスピーカーを搭載することで、迫力のある音量が出せ、画像処理エンジン「MiraVision」によって明るく、コントラストの高いディスプレイで映像や音楽を楽しむことができるようになっている。

また、発売に合わせて現在提供中の「タブレットずーっと割」のキャンペーン期間を延長し、Lenovo TAB2もキャンペーンの対象機種となるため、本体代金込みで月々の利用料込みで安く利用できるようになるのも魅力となる。今回は発表会終了後の展示会場でLenovo TAB2 501LVを試すことができたので、写真と動画でレポートしていく。

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Lenovo TAB2 501LVの正面。本体色はミッドナイトブルー(左)とパールホワイト(右)の2色

Lenovo TAB2 501LVはミドルレンジの8インチと小型のタブレットで、大きさは手の大きな人なら片手で持てる程度に小さく、4290mAhの大容量バッテリーを内蔵し、外出先でも電池を気にすることなく、快適に利用することが可能となっている。

画面解像度はWXGA(1280×800ドット)で最大表示色数は1677万色。上述通り、MiraVisionによって明るくコントラストの高い表示が可能となっており、ディスプレイの両端にはそれぞれスピーカーがあり、デュアルスピーカーによるステレオサウンドが楽しめる。

また、オーディオデジタル処理によって特定の音域における音量やダイナミックレンジの補正を行い、音割れや歪みをなくす「BesLoudness」、擬似的に5.1chサラウンドを表現する「BesSurround」に対応し、ヘッドホン利用時には擬似的に音源が複数あるような音響効果「BesAudEnh」で楽しめるほか、Bluetooth経由で音声再生する際に劣化した音質を補完する「Lossless Bluetooth Audio」にも対応した。

サイズは約212.3×125.5×9.3mm、質量は約353g。カラーバリエーションはミッドナイトブルーおよびパールホワイトの2色が用意されており、正面のディスプレイの枠縁はミッドナイトブルーではブラック、パールホワイトではホワイトにシルバーのアクセントが付けられている。ディスプレイ面には他にも約200万画素CMOSフロントカメラなどが配置されている。

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Lenovo TAB2 501LVの背面。Lenovoロゴが目立つ。なお、SoftBankロゴは最近のソフトバンクの機種と同様にない


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明るいところだとミッドナイトブルーの"青"加減がわかりやすい。背面側は角が丸くカットされており、持ちやすさにも貢献している


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microSDカードおよびSIMカードスロットを開いたところ

背面には約500万画素CMOSリアカメラが配置され、右上にはmicroSDカードおよびSIMカードスロットが配置されており、SIMカードはmicroSIMカード(3FF)サイズ、microSDカードは最大64GBまでに対応する。

カメラは汎用ながら「ピース」モードや「笑顔」モードが用意されており、ピースをしたり、笑顔になったりすると自動的にシャッターが押されて撮影できる機能が搭載されている。なお、オートフォーカスには対応しているものの、カメラ用のライトは非搭載なほか、手ブレ補正にも対応しない。

主な仕様はMediaTek製1.3GHzクアッドコアCPU「MT8735」や2GB内蔵メモリー(RAM)、8GB内蔵ストレージ、2.4GHzシングルバンドでIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0などだ。

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Lenovo TAB2 501LVの左右側面


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Lenovo TAB2 501LVの上下側面

左側面にはmicroSDカードおよびSIMカードスロット、右側面には電源キーおよび音量上下キー、上側面にはmicroUSB端子および3.5mmイヤホンマイク端子がそれぞれ配置されている。

モバイル通信の対応周波数帯はFDD-LTE方式で900MHz(Band 8)および1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、AXGP方式で2500MHz(Band 41)、3G(W-CDMA方式)で900MHz(Band 8)および2100MHz(Band 1)、2G(GSM方式)で850および900、1800、1900MHz。LTE UE Category 4に対応しており、FDD-LTE方式のSoftBank 4G LTEでは下り最大112.5Mbpsおよび上り最大37.5Mbps、AXGP方式のSoftBank 4Gでは下り最大110Mbpsおよび上り最大10Mbpsで通信可能。

連続待受時間(静止時)はSoftBank 4G LTEで約730時間、SoftBank 4Gで約300時間、3Gで約400時間、2Gで約660時間。充電時間は約210分。

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プリインストールアプリ一覧


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設定の「ストレージ」および「タブレット情報」

OSにはAndroid 5.0.2(開発コード名:Lollipop)を採用。開発途中のためか、ハードウェア名は商品名の「Lenovo TAB2 501LV」ではなく「LenovoPad 501LV」となっていた。

また、日本で開始されたばかりでソフトバンクが取り扱いを行っている定額制映像配信サービス「Netflix」のアプリをプリインストールしているほか、AppPassおよびとく放題、ブック放題、アニメ放題、パ・リーグLIVEがSoftBank向けとしてははじめてプリインストールされる。なお、ワンセグやフルセグには非対応。

これらのコンテンツ利用を促進することを含めて戦略的に価格を低めに設定して販売するということで、タブレットずーっと割適用でかなり安く利用できるようになる。他社ではいえば、NTTドコモの「dtab」シリーズのような立ち位置とも言える。

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さらに発売と同時に公式アクセサリーブランド「SoftBank SELECTION」からLenovo TAB2」(レノボ製)向けの専用アクセサリー2種4アイテムも販売開始し、すでに予約受付を開始している。

最後に実際に操作しているところと説明員に説明してもらった特長を動画で紹介しておく。最近ではNTTドコモやauではタブレットの販売台数が伸びているということも明らかにされており、Netflixなどの映像配信サービスも次々に提供開始されているため、こういった低価格なタブレットが積極的に販促されていきそうだ。


動画リンク:https://youtu.be/BZS6uO4uVcw

◯主な仕様
通信方式こちらをご覧ください。
サイズ(高さ×幅×厚さ)/重さ212.3×125.5×9.3mm/約353g
連続待受時間W-CDMA網約400時間(静止状態)
GSM網約660時間(静止状態)
FDD-LTE網約730時間(静止状態)
AXGP網約300時間(静止状態)
ディスプレー約8インチWXGA(1280×800ドット、最大1677万色)
モバイルカメラ(画素数/タイプ)メイン有効画素数約500万画素/CMOS
サブ有効画素数約200万画素/CMOS
外部メモリー/推奨容量microSDXCカード/最大64GB
内蔵メモリーROM8GB
RAM2GB
CPU(クロック数/チップ)1.3GHzクアッドコア/MediaTek MT8735
電池容量4290mAh
Wi-Fi(対応規格、周波数)IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
BluetoothVer.4.0
OSAndroid™ 5.0
カラーバリエーションミッドナイトブルー、パールホワイト
Hybrid 4G LTE
プラチナバンド
テザリング
緊急速報メール
NFC
S!メール(MMS)
GPS
Wi-Fi
Bluetooth
赤外線通信(IrDA)
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記事執筆:S-MAX編集部
写真・動画撮影:2106bpm


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