au向けタブレット「GALAXY Tab S SCT21」に技適マーク表示問題!

KDDIは30日、昨年冬に発売したau向けタブレット「GALAXY Tab S SCT21」(サムスン電子製)において2015年9月10日に提供を開始したAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を行った場合に電気通信事業法で規定された設計認証番号(T認証番号)が空欄となってしまうことが判明したとお知らせしています。

製品自体は法令の技術基準に適合し、認証も取得しており、機能・性能・安全性などに問題はないとのことですが、法令における表示上の問題があるため、新たに対象製品を正しい表示に修正するためのソフトウェア更新を提供開始したということです。

ソフトウェア更新は本体のみで無線LAN(Wi-Fi)または4G(LTEおよびWiMAX 2+)、3Gにて行なう方法およびパソコンに接続して行なう方法が用意されており、更新にかかる時間は単体のWi-Fiで約4分、4Gで約5分、3Gで約6分、パソコンに接続する場合に約21分、アップデートファイルサイズは単体なら約30MB、パソコンと接続する場合に約1.7GBとなっています。

変更点は以下の通り。アップデートが正常に完了するとベースバンドバージョン(ソフトウェアバージョン情報)は「SCT21KDU1BOK1」となります。ベースバンドバージョンはメインメニュー」→「設定」→「端末情報」で確認可能。

◯主な改善内容
・本体設計認証番号表記の修正(T認証番号AD14-0167005の表記追加)
※本体設計認証番号表記は「メインメニュー」→「設定」→「一般」→「端末情報」→「認証情報」でご確認いただけます。(参考:認証情報画面イメージ)

※更新されるソフトウェアには、上記以外に、より快適にSCT21をご利用いただくための改善内容が含まれております。


アップデート手順については本体のみの場合には「ソフトウェアアップデートガイド(GALAXY Tab S SCT21)(1.05MB)[PDF]」を確認してください。パソコンに接続して行なうには事前にパソコンにソフト「Smart Switch」と「USBドライバ」のインストールしておく必要があり、詳細は「ソフトウェアアップデートガイド(GALAXY Tab S SCT21)(1.46MB)[PDF]」を確認してください。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・アップデート中は110番、119番、118番への電話も含め、メール送受信などすべての機能は操作できません。
・アップデートは本体の電池残量が十分な状態 (フル充電) で実施してください。
・4G(LTE/WiMAX 2+)通信、または3G通信を利用したソフトウェア更新を実施した場合のパケット通信料は有料となります。このため、パケット通信料が高額になるため「LTE NET」および「LTE フラット」などのパケット通信料割引サービスへのご加入をご確認の上実施してください。
・アップデートを行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で、移動せずに実施してください。
・アップデート中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・アップデートにて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
 ・GALAXY Tab S SCT21 取扱説明書
 ・auバックアップアプリ
・アップデート実施後に初めて起動したときは、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります。(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください。)


記事執筆:memn0ck


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