UQ mobileがiPhone 6・6 Plusのau版・SIMフリー版で利用可能に! |
UQコミュニケーションズ(以下、UQ)およびUQモバイル沖縄は5日、au回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「UQ mobile」にて新たに「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」のau版とSIMフリー版で使えるiPhone専用SIMの販売をオンライン限定で開始したとお知らせしています。
iPhone専用SIMではデータ専用プランは契約できず、ぴったりプランまたはたっぷりプラン、データ高速+音声通話プラン、データ無制限+音声通話プランのみで申し込めます。
これにより、新たにUQ mobileの「動作確認端末一覧」にiPhone 6・6 Plusのau版とSIMフリー版が追加されました。このiPhone専用SIMはauのVoLTE非対応の3Gにも対応したnanoSIMカードで、au版でもそのまま利用可能です。
なお、通常のUQ mobileのSIMカード(android用・windows用・その他)の「LTE用nanoSIM」と何が違うのかわかりませんが、UQ mobileの動作確認ではiPhone 6・6 PlusのSIM種別は「nanoSIM(専用)」(=今回紹介したiPhone専用SIMカード)となっています。
UQ mobileでは当初、auのMVNOでiPhoneが使えない(と思われていた)時期にサービスを開始したこともあり、iPhoneシリーズは動作確認機種に含めていませんでした。その後、iPhoneがVoLTEに対応し、APN構成プロファイルの仕様が判明したことにより、iPhone 6s以降は対応していました。
ただし、iPhone 6sシリーズ以降ではUQ mobile向けのau VoLTEに対応したSIMカード「UQ mobile Multi IC Card 01」が提供されており、SIMフリー版ならそのまま使えますが、NTTドコモ版やソフトバンク版だけでなく、au版もSIMロック解除が必要となっています。
今回、新たにUQ mobileが昨年7月に「iPhone 5s」を販売開始したのを受けて、それに用いているauの3Gにも対応した4GのSIMカード(VoLTE非対応)を単体で申し込めるようにしたという形です。なので、SIMフリー版だけでなく、au版のiPhone 6・6 Plusもそのまま使えます(そもそも公式にはau版のiPhone 6・6 PlusはSIMロック解除できませんが、する必要もないという意味)。
またUQ mobileでは昨年11月から他のMVNOではiPhoneで通常必要な初期設定のAPN構成プロファイルの導入が必要なくなり(要キャリアアップデート)、SIMカードを装着するだけで使えるようになっており、これによってau回線のMVNOでは利用できなかったテザリング(インターネット共有)にも対応しています。
新たに販売開始されたiPhone専用SIMカードとiPhone 6・6 Plusの組み合わせでもインターネット共有が利用可能。申込は以下のUQ mobileオンラインショップにて下の方にある「スマートフォンは自分で用意してSIMのみ購入の方」のところで「iPhone専用SIM」の「新規お申し込みはこちら」から。
auのiPhone 6・6 Plusを購入してそろそろ2年が経つという人もいるかと思いますが、まだもう少し今の機種で頑張るという人や、新たに最新の「iPhone 7」や「iPhone 7 Plus」などに乗り換え、古い機種は子どもに使わせるといったときにau回線のMVNOは他にも「mineo」がありますが、UQ mobileも選べるようになったのは嬉しいところでしょうか。
記事執筆:memn0ck
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