SIMフリースマホ「NuAns NEO [Reloaded]」の開封レポート!

トリニティからようやく6月9日に発売されたSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)「NuAns NEO [Reloaded](型番:NA-CORE2-JP)」。筆者も公式Webストアで予約していたので発売日に到着し、さっそく開封したので同梱品や外観などを紹介したいと思います。

NuAns NEO [Reloaded]は昨年発売されたWindows 10 Mobile搭載スマホ「NuAns NEO」と外観はほぼ同じで背面カバーは共通の取り替えられる「TWOTONE」と「FLIP」に対応し、OSがAndroidになったことでおサイフケータイ(FeliCa)への対応のほか、高音質通話サービス「au VoLTE」にも対応しました。

またサイズもほぼ同じながら画面が約5.2インチに大型化したほか、Qualcomm製2.0GHzオクタコアCPU「Snapdragon 625(MSM8939)」や3GB内蔵メモリー(RAM)などとスペックアップしているのも嬉しい点でしょう。

一方で2月の発表からかなり時間が経ってしまい、タイミングとして同時期に「Galaxy S8」や「Galaxy S8+」、「HUAWEI P10」、「HUAWEI P10 Plus」などの大手メーカーのフラッグシップスマホも発売となり、話題性としてはやや落ちてしまったようにも思えますが、NTTドコモなどの大手携帯電話会社に供給していないメーカーとしては初のおサイフケータイ対応ということでじっくりとチェックしたいところです。

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NuAns NEO [Reloaded]の外箱はかなりコンパクト

NuAns NEO [Reloaded]は公式Webストアで本体(CORE部分)のみの価格が49,800円(税込)で、3月末までにアンケートに答えて予約していると「TWOTONE」または「FLIP」がランダムでプレゼントされるキャンペーンを実施していました。

初代NuAns NEOのときには本体には背面カバーが付いていなかったため、追加で背面カバーを買わなくても良いこともあって迷わず公式Webストアで予約していました。

プレゼントの背面カバーが気に入らなくてもすでに持っている初代NuAns NEOのときに購入したTWOTONEがありますし、新しいストーンやジーンズなどの背面カバーも発売されるので、後々それらを買っても良いかなと思っていました。

公式Webストアで購入しましたが、無事に発売日の6月9日に到着。外箱は思いのほか小さくてちょっと驚き……初代NuAns NEOのときにどうだったかすでに忘れていましたが、他にも買っていたようなので状況が違うようでした(;´Д`)

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開けるとまず納品書が入っており、それをどけると公式Webストアで3月末までに予約してアンケートに答えているともらえるTWOTONEもしくはFLIPの背面カバーが入ってました


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筆者はTWOTONEの「SMOOTH BLACK(BOTTOM)」と「SMOOTH WHITE(TOP)」が当たりましたが、ランダムで人によっては「FLIP(BLACK)」などもあったよう。それらを取ると本体の箱がありました


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NuAns NEO [Reloaded]の本体とプレゼントのTWOTONEの箱一覧

外箱を開けると、プレゼントのTWOTONEがあり、その下にNuAns NEO [Reloaded]の本体の箱が入っていました。それぞれ取り出して中身を出していきます。箱はNuAns NEOのときと同じもの。確か貯金箱になるということでしたが、今回も同じで、上部に引っ掛ける部分が出ている穴からお金などのコインが入れられるようになっています。

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各箱の上蓋を開けたところ。正直、収納しにくいのでこの箱はあまり好きではないのですが


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TWOTONEはそのまま入っているだけなので、普通に取り出せばすぐに装着可能


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NuAns NEO [Reloaded]本体はさらに複雑な収納がされている模様


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NuAns NEO [Reloaded]本体の箱と中身。中身はUSBケーブル(USB 2.0 A to C)と簡易取扱説明書の2つの箱で本体が挟まれている仕組み


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まずは3つを止めてあるものからスライドさせて出していきます


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NuAns NEO [Reloaded]本体はパーツの説明が描かれた紙に包まれていました


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NuAns NEO [Reloaded]本体の箱に入っていた本体とUSBケーブルと簡易取扱説明書


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TWOTONEも合わせた同梱物の一覧。これらの他に納品書などの紙類がありましたが

箱から出したら続いてNuAns NEO [Reloaded]本体をセットアップしていきます。まずは包まれている紙から出していきます。ここで今回一番驚いたのは、NuAns NEO [Reloaded]の本体(CORE)に半透明な背面カバーが付いていたこと。

NuAns NEOでは本体(CORE)に背面カバーは一切付いてなかったので別途、TWOTONEやFLIPを購入しないと背面カバーなしで使う状態となっていましたが、NuAns NEO [Reloaded]は本体(CORE)のみを購入した場合でもきちんと背面カバーがある状態で使えるようになっていました。

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NuAns NEO [Reloaded]本体を包まれている紙から出します


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NuAns NEO [Reloaded]本体裏面。グレーの半透明背面カバーが装着されていました


