シャープがauのAQUOSオーナー限定イベントを開催!

シャープは21日、auの「AQUOS」オーナー限定イベント「au × AQUOS Special Night」を開催した。イベントに招待された約30名のAQUOSオーナー、auの最新スマートフォン(スマホ)「AQUOS R compact SHV41」や「AQUOS sense SHV40」、そして「AQUOS R SHV39」の製品説明や開発担当者との座談会を楽しんだ。

シャープは昨年からこうしたユーザーとの交流イベントを盛んに行っており、今回のauのAQUOSオーナー向けのイベントに続いて、NTTドコモやソフトバンクのAQUOSオーナー向けのイベントも開催される。なお、NTTドコモおよびソフトバンク向けのオーナーイベントについてもすでに申し込みは終了している。

今回はAQUOSの製品担当者および開発者との交流がメインとなるau × AQUOS Special Nightをレポートしたいと思う。

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イベント開始の挨拶として、シャープIoT通信事業本部のパーソナル通信事業部長の小林繁氏が2017年のAQUOSスマホの実績を報告した。小林氏は「2017年はAQUOS Rというフラグシップのシリーズを立ち上げ、秋にはお求めやすいラインのAQUOS senseを提供し、これが好評をいただいている」と2017年は好調だったと話す。

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またMM総研による2017年の国内携帯電話出荷台数においてシャープが2位となり、さらにBCNのAndroidスマホの販売台数は1位となったことを報告。

小林氏は「au × AQUOS Special Nightを開催する理由は、お客様の生の声をお聞きしたい。本当に気になることがあったらなんでも言って下さい。良いことを言ったら喜びます、悪いことを言ったら頑張ります、それが私どもシャープにとっては重要だと思っています」とイベントの趣旨を説明した。こうした意見を参考にして製品開発・改良している点もあるとし、今後もこうした場を続けていきたいと語った。

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続いて、同パーソナル通信事業部 商品企画部長の高木健次氏が新製品についての説明を行った。まずは、AQUOS R compactの特徴はデザインだと話す。シャープが過去に投入していた3辺狭額縁デザインの「EDGEST」はコンパクトな本体一杯に画面が広がっているという特徴があったが、不満点も寄せられていたのだという。

その不満点である「角が角張って持ちにくい、インカメが下の方にある」などの意見を受けて、今回新たにデザインしたものが「EDGEST fit design」であると紹介された。

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高木氏は「狭額縁はそのままに画面の角まで丸みを持たせ、ボディーに沿った形にしています。下にあったフロントカメラを上に移動して画面の中にインカメラを付けています」とし、さらに「本体のデザインにあわせて画面を作り込んだものがEDGEST fit designです」と説明した。

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AQUOS R compactは、AQUOS Rシリーズの特徴である倍速120Hz駆動IGZOディスプレイや広い色域のリッチカラーテクノロジーに加えて、ディスプレイの個体差をひとつひとつ調整をし「AQUOS R compactは誰が見ても同じ画質が観られる」と紹介。

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フロントカメラのセルフィー(自撮り)機能は、画面内にカメラが来たことでそれを活かした視線ズレが少ない「アイキャッチセルフィー」機能を搭載している。さらに撮影前のタイムカウント時にカメラの周りにアニメーション表示が出るため、自然に目線が行くようになり視線ズレの少ないセルフィーが撮れると説明した。

続いて、AQUOS senseについて、多くの特徴の中からディスプレイについて説明を行った。高木氏は「ディスプレイは防水対応しており、濡れた手でも使えるのがAQUOSのディスプレイの特徴です」とし、さらに「水滴が付いた状態でも使えるのはAQUOSの特徴でこれはIGZOだからです」と話す。

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IGZOの特徴はディスプレイ自身のノイズが少ないため、水滴と指の差を見分けることができるので、それに合わせたチューニングをしているのだという。

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さらに2017年秋冬以降からアクセサリを拡充し、「ケースが少ない」という意見に応えていることを紹介した。

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続いてフォトグラファーの黒田智之氏による「AQUOSを使った撮り方講座」では、AQUOS R SHV39を使った撮影体験を行った。

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黒田氏は、スライドで表示した作品はどのようにして撮ったのか、そのタネを明かして参加者にその方法を伝授していた。

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AQUOSスマホの開発担当者との座談会では、製品の機能であったり、デザインであったりと開発の背景の説明が行われたほか、参加者からの質問に答えていた。

今回、冒頭ではAQUOSの新製品説明を積極的に行ってたが、オーナーとしてはお気に入りの機種を長く使いたいという思いもあるようで、興味深い話しを訊くことができた。

また、シャープ独自のエモパーがあったから購入したというオーナーがいる一方で、エモパーは電池を消費しそうなので使っていないと話すオーナーも。それをうけて、エモパーは各種センサー機能をコントロールする専用の制御チップを搭載しているので、GPSなどの機能など省電力に務めており、エモパーをオンにしてもバッテリーの持ちは大きく変化しないと説明していた。

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今回、auとのコラボレーションと言うことで会場内には「おもいで ケータイ再起動」コーナーも設置。古いケータイを復活させて思い出の写真を取り出してプリントするサービスが行われた。

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さらに、懐かしいシャープ製のau端末の一部が展示。携帯電話のデザインや機能の変遷や、”ケータイからスマホ”に移るときの使い勝手の引き継ぎを考慮した端末など、様々なモデルが出ていることがわかる展示だ。

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その他、シャープの歴史的展示として、国産第1号のテレビや世界初のオールトランジスタ電卓、シャープの名前の由来となった早川式操出鉛筆「シャープペンシル」を展示。

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また、ベルトに穴を開けずに好みの位置に調整できるベルトバックルも創業者の早川徳次氏の考案なのだという。

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液晶テレビAQUOS第1号機も今となっては貴重な存在だ。発売は2001年、テレビCMのキャッチコピー「ようこそ、液晶世紀へ」では、薄くて片手で持ち運べるテレビとしてブラウン管のテレビとの違いを演出していた。今でこそ薄型の液晶テレビは当たり前だが、当時は21世紀の新しいテレビとして登場したデザインも特徴的な製品である。

こうした展示物は、もちろん手で触れることはできないものの、通常はガラスケース越しでしか観ることができないため貴重な体験であった。参加者も担当者から製品の説明を聞き、感心している様子だった。

【au × AQUOS Special Nightダイジェスト映像】

動画リンク:https://youtu.be/qeTxfCjmCyE


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イベントの最後は、黒田氏が広角レンズを絶賛したAQUOS Rで記念撮影を行った。


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記事執筆:mi2_303


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