モトローラがMoto Mods対応の新スマホ「Moto Z3 Play」を発表!

Lenovo傘下のMotorola Mobilityは6日(現地時間)、拡張機能「Moto Mods」に対応した新しいアスペクト比9:18の約6.01インチフルHD+(1080×2160ドット)AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したAndroid 8.1(開発コード名:Oreo)採用スマートフォン(スマホ)「Moto Z3 Play(Moto Z Play 第3世代)」を発表しています。

日本でも発売された「Moto Z Play」や「Moto Z2 Play」の後継機種で新たに流行りの縦長画面を採用し、Moto Z2 Playよりも画面面積が13%向上し、さらにチップセット(SoC)の世代が新しくなってCPUがCortex-A53コアからKyro 260コアになったり、内蔵メモリー(RAM)がLPDDR3-1866(933MHz)からLPDDR4(1333MHz)になるなどの地味なスペックアップが行われています。

同日よりブラジルにて発売され、価格は2,299ブラジルレアル(約66,000円)となっているほか、グルーバル市場で今月より順次販売開始され、アメリカではSprintとUS Cellularから販売され、今夏にMotorola.comなどでバッテリー拡張Moto Mod「Moto Power Pack」付きが499ドル(約55,000円)で販売される予定となっています。

現時点では日本への投入については不明ですが、これまでにもMoto Z PlayやMoto Z2 Playが販売されているだけに日本での発売も期待されます。なお、本日、モトローラ・モビリティ・ジャパンが新製品発表会を実施する予定となっており、ここですでに発表されている「Moto G6」シリーズなどとともに何かしら明らかにされるかもしれません。

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Moto Z3 Playは、Moto Modsに対応した「Moto Z」シリーズの中で最上位の「Moto Z」の少し下のミッドレンジからミッドハイレンジのMoto Z Playシリーズの最新モデルです。第1世代のMoto Z Playから第2世代のMoto Z2 Playへは主に薄く軽くなって性能が向上されましたが、第3世代のMoto Z3 Playは流行りの縦長画面となりました。

ディスプレイを覆う強化ガラスは2.5D仕様の「Corning Gorilla Glass 3」を採用し、画面占有率は79%となっています。また背面も2.5D強化ガラスパネルとなり、側面などのフレームは6000シリーズのアルミニウムを採用し、引き続きナノコーティング(p2i)による防滴仕様に。本体カラーはDeep Indigoの1色のみ。サイズは約156.5×76.5×6.75mm、質量は約156g。

機種Moto Z3 PlayMoto Z2 PlayMoto Z Play
大きさ156.5×76.5×6.75mm156.2×76.2×5.99mm156.4×76.4×6.99mm
重さ156g145g165g
画面6.0型FHD+5.5型FHD5.5型FHD
SoCSnapdragon 636Snapdragon 626Snapdragon 625
CPU1.8GHz Kryo 260×82.2GHz Cortex-A53×82.0GHz Cortex-A53×8
GPUAdreno 509Adreno 506Adreno 506
電池容量3000mAh3000mAh3510mAh

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主な仕様はQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 636」(1.8GHz×8コア)および4GB RAM、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BEIDOU)、NFC Type A/B、USB Type-C端子(USB 3.1)、フロントスピーカー、マイク×4など。3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載のため、有線で利用する場合には付属のUSB Type-C変換ケーブルを利用します。

内蔵ストレージは32GBまたは64GBとなっており、外部ストレージはmicroSDXCカード(最大2TBまで)。なお、RAMおよび内蔵ストレージは投入する国・地域によって複数モデルが存在する模様。電池容量は3000mAhバッテリー(取外不可)で、急速充電「TurboPower charging」(15W)に対応。

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カメラは背面はF1.7レンズの約1200万画素デュアルピクセルセンサー(1画素1.4μm)と奥行き用の約500万画素センサーのリアカメラで、AI(人工知能)を活用したオートシーンモードやデュアルピクセルによる像面位相差オートフォーカス(PDAF)に対応するほか、色温度調整を行えるデュアルLEDライトやゼロシャッターラグなどに対応。また「Google Lens」の新バージョンにも対応。前面はF2.0レンズ(画角84°)の約800万画素フロントカメラ(1画素1.12μm)。

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指紋センサーはMoto Z PlayやMoto Z2 Payと異なって右側面に搭載され、センサー類は加速度センサーや環境光センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、電子コンパス、ウルトラソニックを搭載。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)で、アメリカ向けの対応周波数帯は以下の通り。

LTE: B1 (2100) B2 (1900) B3 (1800) B4 (1700/2100) B5 (850) B7 (2600) B8 (900) B12 (lower700 abc) B13 (upper700) B14 (700 PS) B17 (lower700 bc) B18 (Japan low850) B19 (Japan hi850) B20 (800 DD) B25 (1900+) B26 (850+) B28 (700 APT) B29 (lower700 de) B30 (2300) B38 (TD2600) B40 (TD2300) B41 (TD2500) B41 HPUE (TD2500) B66 (AWS3+4) B71 (600 US)
UMTS: B1 (2100) B2 (1900) B4 (1700/2100) B5 (850) B8 (900)
CDMA: BC0 (850) BC1 (1900) BC10 (850+)
GSM: B2 (1900) B3 (1800) B5 (850) B8 (900)

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記事執筆:memn0ck


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