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グレーの半透明背面カバーを外したところ。中にはNuAns NEOと同様にダミーのカードが入っていて、おサイフケータイを使わない場合にはICカードなどを入れておくと、定期や電子マネーとして使うことができるようになっています


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ダミーのカードを外すと、端末製造番号(IMEI)などが記載されています


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ICカードを装着する場合はこのようになります。筆者はおサイフケータイを使う予定なので元通りにダミーカードに戻しましたが


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防滴・防塵(IP54準拠)仕様になったからかSIMカードとmicroSDXCカードのスロット部分はキャップのようなゴムで覆われています


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SIMカードとmicroSDXCカードのスロットはNuAns NEOと同じく蓋で固定するタイプ


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実際にSIMカードとmicroSDカードを装着してみたところ。なお、SIMカードはmicroSIMカード(3FF)に対応したスロットですが、nanoSIMカード(4FF)で使えるアダプターが入っているのでどちらでも使えます。microSIMカードを使う場合にはアダプターは取り外す必要があるのでなくさないようにしましょう


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せっかくなのでプレゼントでもらったTWOTONEを装着してみました

SIMカードなどを装着したので、電源を入れてみたいと思います。なお、もちろん、他のスマホと同様にSIMカードやmicroSDカードを装着しなくても使えます。電源を入れると、初期設定がスタートします。基本的にAndroid標準(AOSP)をベースにしているのでシンプルで少なめの初期設定となっています。

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初期設定が終わったNuAns NEO [Reloaded]本体の前面。電源を入れないとNuAns NEOとの違いはあまりありませんでしたが、一気にAndroidになりました


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NuAns NEO [Reloaded]の初期設定の一部


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NuAns NEO [Reloaded]のホーム画面と購入時のビルド番号

NuAns NEO [Reloaded]は、ディスプレイが約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)液晶(約428ppi)を搭載し、新たにパネルはシャープ製、画面を覆うガラスは旭硝子製「Dragontail Pro」(防指紋フッ素コーティング)を採用しています。サイズは約141.6×74.2×11.3mm、質量は約150gです。

NuAns NEOが約141×74.2×11.3mm、質量は約150gでしたのでほぼ同じで、デザインもほとんど変わらないため持った印象もほぼ変化なしといって良いんじゃないでしょうか。細かい点では本体上・下側面が新たにNuAns NEO [Reloaded]では滑り止めのようなザラザラした表面処理となっています。

またNuAns NEO [Reloaded]ではディスプレイの下中央に指紋センサーを搭載し、画面ロック解除時などで指紋認証を利用できるようになっています。指紋センサーはほぼフラットになっているので、ホームキーを兼ねているiPhoneシリーズやGalaxyシリーズ、FREETEL REIなど、窪んでいるHUAWEI P10シリーズやAQUOS Rなどともまた違った感じですが、同様にホームボタンとしての機能はあり、OFFにすることも可能です。

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NuAns NEO [Reloaded]を持ってみたところ。きちんとNuAns NEOで使っていたTWOTONEも装着できた


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右側面には音量上下キーおよび電源/スリープキーが配置


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左側面には何もなし


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上側面にも何もなし


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下側面には3.5mmイヤホンマイク端子(4極・CTIA)やUSB Type-C端子(USB 3.0・OTG・Quick Charge 3.0)、ストラップホール、外部スピーカーなどが配置


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上下側面のザラザラした表面がわかるだろうか

その他の仕様では32GB内蔵ストレージやソニー製の約1300万画素裏面照射型センサーのリアカメラ(28mm・F2.0)、ソニー製の約800万画素裏面照射型センサーのフロントカメラ(24mm・F2.2)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1(BLE対応)、位置情報取得(A-GPS)、NFC Type A/B、FMラジオ、3450mAhなど。

リアカメラは像面位相差オートフォーカス(PDAF)に対応し、フロントカメラもオートフォーカスに対応。センサー類は、加速度(3軸)およびジャイロ(3軸)、地磁気(3軸)、近接、環境光、ホールを搭載。対応周波数帯は以下の通り。

2G (Quad band)
3G (W-CDMA):1/3/5/6/8/9/19 42Mbps/5.76Mbps
4G LTE 1/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/26/28 Cat.4、最大150Mbps VoLTE対応

NuAns NEO [Reloaded]では購入後にすぐにソフトウェア更新をするように案内されているので、ひとまず、Wi-Fiに接続してアップデートしておきます。購入直後のビルド番号は「NuAns-NEO2-V13」でしたが、ソフトウェア更新をすると「NuAns-NEO2-V18」になりました。

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購入後にすぐにソフトウェア更新をするように案内状も入っていました


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購入直後のソフトウェア更新が完了!OSはAndroid 7.1.1(開発コード名:Nougat)で、Androidセキュリティパッチは2017年4月5日のもの


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起動直後のRAMと内蔵ストレージの状態

箱が複雑だったこともあり、少し長くなってしまいましたが、これにてNuAns NEO [Reloaded]の開封レポートを終わります。今後、もう少し使ってみておサイフケータイやらカメラやらのレビューをできればと思っています。



記事執筆:memn0ck


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