究極の勝率を誇るAIじゃんけんとは?楽天モバイルのキャンペーンに挑戦

楽天がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」( http://mobile.rakuten.co.jp )において店舗向けキャンペーンの一環として「絶対勝てない!? AIじゃんけんにEndless Challengeキャンペーン」を開催した。

通話SIM契約後、AIじゃんけんに勝利すると月額基本料が1年間無料もしくは割引となるキャンペーンで、契約当日であれば勝つまでエンドレスでチャレンジできるところに楽天モバイルのTV CMのテーマである「Endless Challenge」と掛けているようだ。

これまで4月より九州や東北、関西、東海などの一部店舗で行われ、8月には楽天モバイル 銀座店をはじめとする関東地区でも開催した。今回は「楽天技術研究所」が開発したAIじゃんけんと、AIじゃんけんを取材させて頂いた楽天モバイル銀座店を紹介したいと思う。

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AIじゃんけんというネーミングから、AIで相手が出す次の手を予想するシステムなのかと想像してしまうのだが、実際には備え付けのカメラが捉えた”手”の形からグー、チョキ、パーをAIが画像認識し、”高速”遅出しで勝つというもの。なお、ゲーム的に勝率を99.9%に設定しており、1000回に1回は勝てる可能性があるという。

このAIじゃんけんは、楽天グループの無料通話・メッセンジャーアプリ「Viber」の公式キャラクターである猿の「カシス」が務める。淡々と「あなたの負け」を連発するのだが、カシスが負けた場合も同じようなテンションで「あなたの勝ち」を告げるため、勝った場合も注意が必要なのだとか。

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実際にAIじゃんけんに何度かチャレンジしてみたがまったく勝てず。そこで後から出した手を変えるなど、姑息な方法を行ってみると画像認識ができずに再度じゃんけんをするハメに……。というわけで、こちら側は正攻法で挑むしかないという残念な結果となった。もちろん、勝敗判定はAIじゃんけん側が行うため、どんな姑息な手段を使ったとしても”負け”と判断されれば負けとなる。

なお、この機械を二子玉川にある楽天の本社のエントランスで見たことがあることを担当スタッフに告げたところ、同じものであることが分かった。楽天技術研究所が開発したこのシステムを、同じグループ会社の楽天モバイルが接客ツールとして使っているとのこと。

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モニターの上部に取り付けられているカメラは、マイクロソフトのゲームコンソール「Xbox One」用の「Kinect」だ。楽天技術研究所は、こうしたリアルタイム画像認識をさまざまな楽天のサービスに活かしていくのだという。

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楽天モバイル 銀座店は、東京メトロ・丸ノ内線銀座駅、JR線有楽町駅が最寄り駅。銀座ファイブの1Fにある。

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店内には楽天モバイルが取り扱うSIMフリースマートフォン(スマホ)の展示があり、入り口付近には夏のキャンペーン中の「HUAWEI P10 lite」や「HUAWEI P10」、「HUAWEI P10 Plus」が並ぶ。

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スマホだけではなく、楽天モバイルが取り扱うDJIのドローン「Mavic Pro」の展示もあった。

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少し入った壁面にはケースやUSBケーブル、イヤホンなどのアクセサリーが陳列されている。

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明るい雰囲気のカウンター、椅子は楽天のカラーで統一。

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店内奥には待合スペースとスマホの展示コーナーがある。

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その奥には身体の不自由な方のためのプライオリティーシートが用意されている。先ごろASUSTeK Computerが新製品を発表し、ますますSIMフリースマートフォン(スマホ)は盛り上がりを見せている。秋から冬にかけて発売される新製品に関して、楽天モバイルならではのスペシャルプライスにも期待したいところだ。



記事執筆:mi2_303


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