画面にピタっと密着する曲面保護ガラス「DOME GLASS」が発売!

NTTドコモは16日、今夏に発売するスマートフォン(スマホ)およびタブレットと各種サービスを発表する「2018夏 新サービス・新商品発表会」を開催し、併設された展示会場にてドコモショップ専売となるディスプレイ保護用全面フルクリアガラスフィルム「DOME GLASS」シリーズの展示および施工実演を行いました。

同シリーズはNTTドコモが取り扱うスマホ12機種向けに発売され、価格はいずれも5,000円前後ですでに5月18日より販売が開始されています。現在販売されているアップルの「iPhone 8」シリーズや「iPhone X」、サムスン電子の「Galaxy S9」シリーズとともに、今後発売が予定されているソニーの「Xperia XZ2」シリーズやシャープの「AQUOS R2」といった最新機種にも対応する予定です。

今回はそんな曲面にぴったりとくっつくというガラス保護フィルムのDOME GLASSが発表会のタッチ&トライコーナーに展示されていましたので、その概要や仕組み、実際に貼ってある状態がどうなのかといったあたりをレポートしたいと思います。

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大切なスマホをキレイに保護しよう


■曲面ガラスに対応した高品質強化ガラス
本製品は以前より韓国で販売されていたもので、日本国内ではドコモショップでの専売品となります。ディスプレイ保護用のガラスフィルムは現在人気の保護フィルムでもあり、強化ガラスを用いた高い硬度や高い透明性が人気の理由となっています。

しかしながら、一般的なガラスフィルムの場合には昨今のスマホで多用される曲面ガラスのエッジのアール(曲がり)に対応しきれず、アールのない画面中央部分のみを保護する形となってしまうケースも多いため、画面周囲の操作時にガラスフィルムの段差に指が引っかかるなどの操作性の悪さが課題となっていました。

本製品では画面周囲のアールにも対応しており、こういった不満点の解消に成功しているのが大きなポイントです。

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Galaxy S9シリーズに貼ったところ。画面のアールにピッタリと合わせて作られている


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ガラスフィルムは強化ガラスでかなり曲げても割れない


■施工作業は全てドコモショップが行い手間いらず
画面への接着には専用の液体シリコンと器具が必要で、貼り付け作業はすべて購入時にドコモショップで行われるため、購入者の手を煩わせることはありません。液体シリコンは紫外線照射によって硬化し、粘着性の高いシリコン膜になります。

シリコン膜はガラスフィルム側にのみ強く接着されるようになっており、ガラスフィルムを剥がす際に画面側にシリコンが残らないようになっています。なお、一度剥がしたガラスフィルムは接着力は残っていますが、ホコリや気泡が入るため再使用しないように推奨しています。

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DOME GLASSの貼り付けに使用される器具。こちらはドコモショップに備えられている


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同梱される液体シリコンは機種ごとに容量が決められている


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貼り付け作業。まずはスマホの画面を清掃し油汚れやホコリを取り除く


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固定器具に液体シリコンのボトルを固定し画面へ垂らす


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DOME GLASSを器具の上に載せ、器具を傾けて液体シリコンをスマホの画面中央へ滑らせる


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液体シリコンが中央に来たらDOME GLASSを浮かせていた器具を抜き取りスマホ画面上にDOME GLASSを落とす


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すると液体シリコンが表面張力と毛細管現象によって画面全体に広がっていきDOME GLASSを密着させる


液体シリコンは前述のように紫外線照射によって硬化させますが、この紫外線ランプもドコモショップに専用のものが用意されます。硬化作業は2回行われ、それぞれ2~3分、合計5~6分で作業が完了します。作業全体でも通常は10分ほどで完了します。

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硬化作業1回目。トップ画像が2回目の硬化作業となる


液体シリコンは機種ごとに容量が決められており、また毛細管現象によって画面全体に広がるので機種本体から溢れて外観を汚してしまったり、隙間に詰まって壊してしまうといったようなことは起こらないとのこと。

液体で貼り付けられるだけあり施工後のディスプレイ面は非常に美しく、展示会場でのデモでもホコリによる保護フィルムの浮きや貼り付けミスによる汚れなどは一切ありませんでした。

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ガラスフィルムの周囲ピッタリで液体シリコンの拡大は止まるのでスピーカーの穴に入ったりすることもない


本製品は韓国では日本円で約1万円ほどになるとのことで、この製品を5,000円程度で提供できるのはとても価値が高いと説明員は語っていました。本製品の施工は端末購入時を強く推奨しているとのことなので、ドコモショップでスマホを購入するなら保護する手段として購入を検討してみるのも良いかもしれません。



記事執筆:秋吉 健


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