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Xperia Z5 PremiumがAndroid 6.0で4Kを標準サポートに! |
Sony Mobile Communications(以下、ソニーモバイル)は7日(現地時間)、同社の「Xperia」シリーズのうちの「Xperia Z5」および「Xperia Z5 Compact」、「Xperia Z5 Premium」、「Xperia Z3+」、「Xperia Z4 Tablet」のグローバル版に最新プラットフォーム「Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を順次提供開始したとお知らせしています。
すでに日本でもNTTドコモ向け「Xperia Z5 SO-01H」および「Xperia Z5 Compact SO-02H」、「Xperia Z5 Premium SO-03H」の3機種に2016年3月2日からAndroid 6.0 MarshmallowへのOSバージョンアップが提供されていますが、グローバル版向けにもようやくリリースされました。
また、スマホでは世界初の4Kディスプレイを搭載したXperia Z5 Premiumでは今回のAndroid 6.0 MarshmallowへのOSバージョンアップによってOSが4K(2160×3840ドット)の表示に対応したため、スクリーンショットが画面解像度と同じ2160×3840ドットになったほか、アプリ側が対応すればプリインストールされている写真や動画以外でも4K表示ができるようになっています。


Android 6.0 Marshmallowにした「Xperia Z5 Premium」のホーム画面(画像=左)と設定画面(画像=右)。ともにリンク先はオリジナルのスクリーンショットだが、きちんと4K(2160×3840ドット)に
Xperia Z5 Premiumでは、液晶パネル自体は解像度が4K(2160×3840ドット)ですが、実際に4Kで表示されるのはプリインストールされている「アルバム」や「ビデオ」で表示される4Kオーバーの画像や動画のみとなっています。
それ以外のホーム画面や設定画面、各種アプリの画面では4分の1のフルHD(1080×1920ドット)に押さえて表示され、その分、動作速度を確保しています。
これに対し、Xperia Z5 PremiumをAndroid 6.0 MarshmallowへOSバージョンアップすると、画面をキャプチャーした画像(スクリーンショット)が4Kサイズになっており、これはOSが標準で4K表示をサポートしたことによる変更だということです。
また、これにより、後から追加するアプリも4K表示に対応すれば、Xperia Z5 Premiumで4K表示が可能になるということです。
Android 6.0 Marshmallowでは、それまでのAndroid 5.x(開発コード名:Lollipop)と比べて見た目はほとんど変わらず、アプリ権限の利用者による変更やバッテリー持ちが良くなる「Doze」機能などに対応しています。
その他にも、OS標準で指紋認証をサポートしたため、指紋センサーを搭載しているXperia Z5シリーズではアプリ配信マーケット「Google Playストア」の購入時に指紋認証を利用できるようになっています。
なお、Doze機能との兼ね合いもあり、Xperiaシリーズの「STAMINA」モードについては現時点では、Android 6.0 Marshmallowでは提供されていませんが、今後、順次対応予定であることが案内されています。
記事執筆:memn0ck
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・Android 6.0対応 OSバージョンアップ | ソニーモバイルコミュニケーションズ
・Android 6.0 (Marshmallow) update for Xperia devices – Sony Xperia M4 Aqua support (English)
・Android 6.0の「Xperia Z5 Premium」、OS標準で4K表示をサポート - ITmedia Mobile