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正面の電源ボタンで使いやすさに磨きをかけた新型「Qua phone QX」登場! |
KDDIおよび沖縄セルラー電話は5月30日、今夏以降に発売・開始する新商品や新サービスを披露する「au発表会 2017 Summer」を都内にて開催し、約5.0インチHD(720×1280ドット)TFT液晶やオクタコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)採用スマートフォン(スマホ)「Qua phone QX(型番:KYV42)」(京セラ製)を発表しました。
発売時期は2017年7月中旬を予定し、auショップなどの店頭や公式Webストア「
auオリジナルブランドとして登場した「Qua」シリーズのスマホも本機で3代目。開発と製造は京セラが担当しており、同社の得意とする高耐久設計技術が随所に用いられています。発表会場に併設されたタッチ&トライコーナーにて実機に触れる機会がありましたので写真とともにご紹介します。
■エントリー向け端末でも安心の高耐久設計
通常エントリー向け端末と言えば性能や機能を抑えた低価格路線というイメージですが、Qua phone QXはそれだけではありません。京セラのお家芸とも言える高耐久・耐衝撃性能などを備えており、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」に準拠し、高さ約1.2mからの落下試験や振動試験、高温・低温試験、防水・防塵試験などをクリアしています。
ディスプレイ周囲の縁が若干高くなっているのも京セラらしい設計。この僅かな高さのおかげで端末の落下時にディスプレイが直接床などへ当たる危険性が下がり、破損事故を低減します。
■見た目も美しく使いやすさを第一に考えたデザインに
背面と側面の正面側で僅かに色合いが異なるツートンカラーを採用しており、8.9mmという薄さをさらに薄く見せるスッキリとしたデザインに仕上がっています。また背面の周囲も側面に向けて僅かに傾斜がついており、持つ際に薄さを感じさせるとともにテーブルなどから手に取りやすい工夫がなされています。
ディスプレイ面全体を振動させて音を出す「スマートソニックレシーバー」機能も引き続き搭載。街の雑踏の中など騒音の大きな場所でもはっきりと相手の音声が聴こえます。また画面全体を振動させるために画面のどこに耳を当てても音が聞こえるため、スピーカー口に耳が正しく当たらず音が聞こえにくくなるといった失敗もありません。
また本機の大きな特徴とも言えるのが正面下部に配置された大きな電源ボタンです。一般的なスマホの場合この位置にはホームボタンなどが配され、電源ボタンは側面などにありますが、正面に電源ボタンがあることでテーブルに置いたままでも画面の確認などが簡単に行え、電源を切ったり画面表示を消したりする際も持ち変える必要がないために落とす危険が軽減されます。
■着信時のお知らせをより分かりやすく、読みやすく
利便性の追求はソフトウェアにも。一般的なスマホでは同じ相手からの連続した着信は1つにまとめられて表示される場合が多いですが、本機では着信履歴を並べて表示。何度も電話を掛けてきているという緊急性がひと目で分かるのが大きなメリットです。
また10分以内に2回以上の不在着信が続くと段階的に着信音を大きくしたり、バイブを長く振動させたりします。
■子どもからシニア層まで安心して使える1台
Qua phoneシリーズはスマホ初心者を対象としたエントリー向け端末という位置付けで、本機も子どもからシニア層まで幅広く使える端末として仕上がっている印象です。
とくに着信表示の改良や不在着信が連続した場合に音量を段階的に上げていく工夫などは着信に気が付きにくいシニア層を中心に非常に便利な機能だと思われ、派手な新機能よりも地道に利便性を改良してきた点に好感が持てます。
スマートなデザインにもかかわらず高い耐久性や耐衝撃性を確保している点も使いやすさにつながっており、性能よりも安心・安全を優先したい方にオススメできる機種だと思います。
記事執筆:あるかでぃあ
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