FREETELブランドのスマホ事業はMAYA SYSTEMのもとで再建へ!新製品も近く投入

プラスワン・マーケティング(以下、POM)は9日、同社のスマートフォン(スマホ)などの携帯電話機器製造および販売を行う携帯端末製造販売事業および「FREETEL」ブランドをMAYA SYSTEMに譲渡したことをお知らせしています。

すでに昨年12月30日に同事業およびFREETELブランドをMAYA SYSTEMに譲渡することで合意していましたが、POMが民事再生手続中だったために東京地方裁判所によって事業譲渡の許可が必要となっていました。

無事に許可が出たようで1月10日(水)からはFREETELのスマホなどの携帯電話機器開発・製造・販売事業はMAYA SYSTEMのもとで行われることになりました。また現在、FREETELの公式Webサイトでは早くも「FREETEL NEW MODEL COMING SOON」とティザー画像が表示されており、近く新製品を投入することを示唆しています。

この度、2018年1月9日付けで、FREETELのスマートフォン事業が株式会社MAYA SYSTEMに事業譲渡されましたのでお知らせ致します。
2017年12月4日以降、販売・サポート業務の停止により、お客様には多大なご迷惑をお掛けしましたこと深くお詫び申し上げます。

2018年1月10日よりFREETELのスマートフォン事業は、株式会社MAYA SYSTEMのもと、今まで以上に多くのお客様に愛されるよう努めて参りますので、引き続きご愛顧いただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

POMは同じくFREETELブランドで展開していた仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービス事業(一部サービス除く)を分社化して昨年11月に楽天に売却しました。

その後、残った携帯端末製造販売事業および一部の携帯電話サービス事業にてFREETELブランドを継続していましたが、昨年12月4日に東京地方裁判所に再生手続開始の申立てを行い、事業の立て直しをめざしていました。

そして、当初より民事再生手続きのスポンサーとしてMAYA SYSTEMが名乗りを挙げているとしていましたが、最終的に事業譲渡をするほうが良いと判断され、昨年12月30日にPOMとMAYA SYSTEMの間で事業譲渡契約の合意が成立していました。

一方でPOMが民事再生手続き中だったため、東京地方裁判所にて事業譲渡許可が必要だったので、昨年12月30日時点では2018年1月9日を事業譲渡予定日とし、許可を待っていた状況でしたが、今回、正式に譲渡が決定したと案内されました。

楽天ではFREETELブランドの携帯電話サービス事業は楽天ブランドに移行していく計画ですので、今後はFREETELブランドはスマホなどの端末開発・製造・販売事業としてMAYA SYSTEMが行なっていくことになります。

なお、すでにFREETELの公式Webサイトの会社概要はMAYA SYSTEMとなっており、これまでMAYA SYSTEMが行なっていた海外向けモバイルWi-Fiルーター事業「Global Wi-Fi」( https://jetfi.jp )へのリンクもできています。その上で1月9日時点で「だれでもカケホーダイアプリ」のiOS 11対応版をリリースしており、サポートなども順次再開されるものと見られます。

記事執筆:memn0ck


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