au向けにソニーの最新フラッグシップスマホ「Xperia XZ2」が登場!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は14日、都内にて『「au 2018 夏モデル」に関する説明会』を開催し、アスペクト比9:18の縦長な約5.7インチフルHD+(1080×2160ドット)TFT液晶「トリルミナスディスプレイ」を搭載したAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia XZ2(型番:SOV37)」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。

発売時期は2018年5月下旬以降を予定しており、発売に先立ってauショップなどの店頭や公式Webストア「au Online Shop」などにて2018年5月15日(火)10時より事前予約受付が実施される予定で、価格(税込)は本体代95,040円(分割3,960円/月×24回)、毎月割1,980円×24回(総額47,520円)で実質負担額47,520円(分割1,980円/月×24回)となる見込みだということです。

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Xperia XZ2 SOV37は海外では今年2月に発表されたソニーブランドの「Xperia」シリーズにおける最新フラッグシップスマホ「Xperia XZ2」のau版で、新たにデザインを刷新してアスペクト比9:18の縦長画面とデザインコンセプト「Ambient Flow」を採用したハイエンドモデルです。

日本ではすでにSoftBank向け「Xperia XZ2(型番:702SO)」が先行して発表されていますが、発売時期は同じ5月下旬となっています。またSoftBank版と同様にau版では日本向けにおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ・フルセグ(地上デジタルテレビ)に対応し、auでは携帯電話の最大通信速度が下り958Mbpsおよび上り112.5Mbpsで利用可能となっています。

新たに採用されたデザインコンセプトのAmbient Flowは、これまでの「Loop Surface」のような薄い板をイメージしたものから背面がドーム状に膨らんだ流れるような“液体”をイメージしており、背面パネルの素材も従来の金属ではなく、前面と同様に3Dラウンドガラス「Gorilla Glass 5」(Corning製)を用いています。

もちろん、防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)にも対応。側面は金属製で高級感のある仕上がりになっており、背面は美しいガラスと光の流れのおかげであらゆる角度から美しい反射と輝きを提供するとのこと。また背面パネルがガラスになったことで、ワイヤレス充電(Qi準拠)にも対応。

また従来は右側面に指紋センサー兼電源キーを搭載していましたが、新たに指紋センサーは背面のリアカメラの下に移動し、右側面は電源キーおよび音量上下キー、カメラキーが配置、下側面はUSB Type-C端子(USB 3.1 Gen 1)があり、3.5mmイヤホンマイク端子が省かれたため、有線でイヤホンを使う場合にはUSB Type-C端子から変換アダプターを使います。

バッテリー容量は3060mAhと海外版の3180mAhより少なく、これまでと同様にSmart Stamina 3.0やQnovo Adaptive ChargingやBattery Care、スタミナモード、USB給電に対応し、急速充電は「Quick Charge 3.0」や「USB PD」に対応。連続通話時間はVoLTEで約2250分、連続待受時間はFDD-LTE方式およびWiMAX 2+方式で約540時間、電池持ち時間は約105時間、充電時間は約170分。

機種Xperia XZ2Xperia XZ1Xperia XZsXperia XZXperia Z5
型番SO-03KSO-01KSO-03JSO-01JSO-01H
画面5.7型FHD+5.2型FHD5.2型FHD5.2型FHD5.2型FHD
大きさ153×72×11.1mm148×73×7.4mm146×72×8.1mm146×72×8.1mm146×72×7.3mm
重さ198g156g161g161g154g
外装3Dガラスアルミアルミアルミアルミ
SoCS845S835S820S820S810
RAM4GB4GB4GB3GB3GB
背面カメラ1900万画素
(1画素1.22μm)
2300万画素
(1画素1.12μm)
960fps撮影◯(FHD・HD)◯(HD)◯(HD)
3Dクリエイター◯(背面・前面)◯(背面)
前面カメラ500万画素1300万画素1300万画素1300万画素510万画素
電池容量3060mAh2700mAh2900mAh2900mAh2900mAh
無線充電
スマート
STAMINA
DVS
指紋認証背面右側面右側面右側面右側面
USBType-CType-CType-CType-Cmicro-B

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さらにカラーコンセプトも「Liquidity of light(光の透過)」とされ、SoftBank版にはないアッシュピンクもラインナップされ、海外版と同じくリキッドシルバーおよびリキッドブラック、ディープグリーンの合計4色展開となります。サイズは約153×72×11.1mm(最薄部6mm)、質量は約198g。

外観はこれまでと同じように前面は海外版と同じく画面の下に「SONY」ロゴ、背面下部に「Xperia」ロゴは同じですが、背面のXperiaロゴの下に型番「SOV37」、背面中央の指紋センサーの下に「au」ロゴが追加されており、非接触通信のマークもおサイフケータイのマークに変わっています。

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リアカメラはXperia XZsやXperia XZ1などと同じソニーが開発した1/2.3型(1画素1.22μm)の有効画素数約1920万画素メモリー積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」によるMotion Eyeカメラを背面に搭載し、新たにスマホでは世界初のHLG(Hybrid Log Gamma)フォーマットによる4K HDRムービー撮影に対応。

Motion Eyeカメラは先読み撮影「Predictive Capture」機能で被写体の動きを検出して自動的に最大4フレーム分の画像をバッファリングし、シャッターが押される直前の画像も記録することで決定的な瞬間を捉ることが可能。レンズも同じくF2.0で25mmのGレンズを採用しています。

トリプルセンシング技術や先読みハイブリッドオートフォーカス、ISO12800、5軸スタビライザー、BIONZ for mobileなどに対応し、最大960fpsスーパースローモーションは新たにフルHD(1920×1080ドット)での撮影に対応しました。フロントカメラはF2.2+広角23mmレンズと1/5型約500万画素積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobie」を搭載し、3Dクリエイターもリアカメラだけでなく、フロントカメラでも利用できるようになっています。

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引き続いてステレオスピーカーを搭載して音量はXperia史上最大

主な仕様は4GB内蔵メモリー(RAM)および64GB内蔵ストレージ(UFS)、microSDXCカードスロット(最大400GBまで)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)、nanoSIMカード(4FF)など。

サービス面ではGoogle CastやDLNA、Miracast、ハイレゾ音源、DSEE HX、LDAC、Clear Audio+、S-Forceフロントステレオスピーカー、ステレオ録音、PS4リモートプレイなどに対応し、新たにゲームや映像などでよりリアリティーのある体験ができるより大きな振動モーターによる「ダイナミックバイブレーションシステム(DVS)」にも対応しています。

なお、同社ではDVSによってゲームや映像などだけでなく、通常の通知においてもより大きく振動させることによって気づかない確率がほぼなくなるとしています。さらに外部スピーカーも改良され、音量はXperia史上最大とのことです。



記事執筆:memn0ck


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