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AnkerからもUSB PDに対応した大容量バッテリーが遂に発売! |
モバイル周辺製品などを手がけるAnker(アンカー)が2017年8月14日(月)より最新の給電規格であるUSB PowerDelivery(以下、USB PD)に対応したモバイルバッテリー「[http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B06Y54R76L/kmax-22[Anker PowerCore+ 26800 PD]]」の販売を開始しました。
同製品はUSB PDを用いて最大30Wでの給電が可能となっており、バッテリー容量も26800mAhと非常に大容量となっています。希望小売価格は9,999円(税込)となっており、すでにAmazon.co.jpや一部の家電量販店などで購入が可能です。筆者もさっそく、同製品を入手しましたのでご紹介していきます。
化粧箱は過去にAnker製品を購入したことがある人であれば馴染み深いシンプルなデザインを採用しています。モバイルバッテリー本体のほか、USB Type-CケーブルとmicroUSBケーブル、30WまでのUSB PDに対応したACアダプター、さらに収納用のポーチが付属します。
バッテリー本体はザラザラとした金属筐体を採用しており、モバイルバッテリーにしては非常に高級感ある質感に仕上がっています。その一方で、非常に重要なバッテリー本体の重さは約580gと、こちらも重量級。
機能や質感は申し分ないのですが、その分、重量に関しては課題も残っているとも言えます。個人的には26800mAhもの大容量バッテリーを持ち歩くタイプの人では余り大きな問題にはならないかなと感じる程度の重さですが、それでもずっしりと重みを感じます。
出力端子はUSB端子2つとUSB Type-C端子1つの計3端子が配置されており、USB Type-C端子は入出力兼用となっています。USB Type-C端子は入出力共にUSB PDに対応しており、USB端子は両ポートともにAnker独自の充電技術「PowerIQ」に対応します。
USB Type-C(USB PD)端子の出力仕様は「5V-3A、9V-3A、15V-2A、20V-1.5A」、入力仕様は「5V/3A、9V/3A」となっており、最大30Wでの入出力が可能です。なお、残る2ポートのUSB(PowerIQ)端子の出力仕様は「5V/3A」となっています。
前述通り、付属するACアダプターもバッテリー本体と同様にUSB PD規格によって最大30Wまでの給電が可能となっており、バッテリー本体もこれを用いた急速充電が可能です。ゼロからの充電でもフル充電まで僅か4.5時間と26800mAhの容量を考えると非常に短時間で充電することが可能で、寝る前に充電を始めておけば充分翌朝には間に合う計算になります。
モバイルバッテリーと言えばスマートフォン(スマホ)やタブレットなどの小型機器を充電することが一般的です。しかしながら、Anker PowerCore+ 26800 PDは、これらの機器を充電することはもちろんのこと、近年のMacBookシリーズなどのUSB Type-C端子による給電・充電が可能なパソコン(PC)、さらにはNintendo Switchなどのゲーム機などと、増え続けているUSB PD対応機種も同時に充電することが可能であるため、外出が多い人にとっては非常に心強いバッテリーだと言えるでしょう。
筆者も今までは「モバイルバッテリーの残量はあるのにMacBookを充電できない」と言ったもどかしい気持ちをよく感じていたので、その問題を解決してくれる同製品の利便性は極めて良好だと感じています。
MacBookやNintendo SwitchなどのUSB PD対応製品をすでに持っている人はもちろん、将来的に対応機器を購入することを前提に事前投資としてUSB PD対応のモバイルバッテリーを使用すると言った考えがある人にも是非、おすすめしたい一品だと思いました。
Anker
記事執筆:雪華
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