ゼロから始めるスマートフォン

ソニーブランドの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ」が日本では11月2日にNTTドコモおよびau、SoftBankといった大手携帯電話会社(以下、キャリア)から一斉に発売されました。

これまでは年に2回のペースでフラッグシップモデルが発売されてきた「Xperia」シリーズですが、キャリアの販売方針やソニーのモバイル市場への戦略などによって今夏は新しい「Xperia X」シリーズの上位モデルとして5インチサイズの「Xperia X Performance」が投入されました。

そのため、昨冬モデル「Xperia Z5」の真の後継機種は今回の同じ5.2インチサイズのXperia XZと言えるでしょう。今回、そんなXperia XZのNTTドコモ向け「Xperia XZ SO-01J」を購入したので開封して外観や付属品、さらにXperia Z5 SO-01Hと比較していきたいと思います。

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今回もXperia Z5 SO-01Hと同様に公式Webストア「ドコモオンラインショップ」で買いました。いつも言っていますが、オンライン購入は本当に楽です。Webで調べながら自分のペースで注文できるので、契約内容も完全に把握できます。

また、店頭で付けられる頭金もありませんし、機種変更なら手数料も無料、さらに送料も無料で自宅や最寄りのコンビニなどに届けてくれるのはとても便利です。なお、価格についてはこちらの記事をご参照ください。

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本体の色はForest Blueを選びました。化粧箱は内側がおしゃれにデザインされていました。すでに紹介しているSoftBank向け「Xperia XZ 601SO」と共通のようです。

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同梱品は冊子類を除けば本体とテレビアンテナケーブルだけ。Xperia XZはシリーズで初めてUSB Type-C端子を採用した機種で、これまで使っていたUSBケーブルが使えないというのにUSBケーブルが標準で付属していないのは少し不親切かなと感じました。

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仕方ないのでドコモ純正の充電器「ACアダプタ 06」を一緒に買いました。貯まっているdポイントを「はよ、消化しなさい」ということなのでしょう。

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前面パネルには曲面ガラスが使われていて、左右の縁がラウンドしています。持ちやすさにも貢献していますし、見た目もクールです。左上のポチは通知LEDです。

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これはフィルムを剥がす前の写真なのですが、フロントカメラのちょうど左側にFeliCaのマークが付いていて、ここにNFCチップが内蔵されていることがわかります。

おサイフケータイなどの機能を使うときにはこの部分を読み取り機にかざすことになります。Xperia X Performaneのときからこの仕様になっており、聞くところによると使い勝手はチップが背面にあったときと比べても悪くないそうです。自分自身ではまだ試していません。

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裏側には「ALKALEIDO」という新しいメタル素材が使われています。しっとりとした触り心地です。今回選択したForest Blueは深い青緑のような色で、艶があって光にあてたり角度を変えたりすることで色味が変化します。

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近距離で直視すると地味な感じがしますが、遠目から角度を付けて見てみると個性的で吸い込まれるような魅力があることに気が付きます。人に見られたときにさり気なくかっこ良さを発揮する……そんな感じのデザインだと思います。

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一番下の丸がフラッシュで、その上がRGBC-IRセンサー、その上がレーザーAFセンサーです。実際の性能はどうあれ、なんだかすごくキレイな写真が撮れそうな雰囲気です。

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正面向かって左の側面にはSIMカードとmicroSDカードの兼用のスロットがあります。つやのある仕上げになっていますが、私はあまり好きなデザインではありません。メタルの質感が感じられず、樹脂と言われてもパット見わからないです。そう言えば、Xperia Z5シリーズで登場した側面の「XPERIA」彫刻はたった1世代で撤廃されてしまいましたね。

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カードトレイはキャップごと引っ張り出せます。SIMピンが必要ないのはカード類をあまり抜き差ししなくてもやはりありがたいです。

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右側の側面には電源/スリープキー、音量上下キー、カメラ/シャッターキーがあります。電源/スリープキーには引き続いて指紋センサーが組み込まれています。Xperia Z5では各キーが割と硬めで押し込むとカチッという音がしましたが、Xperia XZのボタンはソフトな押し心地で押しやすく、音もほとんど鳴りません。

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上側には3.5mmイヤホンマイク端子があります。面はフラットです。

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下側にはUSB端子があります。Type-Cなので表裏の概念がなく、どちらの向きでも差し込めます。またフタがないのでキャップレス防水ということになります。

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Xperia Z5と大きさなどを比べてみました。スペック表記の上では縦の長さは同じなのですが、どういうわけか、少しだけXperia XZの方が長いように見えます。

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横幅は同じに見えます。表記上も同じ。両サイドのベゼルも同じくらいの狭さです。

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厚さはXperia XZの方がほんの少し薄く見えます。表記ではXperia XZの方が0.1mmだけ薄いことになっています。配置が下過ぎて押しづらいと感じていた音量上下キーが若干上に移動して気持ち改善されました。

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Xperia Xシリーズではストラップホールがなくなってしまいました。私は使っていないので問題は感じていません。

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重さはXperia XZの方が約7g重いことになっています。確かに持ち比べるとほんの少し重い気がしますが、使用感は変わりません。握った時にフレームの丸みが強い分、Xperia XZの方がフィット感があって握りやすいです。

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今回は開封シーンの紹介しました。そして、外観の所感はこんなところです。実際に使ってみて思うところがすでにいくつかありますので、数日後に改めて記事でお伝えしたいと思います。今のところXperia Z5に比べてかなり良い手応えを感じています。





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ドコモ版Xperia XZを購入。開封して付属品や本体デザインなどをチェックしてみました – ゼロから始めるスマートフォン

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