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ソフトバンクは携帯電話サービス「Y!mobile」向けモバイルバッテリーにもなるモバイルWi-Fiルーター「Battery Wi-Fi(型番:MF855)」および車で使いやすいモバイルWi-Fiルーター「Car Wi-Fi(型番:404HW)」が既存利用者なら本体価格一括0円および月額利用料540円(税込)になる特別プランを公式Webストア「Y!mobileオンラインストア」で提供している。

前回は実際にBattery Wi-Fiを申し込んで商品が届いたので、パッケージやBattery Wi-Fiの外観を写真でレポートしたが、今回は管理画面の機能を紹介していく。

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管理画面のメインページ

Battery Wi-Fiの管理画面はパソコン(PC)やスマートフォン(スマホ)などから無線LAN(Wi-Fi)などで接続し、Webブラウザーで以下にアクセスすることで表示できる。

URL(IPアドレス): 192.168.21.1
パスワード: zimifi
※初期設定時

表示したらメインページが現れ、電波強度や接続中の通信事業者名などが表示される。また、インターネット接続ができているかどうかもわかるようになっている。

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ネットワークは4G LTEに固定可能

なお、モバイルネットワーク接続は4G LTEに固定することも可能だ。多少電波が弱くなっても3Gより4Gに接続したほうがスピードが速いケースなどでは便利だろう。

また、最近のAndroidで対応している「APN自動設定」も搭載しており、Battery Wi-Fiは購入時からSIMフリーとなっているので、Y!mobile以外のSIMカードで利用する際にアクセスポイント(APN)を自動で読み込んでくれることが期待できる(実際にどの程度の通信事業者で利用可能か、そして、実用的かは確認してみないとわからないので、この辺りは追って確認予定)。

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デバイスデータ通信量

その他にも「デバイスデータ通信量」ではデバイスごとの通信量を表示できるので、どのデバイス(Battery Wi-Fiに接続するPCやスマホなど)の通信量が大きいのかを把握するのに役立つ。

ただし、「総データ通信量」が「特定のデバイスの累計の通信量」を表しているのに対して、「総接続時間」はBattery Wi-Fiの再起動によってリセットされる仕様となっているのは少々戸惑った。

このようにBattery Wi-Fiは購入時点からSIMフリーとなっているためか、モバイルネットワーク接続が4G LTEに固定できる(国内キャリアが販売するルーターでは稀)ほか、APNの自動読込設定が可能な点はモバイルバッテリーになることに加えて、モバイルWi-Fiルーターとしても便利な点だろう。

というのも、最近ではモバイルWi-Fiルーター単体でタッチパネルなどによって直接操作できる機種も増えてきているが、Battery Wi-Fiのようにタッチパネルがないような機種だとAPN設定が(スマホなどと比べて)手間がかかることが多いので、APN自動読込設定によってAPNを意識せずに通信ができるようになるのであれば利便性が高そうだ(とはいえ、上述通りまだ多くのSIMカードで使えるのかどうかは実際に確認できていないので何とも言えないところではあるのだが)。




記事執筆:shimajiro@mobiler


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Battery Wi-Fiの管理画面機能紹介 – 4G固定やAPN自動読込が可能 | shimajiro@mobiler

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