新宿でau向け「2017年夏モデル」のXperia XZsとGalaxy S8・S8+を先行展示! |
既報通り、KDDIが5月24日より東京・新宿に展開する旗艦店「au SHINJUKU」など5店舗にて「2017年夏モデル」のスマートフォン(スマホ)を先行展示しています。au SHINJUKU以外では「au SENDAI」および「au NAGOYA」、「au OSAKA」、「au FUKUOKA」。
展示されている機種は取材時においてはサムスン電子製「Galaxy S8(型番:SCV36)」「Galaxy S8+(型番:SCV35)」とソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia XZs(型番:SOV35)」の計3機種。さっそく、au SHINJUKUを訪れて実機を触ってきたので各機種のファーストインプレッションをお届けします。
Xperia XZsは、昨年発売されたソニーブランドのフラッグシップスマホ「Xperia XZ」のデザインやコンセプトは引き継ぎ、960fpsのスーパースローモーション撮影などをはじめとしたカメラ機能の強化や内蔵メモリー(RAM)の増量(3GB→4GB)などのカスタマイズがなされた、事実上のスペックアップモデルです。搭載されるOSはAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)をプリインストール。
主な製品仕様は、ディスプレイは約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)液晶、CPUはSnapdragon 820(MSM8996)プロセッサー、電池容量は2900mAhバッテリーとXperia XZと同じで、カメラは背面が新開発の約1900万画素センサーと前面が約1320万画素センサーとなっています。
サイズは約146×72×8.1mm、重さは約161gで、防水・防塵のほか、おサイフケータイ(FeliCa)やワンセグにも対応しています。カラーバリエーションは「ブラック」や「ウォームシルバー」、「アイスブルー」、「シトラス」の4色展開。なお、こちらのモデルはすでに5月26日に発売済。
一方、Galaxy S8+は約6.2インチQHD+(1440×2960ドット)Super AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。その縦長なディスプレイや極限までベゼルを狭められた「Infinity Display」を採用したデザインが特長です。この縦長ディスプレイのおかげで、数字的には“6.2インチ”とスマホとしてはかなり大画面となっていますが、5.5インチクラスのスマホと横幅がほぼ同等となる73mmに収められています。
主な製品仕様は、CPUはSnapdragon 835(MSM8998)プロセッサー、4GB RAMと32GB内蔵ストレージ、3500mAhバッテリーを搭載し、IP58等級の防水・防塵性能を備えています。背面カメラには約1220万画素、前面カメラは約800万画素のCMOSセンサーを搭載で、サイズは160×73×8.1mm(最厚部 約8.3mm)、重量は約173g。Galaxy S8+ SCV35は6月8日発売予定。
前面の上部には日本で発売されるGalaxyシリーズとしては初となる虹彩認証センサーを搭載しており、映し出される枠内に目を納めるだけで画面のロックを解除することが可能となっています。
Galaxy S8+では、狭額縁を実現するためにこれまでのGalaxyシリーズのフラッグシップスマホとは異なり、ソフトウェアキーを採用していますが、スリープ時からでもキー部分の画面を押し込むことで画面を店頭させることが可能となっています。
また今回のGalaxy S8+でも、以前のモデルコンセプトを継承し画面の左右をラウンドさせる「エッジディスプレイ」を採用。以前のモデルと比較してラウンドが急になり、持ったときの違和感が減少した印象を受けます。エッジからはアプリのショートカットなどの各種機能へアクセス可能となっています。
Galaxy S8+と比較してやや小型となる約5.8インチQHD+(1440×2960ドット)Super AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しているのがGalaxy S8です。Galaxy S8+と同様に縦長なディスプレイや極限までベゼルを採用したデザインで、寸法以外の外観はほぼ同一となります。
Galaxy S8+と同様に縦長ディスプレイを採用したことで横幅はかなり抑えられており、本体の横幅も68mmとコンパクトモデル並の横幅に収まっています。画面サイズや本体サイズ、バッテリー容量(Galaxy S8は3000mAh)以外は先ほどご紹介したGalaxy S8+と同等となっています。Galaxy S8 SCV36も6月8日発売予定。
auの正式な夏モデルの発表会は5月30日に開催予定で、今まで紹介してきたモデルはそれに先立ってフライングで発表されたモデルとなります。先に発表されたモデルはもちろんですが、5月30日で発表される製品も今後、au SHINJUKUで先行展示されると思われるので、新機種をひと足早くチェックしたいのであれば足を運んでみると良いでしょう。
記事執筆:雪華
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